工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

下伊那だより2

2014-10-28 21:40:15 | 日記


いよいよ寒くなってきましたね。(平谷峠)
明日は阿南町で最低気温が-3℃だそうです・・・が未だに軽装期間中の我が職場。
・・・もっともワイシャツ一枚なのは私くらいですが(笑

最近は天気も良くウロウロするには最高です。



平谷根羽村境にある神社。
鳥居ってなんとなく好きです。

鳥居の数は信仰の数
朽ち果てた鳥居は・・・

単線架線柱に似てるかもって思うのは内緒で(笑



売木村の朝
朝靄って朝日が当たって初めて発生するんですね。
ちょっと考えれば当たり前ですが・・・山間部では東側斜面と西側斜面でかなりのタイムラグがあります。






下伊那の秋は「柿」
今年は豊作です。
「干す所が無くて困る」とは三穂のおじいさん。


ちょっと下伊那をはみ出して木曽へも行きました。




(大桑村阿寺渓谷)

山はすでに秋。
今週末には天竜川沿いの里にまで秋が駆け降りてくるはずです。






ワールド工芸 上田EB4111 その3 (完成)

2014-10-13 11:31:31 | 今日の製作所
嵐の前の静けさといいますか、伊那谷は夕方までは雨は無いようです。
一方で木曽谷では午後から雨のようで心配です。(長野県河川砂防情報ステーションより)



さて、B凸は屋根の加工。
余っていたキッチンさんのビューゲルを使う事にして、パンタ穴をランナー伸ばし棒+瞬着で埋めました。

もうちょっとディテールを追加したい気もしたのですが、スッキリしているのもいいかなと思い加工はこの程度に・・・
コテコテにディテールを追加しても楽しいキットだと思いますので次作るときは(笑
ホントは鐘を付けたかったんだけどね・・・



そんな感じで塗装へ。
今回は珍しく塗装中の写真を撮りましたw
このキットはキチッとパーツが合うので、部品ごとに塗って組み立てることが出来て楽です。
・・・これはもしかしたら「今時当たり前」なのかも(笑



この色も産業用っぽくていい!



プラの方は緑色にして、先回作った鉄コレ改造B凸に合わせました。グンゼの暗緑色が当社標準になりそうです。
ヘッドライトはボンネットに移設して変化をつけ、テールライトはそれぞれ位置を変えてみました。
・・・どちらにするか決めかねたのでどっちも採用ですw



カプラーの取付はキット付属の金具で行いますが、これは1両分しか含まれていないのでT車を作る場合には使えません。そこで2両ともこれを使わずに取り付けました。
床板に穴が開いていたので、ここにランナー伸ばし棒を突っ込んでナックルカプラーの穴に嵌めるとぴったり。
先を熱で潰せば簡単に取付できます。

ただし、ナックルカプラーは後ろからバネを当てないと勝手に開いてしまい、自動解放される場合があるのでこの方法はあんましお勧めしません・・・
何らかの方法で後ろから押してやる必要があります。


そんなわけで完成!



金属キットの方はほぼ素組です。ただパンタはGMの物を使いました。
赤いのか茶色いのかよく分からない色は混色で表現。



完成品と比べると白っぽいというかピンクっぽくなりました。
まぁ編成物ではないので好きな色に塗ればいいと思います。




プラキットの方はこんな感じに。
ちょっと違う雰囲気になったと思います。
完成して思ったのですが、KATOのチビ凸のような雰囲気があります。



先回の鉄コレ改造の物と比べるとかなり小ぶり。
入替用といったところでしょうか?
ナンバーは2と3。



ワールドさんのEB4111シリーズ。



我が家のB凸(他にもまだあると思うw)
無動力のEB4111はこれを機に引退するのでその記念に・・・
そうなると銚子デキ3もなんとか動かしたいです。


ワールド工芸 上田EB4111 その2

2014-10-05 21:28:03 | 今日の製作所


道中の雨
先を急ぐ者
諦めて留まる者
様々な人間が行き交った宿場町
(南木曽町 妻籠宿)




さて、ワールドさんのEBですが、周りを見ればチラホラと完成させている方が・・・
私はというとゆっくりのんびりやっています。



とりあえずぶっ壊した動力を復元。
ついでにT車の下回りも作りました。



バンダイのBトレ用台車の軸部分を切り出し、ちょうどのサイズに切り出した0.5ミリプラ板を二枚重ねにして貼っただけです。
やってみて分かったのですが、この台車は集電用の金属板で車輪の上部を固定する構造なので、この板もカットして再度接着が必要になります。
お陰で転がり性能が良いのでしょうが、加工には多少手間がかかります。


金属キットの方は素組です。



フレームはハンダで仕上げ、車体の一部は瞬着で組み立てています。
あとは塗装してフレームと上回りを合体、ドア横の手摺を取り付ければOK



動力も他から持ってきたモーターを使用して組立。
説明書の通りに組み立てれば調子よく走ります。



プラの方は皆さん組み立てられているようなので?こちらはアレンジを(笑





イメージチェンジを図っています。
解放テコはカトーのDF50用です。
もっと似合うのがあるのは間違いないのでしょうが「模型屋さんで適当な部品を物色」というのが容易ではないので手持ち部品を使用します。
・・・なんでこの部品持ってるんでしょうかね?笑


テールライトはどこへ持っていこう・・・むしろいらない??



下伊那だより

2014-10-04 22:45:24 | 日記


もうすっかり秋となってきました。(飯田市上村下栗)
ススキが遊休農地になびきます・・・


今日は泰阜村の最奥部を目指しました。

まずはその途中の不思議な祠をご紹介。
下條村粒良脇にあり、去年の今頃発見したものです。

一見すると田んぼの中の普通の祠なのですが・・・



屋根を木が突き抜けているっ!



横から見るとこんな感じで、後ろに松が生えています。




周りに堀があり、小さな太鼓橋もあったり、普通の祠様よりちょっと高規格ですが、なんでまた木と屋根を合体させたのかはよく分かりません(笑



ともかく、松は古来から神様が降りてくる木とされ、その下にある祠というのはアリガタイ物だと思います。
模型の参考などにいかが?(笑





今年は豊穣のようです。


さて、車は天竜川を渡り、万古隧道を通過。

大して交通量がある訳ではありませんが、このトンネルの先の住人からすれば欠かせないものでしょう。
この奥には万古渓谷、漆平野、栃城などの集落があります。



トンネルを越えるとこんな道。
普通に橋の高欄がぶっ壊れていますが放置されています・・・
こんな道を30分ほど進むとまさかの集落が・・・それが栃城です。



最奥部の集落、栃城(とんじろ)にある栩城神社。
読みは同じですが漢字は違います。
「栩」という見たことも無い漢字ですが、「とち」とも「くぬぎ」とも読む?謎です(笑

まだまだ山を登ります。





途中で舗装が終わり、ダートになってしまいました・・・
横に伸びる道?の上にはお宅があるそうです・・・なぜここに居を構えたのか・・・



林道から見下ろしたところ。真ん中あたりに栃城の集落があります(汗



もうすぐにでも崩れそうな切り立った斜面が続いていました。
・・・ただ、栃城より下の道の斜面の方が脆そうでした・・・




以上、とりとめのなさすぎる日記でした。