工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

下伊那南部紅葉狩り

2015-11-15 17:23:52 | 日記


下伊那の秋といえば柿。
至る所に吊るし柿を干す納屋があり、柿が満杯に吊られています。(飯田市中村)

なんとか日が出てくれたので紅葉を見にドライブしてきました。



唐笠付近の天竜川
天竜下りの船からはどんな紅葉が見えるのでしょうか?

・・・どこに行こうか悩んだ挙句、ふらっと金野駅へ向かいました。



泰阜村北部の金野集落から駅へ降りる道はこんな具合・・・
・・・こんなオーバーハングは廃道くらいでしか見た事が無いww

肝心なところにガードレールやミラーなどの近代的装備が無く、わりと危険です。
かなり狭く行き違いが困難なので、大型の乗用車や運転に不慣れな場合は行かない方が良いと思います。
・・・特に冬は止めましょう(そもそも閉鎖になるのかも?)

金野から駅までは思ったより距離があり、途中「よけ谷(漢字不明)」という集落を通過します。
天竜川に向かって降り切った所が駅



駅は飯田市になるようです。
・・・初めて知りました。



丁度列車が来たので駅の横の橋から撮影。
谷底はすでに日が差さず結構寒いです・・・



グラデーションのモミジは珍しいですね。
この木だけはちょうど見ごろでした。







金野集落をウロウロしてみましたがとてもいい所でした。



最後は対岸の下條村コスモスの湯で〆
400円で展望露天風呂です!


みなさん是非とも下伊那へ 笑
(特記以外は泰阜村金野にて)

3Dプリントの木曽モーターカーをつくる その1

2015-11-14 21:21:58 | 今日の製作所


もう高い所では紅葉も終わり、枯葉が目立つようになってきました。
11月も半ばです・・・

さて、机の引出しに暫く仕舞われていたキットに手を付けました。
・・・買ったのはスワップミート同窓会だったかな?



トーマモデルワークスさんのモーターカーです。
当工場では初の3Dプリント製品になります。
とりあえず洗浄してサフを吹いたものの、ギザギザでどうしょうも無く放置してしまいましたw
240番の粗い紙ヤスリでとにかく出来るだけキレイにしていきます。
・・・実際塗ってしまえば分からないのかもしれませんが、初めてなので心配。



細かい箇所があり、なかなか難しいですがチマチマやっていきたいと思います・・・




動力は指定の同社製「ころころ動力」
なんとボタン電池で動きます!机の上でも走るw
1時間余りの工作で完成。ハンダ不要ですが不安な方は適宜使用しても良いかと思います。



ボンゴモーターカーと並べてみる・・・がボンゴ君デカすぎ!笑

名古屋市電800形をつくる

2015-11-11 21:51:36 | 今日の製作所


名古屋市電にこういうカタチの電車があったというのはキットを見るまで知りませんでした・・・汗
でも作って行くにつれ不思議と愛着が湧くものです。



キットはマスターピースさんのもの。
車体はロストの前面を含めてわずかに7つの部品からなっています。
動力とパンタも同社製の物が指定になっています。
・・・が、手持ち品を使いたかったので鉄コレの物を使用しました。
動力は押さえの部品を少し削るだけでそのまま使用できます。

ロストパーツの合いは悪くないですが、私が苦手なせいか隙間が開くので瞬着で段差を埋めています。
・・・結局屋根の段差は目立ってしまいました・・・汗



例によっていきなり塗装。
このメーカーのキットは彫が深いのでHゴムの色挿しなども簡単です。
ただし、モールドが細いので正直塗らなくてもそれらしく見えると思います。



路面電子屋の特徴と云えば、車体にあれこれ書かれた標記類。
しかしコレのインレタが以外と無いんだな・・・
汎用品を探したのですが使えそうなものが無く、無いよりマシとGMの荒川線のステッカーを使いました。



ノリもそれほど目立たず、光にかざすと反射してバレますが思ったより良い感じです。
他にLJ社の名鉄インレタ、鉄コレ名古屋市電のステッカーを使用しています。
ヘッドライトレンズもLJ社の京急700キットの余りが丁度の大きさだったのではめ込みました。




名古屋市電800形は1956年登場。
新機構の「乗越カルダン」を使用した軽量・高速の経済車でした。

台車を隠すリブ付のボディーが如何にも初期の軽量車という雰囲気です。

登場時は相当な期待を背負っていたと思われる800形、こういう車両にありがちなトラブルや故障が頻発したようで、10年ほどで全車廃車となり「漁礁」として海没処分になったそうです・・・