工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

猫屋線を見る(レビュー)

2016-11-30 20:01:24 | 今日の製作所


ナローファンとご新規さん?が不安と期待を寄せた猫屋線
いよいよ流通となりました。

当製作所も予約分を入手。
とりあえず見たことを書いてみます。



鉄コレ定番?のダミー線路
不規則な枕木など軽便らしく作られておりなかなか楽しいです。





車体の仕上がりはこんな具合
・・・例によって個体差があると思いますが(汗

パッと見た感じは「鉄コレ第1弾」というよりはあの「街の風物詩」の路面電車シリーズに近い印象を受けました。
・・・たぶんサイズの問題だと思います。
あとちょっと驚いたのがバス窓客車のサッシが無塗装であること。
個人的には印刷が乱れているよりは嬉しいのですが・・・気になる方は車体色か銀色で塗ってみましょう!

台車は新規のもの。キハにはエンジンの表現がありますが、想像していたよりアッサリ。
・・・こちらも気になる方は替えて下さいという事かな。





車体内部はこんな具合
キハの一体成型の窓ガラスパーツはカッチリ嵌っていて外すのに苦労しそうです・・・汗
そして、何故か客車だけ屋根が車体と別パーツ!なんか不思議w





キハの床板は動力の関係でN用パーツ+スペーサーという構成ですが、客車は新規作成のもの。
客車の床板にアーチバーが付けられるような穴が開いているのが気になるところです!


このシリースで物議を醸している?のが1/80という縮尺
ナローでは1/87が現在主流なのでどうなのかというところですが、



手持ちの津川の西大寺と並べるとこんな感じ。
なんというかまぁアリなのでは?
津川のはデカいというのはまぁその通りですがw

ちなみに私の自由形(1/87を想定)と繋げると



想像通りやや大ぶりになりました。
同じような車格を連結した場合、幅・高さ共に差が出るとやはり気にはなりますね。

個人の意見ですが
・単品なら問題ない
・新規参入者にはモチロン問題ない
・大きい方が工作し易い
という事であまり気にする必要はないのかなと。

それよりほぼ無加工で遊べるナローモデルの登場は相当のインパクト。
今後に期待したいところです。

大B客車をつくる その2

2016-11-18 06:26:22 | 今日の製作所


色々な場所を転々としまして、製作所の作業はしばらく停止していました。
風来坊もかっこいいなと思っていたのですが、やはり「根拠地」は大事だなと。



さて、しばらくぶりの工作
腰部分に使うエバーグリーンの筋目板が余るので普通サイズのB客も作ることにしました。
大B同様の工作で窓を作製。



窓部分に続いて腰板
先述のとおりエバーグリーンの筋目板(0.75ミリ間隔)を下に接着
・・・これは職員用室の仕切り付きの大Bで、台枠部分が露出しない珍しい構造になっています。



一般的な車両は腰板の下部に台枠が見えますので、2ミリ×1ミリの角棒で表現しました。
羽目板を押さえる角棒?は0.3ミリのプラシートを細く切り、切断面が見える様に貼ることで0.3ミリの帯状に見せています。

上の方に見えるのは岩崎レール製の鋼製B型客車



こちらは工法が全く異なり、いさみやの紙をクラフトロボで切り出して作成しています。
試作的意味合いが強いもので、切り出して暫くほったらかしだったのですが勿体ないのでこれを機にw
結果ですが、私が人力で切り出すのに比べると角が若干甘いですが模型としては十分です。何より楽チン。

屋根やシルヘッダーはプラ材を使用しています。