工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

最近のいろいろ

2014-06-28 20:55:56 | 今日の製作所
私の住む市の最奥部の集落、さらに奥から湧いて出る水が育む小さな棚田
ため池にはかわいい影が・・・



去年の台風で破壊されてしまったようですが無事復旧され、穏やかさが帰ってきました。


最近ネットで入手した山形交通の単車



組みかけジャンク品でかなりアレだったのでとりあえず組み立てなおしてみました。



いったんバラバラに・・・
思いのほか簡単に外れました。

マスターピースのこのキット、側面前面がそれぞれコの字状になっており、それを上で重ねて組み立てる方式なのですが、なかなか無理のある設計かと・・・
まぁかなり古いので仕方ないのでしょうか?
屋根も真鍮板を曲げて半田を盛って作るような方式でかなり難しそうです。



万力などでまっすぐに直して組立て直し。
結局前面は下部のスペーサー?を固定した後、上部の前後を繋いでいる部分は取っ払っています。



なんとか箱にできました。
側面についている台車枠も不自然なので撤去しました。
もともとKATOのチビ客車の動力を使う物なのでかなり過大。まぁいいのがなければボギー化してしまおうと思います。
屋根はどうしようかな・・・でもダブルルーフなのでパーツを使わないとちょっと難しいかもしれません。

・・・123系以降レストア的なヤツにはまっています(笑



製作が止まっているアールクラフトの単車たちと並べてみるとちょうどいい大きさです。
これらはみなチビ客車の動力などを流用する形で設計されているので、実車と比べるとかなり大ぶり(特に幅)で、なんだかおかしさもあります。
しかしながら、これだけで遊ぶ分には好ましい大きさで好きです。
・・・だったら早く完成させよう(笑
いつの日かこいつ等の似合うジオラマも欲しいものです。



さて、もう1題
「通勤電車」が欲しいなと思い、以前から色がお気に入りの関東某私鉄の電車を作ろうかなと思いまして。
でも10両とかとてもじゃないけど作る気力は無く、4両編成くらいがいいかなと
そしたらもう自由形でいいじゃないかと思ったわけです。
もうマイクロから製品化されていてそのものを作る意味もあまり感じませんし。

タネはGMの小田急1800
実はヨソ様のブログの写真にチラッと写っていたののまんまパクリです(笑
フリーランスでアイデアもよそからってどうなのって思いますが・・・

このタネ車が意外と見つからず・・・
とぼやいたらすぐ「有りますよ」と提供してくださる方が・・・!



オマケまで付けていただいてありがとうござました!
使うのはこの4両。中間に組み込む2両は側面の関係でちょっと後回し。


さっそく前面を試験施工してみました。



ライト類を削って角を丸く・・・こうしてみると没個性的な表情ですね。



はたして「らしく」なるかな・・・?

ここで思い出しましたが、ダイカストのオモチャで国鉄103系を私鉄の塗装にして売っていたものがありましたね。あれより似せたいと思います(笑

東京へ行ってきた

2014-06-24 20:09:53 | 今日の製作所
最近まったく模型生活できていません。。。泣
かといってウロウロしている訳でもなく・・・


なにはともあれ東京へ行く機会があり欲しかった諸々を入手。



正直これが一番欲しかったものですね(笑
先端だけ使う予定です。



こんなものもゲット
どちらもKATO製。0系はKATOのモノは屋根が別パーツになっており利用しやすいと判断
・・・したのですが、スリット間隔が作りたい車両と全然違うのに気が付く・・・

クモハ83はまさか鉄コレで出るまいと踏んでいますが如何に!?


しかしながら、無性に作りたいヤツが・・・



悩むところです。



オマケ



かなり高頻度で見かける珍車。
デビュー時は単行で走り回ってくれるものと思っていたのですがちょっとガッカリです。

自由形電機2題 その3

2014-06-10 19:37:34 | 今日の製作所
関東は豪雨だそうですが・・・こちらはあまり雨が降っていません。
なんでかね??

