すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【プレミアリーグ 23/24 第4節】ホームでチェルシーがまたやらかす ~チェルシー 0-1 ノッティンガム・フォレスト

2023-09-10 05:06:20 | イングランド・プレミアリーグ
手も足も出ないシャットアウト負け

 チェルシーは今季もやれやれなシーズンになりそうだ。

 場所はホームのスタンフォード・ブリッジ。しかもまったく怖さのないノッティンガム・フォレストに後半3分に先制され、あとは引かれて守られいいところなく0-1でシャットアウト負けだ。目を疑う惨状である。

 いまにしてみればチェルシーは、もっと強力なストライカーを獲るべきだった。

 この日は前線のFWニコラス・ジャクソンが大ブレーキになった。ここぞという決定的な場面で彼にボールが行くが、ごくカンタンな状況でも決められない。

 それにくらべ、途中から出てきたフォレストのFWアンソニー・エランガはすばらしかった。細かく正確なボールタッチとマーカーを欺くトリッキーな動き。

 なぜこの選手が控えにいるのか? と目をこすった。チェルシーはこういう選手をこそ獲るべきだったのに……。

エンソはいいが組み立て役で使え

 チェルシーで機能していたのはエンソ・フェルナンデスとラヒーム・スターリング、チアゴ・シウバだけだった。

 だがエンソを一列上げてシャドーで使ったのは失敗だ。それでは組み立て役がいなくなる。前節までは相方だったCMFモイセス・カイセドは見事に消えていた。

 確かにエンソは前線で鋭いスルーパスを出していた。だがチームの基盤になるビルドアップ役がいないのではお話にならない。

 チェルシーはストライカーとアシスト役の欠乏が深刻だ。

 昨季はあれだけ大金を使って選手を取ったのに、今季になれば足りない選手がいるとはいったいどういうことなんだろう。

 このチームは選手獲得という重要なコーディネートがまったくできていない。そこがまるでアウト・オブ・コントロールだ。

 この悲惨な集団を生き返らせる役目だとは、マウリシオ・ポチェッティーノも大役を仰せつかったものだ。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【第2次森保ジャパン】超本気... | トップ | 【国際親善試合】日本がドイ... »
最新の画像もっと見る

イングランド・プレミアリーグ」カテゴリの最新記事