工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

相鉄風電車を作る2

2014-07-27 18:43:57 | 今日の製作所
梅雨明けした途端に暑くなり・・・



それでも山あいの集落には涼しい風が吹き渡ります。(飯田市上村)


さて、模型製作も気力がもたず思うように進みませんが・・・



先回と比べると角が取れています。
雨樋も削ってしまいました。

さて、前面をいかに似せるかですが・・・



こうなります。
ヘッドライトはGMの103系のパーツ、幌枠は金属キットの余り、テールライトは鉄コレの南海電車より。
旧型更新の3010はテールライトは丸型なのですが、こちらの方が相鉄っぽいかなと
ちなみに南海電車の前面は次回作に利用予定です。有効活用(笑



もう1両は幌付きに。
割と似てると思うのは私だけ??



屋根もツルツルにしたので、作り込みに入ります。

京都に行きました

2014-07-21 21:58:08 | 旅行
そうだ、京都行こう
といっても皆さんご想像の「京都」ではなくて、丹後です。



飯田から遥々400キロ近く、ジムニー号は下道で。。。
正直軽で下道で行く距離じゃないです(笑
途中仮眠を入れて12時間ほどかかります。
・・・googleの案内時間て絶対不可能ですよね。

ちなみに訪問したその日に舞鶴若狭自動車道が延伸、北陸道に接続してさらに便利になりましたので皆さんそちらをお勧めします(笑

丹後の定番といえば天橋立!なのですが生憎の曇り・・・しかも個人的にイマイチ・・・
なので早々に切り上げて丹後半島の伊根町へ。
ここは「舟屋」が有名なところです。





舟屋は建物の裏が海に面しており、ガレージのようになっていて船が入るようになっている建物です。
あまり「観光地」という雰囲気はしておらず、想像以上にいいところでした。


さて、今回一番の目的は与謝野町にある加悦SL広場



廃止された加悦鉄道の車両などが保存されています。



ココの目玉は2号機関車
日本の鉄道黎明期の機関車です。





同時期の客車も置かれています。どちらも本物なので凄いです。
2軸のとても小さいもので、通称「マッチ箱」
しかも車内にも立ち入れます。客車は今の車両と異なり、線路と垂直方向に小さな部屋に小分けされているコンパートメント構造です。
しかも座席は畳!(笑



明治時代の古典的な車両がいくつも置かれていてとても貴重です。
・・・ハブ3作らなきゃ



こちらはちょっと時代が新しい客車。
といっても明治期の客車を昭和10年に車体載替したものです。
・・・昭和10年に木造って・・・まぁ軽いほうが良かったのかもしれません。



車内は普通の客車?になっています。



除雪車の車内に入れるのはなかなか貴重です。
一段高いところに操作台があり、なんだかカッコいい!



こちらのディーゼルカーは片ボギー式。
模型製作に向けて取材(笑


お昼はSL広場横の喫茶店へ。



なんと電車改装のもの。
本物の東急と南海の電車を使っています。
・・・といっても東急の方は原形を留めない程に改造されていますが・・・



中に入ってびっくり、かなり本格的でオシャレな喫茶店でした。





SL広場の向かいにある道の駅から不釣り合いな3本の低めの煙突が見えました。
大江山にあったニッケル鉱山のものだそうです。
昭和15年~戦後間もなくまでの採掘らしく、よほど低品質で採算性が低かったのでしょう・・・
まあ、日本の鉱山てそういうもんだよね。。。

多くの外地の方が働いていたようで、慰霊碑など残っています。


大江山には鬼の伝説がありますが、彼らが見た鬼はどんな姿だったでしょう?
案外「鬼」なんてのはそんなものかもしれません。

諏訪訪問

2014-07-14 07:07:28 | 旅行
旧友と遊びに行く途中、諏訪で一時間ほど時間があったので、諏訪湖の南側をウロウロしてみました。

「諏訪」というと諏訪大社だとか片倉館だとかいろいろありますが、どれも諏訪湖の北側に位置しているので南側はあまり行く機会はないと思います。
・・・中央道は南側を通りますので、SAから見る「これぞ諏訪湖!」という眺めは南側から見ているのですけどね(笑

それでは南側は何があるのか?というと、特に何もありません(笑
穏やかな海岸通りみたいな広い湖畔道路が続いていました・・・
それでも、繁茂しすぎた水草「ヒシ」を刈り取るための船(むしろトラクターに近い)が岸辺を引っ掻き回していたり、港で漁協?のオジサン数十名が「万歳三唱」をしていたりと長野的な景観が広がります。



