植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

勝負ごとに情は禁物

2019年08月07日 | 植物
ワタシの贔屓の巨人が、大失速しております。オールスター以降、5勝14敗であります。
故障者が相次いでいるのも、主軸が不振なのも、外国人助っ人が期待外れなのも原因ですが、それは、オールスター前も大して変わりません。

何故か。
それは、7月17日のヤクルト戦に遡ります。
それまで、7月の成績は10勝1敗と絶好調。この試合のスタメンになぜか不振を極めていた中島を起用いたしました。結果ノーヒット、試合は1点差の惜敗。

これが勝負の分水嶺でありました。勝負ごとに油断や同情は禁物です。明らかに力が衰え劣化して期待できない選手を使ったことで、勝ち運に見放されました。それ以降はたった3勝しかできていません。あの試合を落とした時に実に嫌な予感がしたのですが、それが現実になりました。

随分昔の話ですが、開幕間もないころ桑田が中日戦で危険球で退場しました。巨人は開幕からスタートダッシュし、この試合も大勝ムードであったのに、大逆転を喫し、結果優勝も逃しました。そういうターニングポイントというのは、人生であれ勝負事であれ存在します。

以前、ゴルフの石川遼君が、急に勝てなくなりました。あれは、東北の大地震の後です。その時彼は「今後の獲得賞金の全額を寄付する」と宣言しましたが、そのあと絶不調に陥りほとんど目立った成績を残せないまま長年苦しみ、今年やっと日本で優勝出来ました。プロゴルファーは勝負師、賞金の為に全力でプレーするものであります。復興の為にとは見上げた心がけでありますが、ゴルフにはよろしくない発想だと思いましたね。

麻雀でも、ツイて勝っているときに、人が切ったあたりハイを見逃すことがあります。すると途端に負け始めます。勝負の神は非情であります。ツキを自分で逃すような行いは、絵に描いたように勝負に見放されます。
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