植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

パッションフルーツを収穫、食べました

2019年08月24日 | 植物
昨夜の花火大会で、我が家は大いに盛り上がり、久しぶりに夜11時まで起きておりました。来客の皆さんにも喜んで貰って何よりでした。

本日はパッションフルーツであります。トケイソウ科で、おしべが時計の針に似ておりますね。(2019/7/3撮影)。この植物は若干受粉率が低いらしく、自家不親和性(自身の花粉では受粉せず、多品種の花粉を必要とする)がある品種が多いので、そのままにしておくとなかなか実が付かないようです。

ところが、偶然にもウチの屋上のプランターのパッションフルーツには、いつの間にか実が付いていたのです。これが割合短期間でこういう感じの果実になります。ちょっと青いトマトみたいです。数メートル先にトケイソウを育てているので、たまたま他家授粉出来たのか、この品種が自家受粉種であったのかは定かではありません。

これが2か月ほど経つと紫色に変化してまいります。で、ある日ポロリと落ちておりました。これで、あちゃー、途中で落果か、と諦めてはなりません。これが、収穫のサインだったりするのです。これはネットで知った知識です。そもそも私はパッションフルーツなんぞに興味がありませんでした。
20年ほど前、年に一度訪れていた石垣島。ここで現地在住の知人が、そこらに自生しているパッションフルーツをもいで、食べるよう渡してくれたのが出合い。ところがこれが、酸っぱくて全然美味しくなかった。以降は、まずい果物として見向きもしませんでした。マンゴーやパイナップルなど美味しい果物が山盛りの南の島ですからね。

加えて、トケイソウの仲間は、耐寒性が低く、大体5℃以上でないと冬越しが難しいことも避けてきた理由でありました。
ところが、偶然植えたトケイソウが、屋上のプランターでそのまま越冬し、春に芽を出したのです。株の上にこんもりともみ殻を厚く被せたのが少しはよかったかも。

で、見つけたパッションフルーツ、実はともかくかわいい花を咲かすので、つい買ってしまったのです。
そして収穫、といっても2個だけですが。表面がしわしわになるまで常温で追熟なさい、とありましたから、2週間待ちました。


そして、割ってみました。
ウーン、微妙

こんなやつだったか
で、恐る恐る口にしたところ、「酸っぱくない!」甘いのですよ。しかも独特の南方のフルーツらしい香りがばっと広がります。これは、ありですな
ヨーグルトにかけて他の人にも試食させたところ、なかなか好評でありました。
こうなると、今年の冬をどう乗り越えるか、重大なミッションがまた一つ増えました。
コメント
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