これが釜口水門。
一度見てみたかった天竜川の起点です。
諏訪湖にはたくさんの小川が流入しますが、湖から流れ出すのはここ一カ所だけです。
感想としては、非常にくさい!(笑
ココでは飯田あたりの清流はちょっと想像できません。


事務所横の公園で黒い物体を見つけて近づくと1台の機関車が置いてありました。
なんでも初代釜口水門(昭和11年竣工)の建設工事で使ったんだとか。



KATOとかかなと思ったのですが、プリマス製でした。初めて見ました。
プリマス?プリムス?どちらも使われる標記みたいですがどっちが一般的?
・・・ちなみに黒いナローのDLも初見。
派手な塗装が多いですよね。まぁ昔はみんな地味な塗装だったんだとは思いますが。



キャブは近代化されているようですが、最後はどこにいたんでしょうかね?




こんなのもありました。国鉄塗装のバス。



正面は草の無い時のお楽しみ(笑

カツミ 2軸客車

2014-07-10 22:41:57 | 今日の製作所
出動に備えて自宅待機の夜ですが、どうやら無事過ごせそう・・・
でも最南部はだいぶ降ったようなので心配ではあります。


さて、今晩はある人には懐かしく、ある人にはなんだコレというモノを



最近増備されたHOゲージ
HOは久しぶりです。カツミの客車とかキハ02とか
元々入門用で安かったのでしょうけど、今の目で見るとプラレールよりテキトーな作りだと思います(笑
まぁこういうのもいいよね。

すべてジャンクですので、弄り倒すにはちょうどいいかなと(笑
・・・中型客車ナハニはちょっと状態がよくもったいないのでしばらく保留
といってもこれ1両だけ持っていてもどうすることもできないので考え物ですけど・・・

今回一番の目当てはコレ



2軸の客車たち。
というより二枚窓のナハフが欲しくて、でも高かったので2軸しか手に入らなかった所です。
塗装が塗り替えられており、ハンダも剥がれている箇所があって改造には好適?

電車にしているのを他ブログ様でチラホラ見かけ、面白そうだなぁと思ったのが動機です。
こいつをニコイチにすればソレっぽくなるんじゃないかと思ったのですが、その場合、中型客車に比べ窓が一つ不足に・・・
どうせなら連接車にしたらどうか?とか、いろいろ考え(だけ)が浮かびます!

早速塗装を剥離!
最初シンナーで剥がしました・・・



しかしここまでしか剥がれない!
焼付塗装というモノはなかなか強固で、結局剥離剤を使用しました。



銀ピカに。
ちなみに塗装剥離剤は手に付くと非常に危険です。
・・・ゴム手しててもてがシワシワになってしまった。

よく見ると、先頭車の仕様が少し違いました。
1両は
・雨樋が真鍮線(中間車2両もこの仕様)
・テールライトが別部品
・ヘッドマークが付くようにか前面に引っ掛かりが付いている。
・前面部品が真鍮?
もう1両が
・雨樋がプレス
・テールライトもプレス
・前面も側面と同じようにめっきがしてある
という感じです。
詳しく分かりませんが、後者の方が後世代のモノだと思います。

ココで更に違いが・・・



窓のプレスが若干違う!
中間車を比べると、雨樋の形状は真鍮線なのに、プレス模様は雨どいがプレス表現になっている方に近いです。
・・・ニコイチにしたら絶対目立つよな・・・
という所で今回はココまで・・・



コイツを進めたいと思います。



相鉄風電車をつくる1

2014-07-04 19:19:04 | 今日の製作所
東京は火が付くほど熱いようですが、下伊那も暑く・・・



長閑な光景からは想像できませんが、なんでも先月の降雨量は観測史上最少だとか・・・
ひび割れた地面に一気に雨が降るとすぐ崩れるので心配です。


さて、先回紹介の通り相鉄風電車を作成中。
・・・実はこれ、よそのブログでチラッと写っていたものをヒントにしています。
フリーランスでアイデアもパクリってどうなのって感じですがご容赦願います(爆
中間車を作成していきます。



尻切れ状態の車体二つを、ちょうどBトレ風に切断し・・・



先頭車を真ん中で切断して接合して出来上がり。
真ん中で継ぐ必要は特にありませんが一番切断数が少なく残り資材も有効にできそうなので・・・
自由形なので紹介したところであまり意味ない?んでしょうが、中間車はこうやればできますってことで(笑



残り物はちゃんと取っておいてまた使いましょう。(押入れの肥やし



足りない二枚の前面ですが、せっかく作るのにテキトーなのはやっぱりなぁという事で、手持ちのジャンクから移設してきました。

自由形とはいえ「できる限り最高」を目指したいものです。