さて、自由形凸電はぶっちゃけあまり進んでませんが・・・



とりあえず新設した窓の窓枠を追加
0.25ミリのプラ板を一段奥まったところに貼って表現しました。
台枠に露出した柱?も適当に再現。

ランボードはそのままだと分厚いのでヤスリで薄くしました。

そしてサフを吹く



真っ白に!
小型車はなんでだか毎回キレイに仕上がります。



エンドビームはこんな感じに仕上げました。
とてものっぺりした印象に・・・


さて、ここでリベット
・・・が表現できない!(笑
当初構想では某社のレタリベットを使う予定でしたが・・・これが全くつかえねぇ!
いや、前も使ったことあるんですが正直苦労の割に微妙・・・
凹表現にしてみようかな・・・とも思ったのですが、EC40とかリベット殆ど無いしまぁいっかなと(笑

まぁ、いずれにしてもリベット表現は今後の課題でしょうね。



代わり?に元のボンネットに付いていた蓋を片側に取り付けてみました。
左右で印象が違うのってなんかいいですよね?
・・・でも各ボンネットに1箇所しかスリットが無いんじゃあんま意味ないね・・・

来週は箱型電機用のパーツを確保したいです。

生田のバス停

2014-06-06 21:42:55 | 日記
久しぶりに早く帰れたので先週の日記を・・・
梅雨入り前の夏のような様子です。

松川町の天竜川の東岸(竜東)の旧生田村エリア
それを貫くように走る県道松川大鹿線
その名の通り大鹿村へ続く道
・・・なのですが、途中土砂崩れにより昨年より「当面の間」通行止め。大鹿村へはいけません。
大鹿村へ行くには、「酷道」152号線を除いてはこの道と、松川インター大鹿線の2本しかないのに・・・
もっとも「インター」が付く方の道がメインルートなのですけどね(笑


生田地域は標高の割に山がち(というか山しかない)で、その割に奥まで集落が点在していてお気に入りの風景がたくさんあります。
そんな中から小さなバス停をご紹介。




まずは「隧道口」バス停。
隧道(ずいどう)=トンネル ですが、これはあまり定着してない日本語ですね・・・
何も調べずテキトーに書きますが、近代以前はトンネルの事は「洞門」なんて呼んでいたと思いますので、明治時代に生まれた日本語かと思いますが、多分死語になる以前に一般化しなかったんじゃないかなと・・・
ちなみに近代以前は「人が通るトンネル」ってのは殆ど無くて、水を通すための「水路トンネル」が殆どです。

まぁそんなのどうでも良くて、このバス停も「ずいどう口」とひらがな標記になっています。



まさかこんな所に座って待っている人はいないと思いますが・・・なんともいい雰囲気の待合室



そして、道を登ってきて左カーブの途中に飛び込んでくるこのロケーションが最高です。

・・・おニューのカメラ、影が完全に黒潰れしちゃうのが欠点ですね・・・まぁそれを活かせばいいんでしょうけど。
やっぱり一眼の方が強いですね←持ってるんだし使え

右に分岐した道の先にはバス停名の由来だろう「隧道」が影に潜んでいます。



その名も「柄山隧道」
なんでも昭和ヒトケタ代に素掘り隧道として既に存在していたようです。
この奥には小さな集落があり、このバス停が門、トンネルが玄関への道といった具合でしょうか?


県道は更に山を登り、一番てっぺんの「峠」集落から転がり落ちるように降りると大鹿村。
ちなみに降り切ったあたりで土砂崩れが発生しており、現在峠にバリケードがありそれより先は通行止。。。

その峠にある終点のバス停ではバスが出迎えます。



バスは詳しくないのですが「バス窓」が年代を物語っています。



ウインカーがおしゃれです。



休日運休のバス停。
このバスはもはや毎日が休日なのでしょう・・・


以上、名前も風景もお気に入りのバス停でした。