すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【森保ジャパン】日本のジャーナリストのどうしようもなさ ~タジキスタン戦

2021-06-08 11:01:36 | サッカー日本代表
取材陣から意味不明のツッコミが

 なんでもタジキスタン戦の試合後の会見で森保監督に対し、日本のジャーナリストから「初の失点を食らった」「メンバーを入れ替えすぎて不利になった」のようなツッコミが入ったらしい。

 本当に日本のジャーナリストというのはどうしようもない。

 彼らは「予選で無失点」のような記録に過剰にこだわり、試合の内容で判断しようとしない。

 また森保監督は長期的視野に立ち、タジキスタン戦を新戦力のテストに使ったのだから、選手を入れ替えるのは当たり前だ。

 ところがそのメンツの入れ替えがジャーナリスト氏から見れば、「それによってタジキスタン戦での戦況がマイナスになった」という視点でしか捉えられないのだ。

 つまり将来の新戦力を発掘してチームを育てる、という長期戦略でなく、「そのせいでタジキスタン戦が有利になったか? 不利になったか?」という目の前の1試合のことしか頭にない。

 例えば元川さんのこのトンチンカンな記事みたいな例である。

 元川さんはタジキスタン戦で使った「新戦力」のデキが悪かった、こんなんで最終予選は大丈夫か? と言ってるわけだが……いままで使ったことがなかった「新戦力」を使ってみたら、鎌田大地と同レベルだった、なんてことがあるはずない。

 新戦力というのは、あくまでこれから育てるものだ。最終予選、あるいはカタールW杯本番に間に合えばそれでいいじゃないか?

 しかも特にスポーツ紙の記者あたりは、どーでもいい「無失点記録が敗れた」みたいなくだらない「記録主義」に異常にこだわる。

(彼らが記録主義にこだわるのは、記録は「見出し」になりやすく、売り上げにつながるからだ)

 まったくこの低級ジャーナリストありて、この日本の低レベルなサッカーあり、という構図である。

 日本のサッカーを育てるのは日本のジャーナリストだ。しっかりお願いしますよ、まったく。

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