工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

林鉄ジオラマ その後

2021-12-27 21:17:49 | 日記
ということで、遠山林鉄の体験乗車の後は木沢小学校の体育館へ移動して寄贈式を
会の方が寄贈式の張り紙(手書き!)など用意して頂いていました。

(旧)木沢小学校は平成12年に廃校になった学校で、昭和7年築の木造校舎が地域活性化の拠点として現在も活用されています。



思ったより注目が集まり緊張しました・・・w



無事に走行。
パワーパックも一体になっているのでいつでも走行させることは可能ですが、
普段は管理者不在ですので走行展示はちょっと難しそうです。
・・・たまには行ってレールクリーニングも必要かナァ



ちょっと自慢のプレートも付いています(笑

ということで、拙作の遠山林鉄をモチーフにしたジオラマは木沢小学校体育館で展示されています。
(しばらくしたら校舎2階の林鉄コーナー(教室)へ移動するかもしれません)
遠山にお越しの際はぜひお立ち寄りください。



最後に木沢小学校の校長、たかねです。
(記事に写真が少ないのでw)

遠山森林鉄道の機関車が走った話

2021-12-26 19:42:30 | 日記


先週になりますが、12月18日の土曜日に飯田市南信濃で遠山森林鉄道の保存車の試乗会がありました。
・・・一般に公開しての乗車体験は初めてとのことです。

実は、私のジオラマを保存会に寄贈する寄贈式(!)に併催という形でした。
・・・たまたま職場の先輩に南アルプスで山岳活動をしている方がおり、コンペの話と(家も窮屈ですし)遠山で展示したいと話したところ、知合い経由で保存会に繋いでいただき実現したものです。
人の縁ってのは不思議だし大事ですねぇ。この場をお借りして感謝申し上げます。





朝の梨本停車場
いつもは車庫に収納されているDLが運材台車1+客車の編成で止まっていました。
最近まで板金で一部に錆止めが塗られていたと思いますが、美しく塗りなおされています。
窓枠がクリーム色なのが特徴ですかね。
長らく放置されていたものを、保存会の方がエンジンを載せ替えて2012年に復活させたものです。
元々三菱製にいすゞの索道か重機のエンジンを使用し、軸の径が異なり苦労されたそうです。

いよいよエンジン始動
保存会の方以外にも数名が参加しました。



客車に乗車
機関車と一緒に荒廃していた客車は朽ち果てていたためレプリカ
定光寺にあった台車に載せたものです。
・・・レプリカですが屋根の金具などは当時の客車のものが利用されているようです。
以前は椅子が無かったと思いますが、しっかり設置されていました。
色は・・・?です(笑





梨本には350mのレールが敷かれていて、3往復しました。
・・・行って帰って来れるものの、エンドレスではなく水滴型のような配線で、帰ってくると逆向きになってしまうのでバックで戻ってくる必要あり。





無事天候にも恵まれ、山側を走る姿は現役時を思わせます。



参加者全員を乗せるため3往復し、最後に側線に客車+台車を収納して運転会は終了しました。

走る姿を見るのは初めてですし、乗車できるとは思っていませんでしたので、非常に感謝です。
・・・自分の言動がきっかけでこんなことになるとは正直ビックリですw

機関車を格納して寄贈式を行う木沢小学校へ向かいます(続く

上田丸子のED2111 その3 (完成)

2021-12-04 14:39:59 | 今日の製作所


冬の休日
窓から日が良く射し込み暖かい部屋でのんびり過ごします。
・・・日射による色々の劣化が気になりますが(笑

さて、上田のED2111の下回り



モデモの古い江ノ電100の動力を活用します。
床下部分は黒で塗装。銀色が目立つ内部はグレーのマステで覆いました(勿論塗ってもOK)。これだけでかなり実感的になります。




連結器周りのスペースがほとんど無く、ちゃんと付くカプラーを探すのが一苦労。
アーノルド(ワールドのカプラー受け)、一方をKATO車間短縮カプラー(鉄コレカプラー受け短縮)としました。
・・・急曲線を2軸貨車を連結して通過するにはアーノルドが一番、と個人的には思っています。

カプラー周りも黒で塗装し、ウェザリングカラーで錆っぽくしておきました。







そして完成!
渋い感じに仕上がりました。
実車は上田丸子電鉄(丸子線)がS12年に導入したもので、シッカリした車体の割に電車並?の性能というなんだかアンバランスな機関車です。
途中、制御方式の改造によりED2111→ED2211に改番されており、これは同じ機関車です。
・・・どっちの方の名前が有名かというと、どっちもマイナーと思われますw
丸子線の車両はこのようにビミョーに改番されているのがいてややこしいです。





同時に銚子の701も完成。
こちらはまぁ説明不要と思います。仕掛品成仏の為の工作ですw
これもカプラーはアーノルド+KATOカプラー。
鉄コレなので簡単に交換可能ですが。

最近はウェザリングカラーとプレミアムトップコートを使用することで、安定的にきれいな仕上がりが実現できています。
でも、この仕上げも飽きてきた?ので、またこれから一段ステップアップしていきたいと思います。
・・・じゃあどうするか、来年の課題でしょうかね・・・