工場長の製作日誌

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GMCから木曽林鉄をつくる その1

2015-02-21 08:42:53 | 今日の製作所


季節は次第に春に・・・とはいえまだまだ寒い日が続いています。(木曽町 白川氷柱群)


さて、最近木曽林鉄がマイブーム(既にこの言葉自体が流行ってない)なわけですが、こんなものを発掘しました。



ハセガワの1/72 GMCタンクローリーです。
かなり昔のキットですがいまだに生産されており、値段もお手頃。
・・・モールドなどは流石に古さを感じますけどね

このタンクローリーは2つの小さいタンクを背負っているのが特徴になっています。



こんな感じ。
・・・後部タンクの鏡面だけ別パーツになっているあたり
「おまえら継ぎ目処理なんてしねーだろ」
という設計者のアリガタい配慮がうかがえます(笑



このボンネット部も何かに使えそうですが、今回作成するのはこれ



木曽のタンク車。
木曽林鉄には山奥で使用される機関車をはじめ発動機に燃料を届けるためにタンク車がありました。
今でも赤沢や松原のスポーツ公園などで保存されています。
こちらもキットが発売されていますが、手持ち品で何とか作れないかなという事でチャレンジします。


本によれば、
・鏡面が楕円のもの(2000L積)
・鏡面が楕円のもの(1000L積)
・鏡面が円形のもの(1045L積)
があるとあります。
でも写真のようにもう1種類、四角い形のものもあるようですね。

2000L積のタイプの寸法は
L1700×W1600×H1000だそうです。

これをGMCのタンクと比べると

・・・だいぶ小さい!

というのが判明しました(笑)
恐らくGMCのキットが1/87ならちょうどいいサイズだったと思います(汗)

なので早速



長さと幅を詰めます。
・・・ここまで来ると他のを使った方が良い気がしないでもないですね。
GMCは貨物自動車でも大振りな方なので、もしかしたらドイツ車などにちょうど良いサイズの物があるかもしれません。

ちなみに台車は前作の客車と同じくアールクラフトの運材台車を流用するため、それに合わせて長さは実際より短くしています。





こんな感じで元より一回り小さく加工し、ちょうどいいサイズにしています。



そのままでは軽いので中にウエイトを・・・
ウエイトが無かったので中にランナー類(産廃w)を適当に突っ込んで重くしています。

・・・トコトンお金かける気無いね・・・

とはいえ、金属を中に入れて加工中に外れたりしてカラカラ言うのも嫌なので、まぁ悪くないんじゃないかなと思います。
※どの程度の重量にしたら良いかというのは考えていませんので、走らせてみないと何とも言えません




瞬着をゴテゴテに盛り上げ、金属ヤスリで整形するとこんな感じ。
ソレっぽくなってきました。



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