すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【J1リーグ】横浜FMの猛攻に清水もよく反攻したが…… 〜第17節 横浜FM 2-1 清水

2021-06-02 05:58:22 | Jリーグ
たがいに撃ち合う好ゲームだった

 横浜F・マリノスはいつものハイライン・ハイプレスだ。

 やはり横浜FMの攻撃力はハンパない。前半4分でいきなり先制だ。

 早い得点でどうなることかと思ったが、その後、清水エスパルスも盛り返した。
 
 印象的だったのは、清水のパスワークがはっきりロジカルになった点だ。明らかにロティーナ効果だろう。

 その清水が前半41分にサイドチェンジを絡めたすばらしいゴールを決め同点。

 だが最終的には後半44分に、横浜FMのレオセアラが決勝弾を放ち試合が決まった。

 両チームとも、アグレッシブに攻め合った好ゲームだった。

横浜FM4-2-1-3、清水は守備時5-3-2で粘る

 横浜FMのフォーメーションは4-2-1-3だ。スタメンはGKが高丘陽平。最終ラインは右から小池龍太、チアゴ・マルチンス、畠中槙之輔、ティーラトンだ。

 2CMFは岩田智輝と渡辺皓太。トップ下はマルコス・ジュニオール。3トップは右からエウベル、オナイウ阿道、前田大然である。

 今日は喜田拓也と天野純の2CMFは控えだ。

 一方、清水は3-1-4-2、守備時5-3-2である。

清水がサイドチェンジを絡めて同点に

 前半4分。ティーラトンが前縦にスルーパスを出す。これ一発でライン裏に抜け出した前田大然が折り返し、エウベルがファーから右足で叩き込んだ。

 一方、清水は前半41分。左SBから右WGまで長くすばらしい対角線のサイドチェンジが入る。

 エウシーニョがボールを収めて右サイドをドリブルで疾走する。

 彼は右サイドの敵陣深くからクロスを入れ、ゴール前でチアゴ・サンタナがGKのセーブに遭いながらもこぼれ球を詰めた。すばらしい組み立てからの得点だ。

 清水のGK権田が奇跡的なセーブを連発し、均衡が保たれている。

横浜FM、エウベルがシュートも枠を外す

 後半2分。清水のカルリーニョス・ジュニオが中盤からドリブルで上がる。

 C・ジュニオはペナルティエリアの手前から右足でシュートを放つが、枠から外れる。

 一方、後半5分だ。横浜FMは右サイドの渡辺がスルーパスを出し、それに呼応しオナイウが抜け出す。

 彼はゴールライン際からヒールキックを入れた。

 それを受けたエウベルがペナルティエリア右からシュートを放つが、枠から外れた。

 この後も横浜FMの波状攻撃が続く。

横浜FM、後半44分にレオセアラが決勝弾を決める

 そして後半44分だった。

 途中出場の仲川が敵陣中央をドリブルで上がり、右へパス。最終的に途中出場の水沼にボールが渡る。

 彼は右サイドの敵陣深くからペナルティエリア右へ入り込み、右足で低いクロスを入れる。

 これに途中出場のレオセアラがゴール前で体を入れて押し込んだ。

 決勝点である。

 さて敗れはしたが、清水はめざすゲームモデルが目に見えて実現できるようになっている。

 シーズン後半の彼らの巻き返しが期待できそうだ。

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