工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

紙製小型ガソリンカーの製作4(1両目完)

2015-08-23 07:11:52 | 今日の製作所
引き続きペーパー工作・・・
といっても仕上げの塗装です。

色々調べてみたのですが、クハ1がいた頃の蒲原鉄道(S17~24年ごろ)の塗装は茶色一色。
しかし単色塗りは余り面白みがない・・・

ということで、
http://rail-100.la.coocan.jp/50lost/7910114.htm
こちらを参考に、茶色とクリームのツートンにしてみました。
・・・末期のハ2(←クハ1)は蒲原鉄道晩年の塗装である黄色+茶色ですが、経年により黄色が退色してクリームっぽくなっているようです。
・・・そういえば全廃の頃のモハ12もこんな色でした。



という訳で、クレオスのタンと艦底色で塗装。
これで我が家のフリーランス電鉄の電車の塗装とお揃いです。
標記はキッチンさんのインレタから拾っています。


最後に内装をちょっと追加



薄っぺらい紙を赤く塗り・・・



窓下に張り付けます。木工ボンドとか糊でOKでしょう。



簡易に背もたれを表現しました。



窓セルを貼るとセルが見えて微妙といえば微妙ですが・・・まぁこの辺でやめておきましょう(笑



ケント紙で作るガソリンカー、1両目はクハとして竣工しました。
まだ屋根を作る前の状態のがいくつかあるので、まだまだシリーズは続く?(笑




紙製小型ガソリンカーの製作3

2015-08-18 06:53:31 | 今日の製作所
工事再開の雨宮ガソ
コツコツ進めます。



車体は前回は茶色でしたが、一つ細かい1200番のグレーのサフで仕上げ。
灰色になり、ディテールがよりわかりやすくなっています。



床下は、車体と同じケント紙二枚重ねで製作。
単台車は鉄コレ第2弾の貨車を利用しました。
・・・エッチングのものもあったのですが、カトーのスポーク車輪を使いたいためプラ製としています。



床下機器もそれらしく取付け。
・・・結局クハとして整備することにしました。



クハなので、運転台側の連結器はダミーです。
テールライトと連結器まわりは鉄コレ北鉄キハのバケットから流用です。
解放テコは金属キットの余りもの。


続いて内装の製作。
最近電動車以外には内装も簡単ながら表現しています。
・・・ほとんど見えないのですが、「模型を作る」のが趣味ならある程度は作ろうかなと。
ミリタリーモデルの世界では、完成するとほぼ見えない(笑)エンジンや室内を表現する方もいらっしゃいます。
・・・見えないけれども、持った時のずっしり感と自己満足がいいんだそう。



用意するのはプラ板の端材と動力化で余った鉄コレの床板。
座席をちょうどのサイズに切り出し、茶色く塗ったプラ板に張り付ければOKです。
肘掛と運転台仕切りは筆塗りで塗装してみました。



これだけでも「作った」という満足感が得られます(笑
・・・あ、ヘッドライトにはモデモの江ノ電100の物を流用しました。
ステーは鉄コレのライトから切り出して接着。
銀河や鉄コレのものより一回り小さいです。



車体を被せるとこんな見え方。
赤い座席と運転台仕切りが良い感じになっています。

紙製小型ガソリンカーの製作2

2015-08-08 14:06:10 | 今日の製作所
ずいぶん間が開きました・・・汗

ブログを遡ってみれば作り始めたのは1月のようです。
こうして日記をつけると備忘録にもなりますね。



4両のうち1両の屋根を貼り付け
屋根はGMの新性能電車を唐竹割りして使用しました。
・・・雨宮製ガソリンカーの特徴である薄い屋根は整形が難しいです。





雨どいとシルヘッダーも紙を細く切り出して貼り付けています。
・・・曲がらないように慎重に。



ドア下の蹴込みも簡単に表現。


さて、このグループで最後まで残った(と思われる)蒲原鉄道のハ2について調べていたところ、入線時はクハ1を名乗り制御車だったとのこと。
2軸のクハってかなり珍しいのでは?
・・・2軸ガソ改造クハ・・・かなり興味ありますw

この車両が気動車になるか客車になるか制御車になるか・・・私もまだわかりません(笑