工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

上田丸子の木造電車を作る その3

2018-06-18 07:11:30 | 今日の製作所


(飯田市三穂)

久しぶり三穂をお散歩してきましたが、やっぱりなんだかホッとします。



さて、上田の木造車の続き



車体真ん中に2ミリ厚の板を渡し、M2のネジとナットで床板を固定できるようにしました。
・・・1点ではやや不安がありますが、この程度の小型車両なら恐らく大丈夫でしょう。




窓の保護棒と扉の取手には0.3ミリ真鍮線。この大味な模型にはちょっと細いカモ。
・・・保護棒の脚にはボナのN用の割ピンを使用し、瞬着止めしています。





ランボードもプラの端材など使いそれらしく。
T型ガラベンは手持ちに良い物が無かったので、GM客車キットの床板と屋根のランナーに付属しているガラベンを整形してそれらしい物を作っています。
・・・この手の車両についている小型のモノは大きさはこんなもんだと思います。



パンタ脇のランボードはプラストラクトのチャンネル材を写真のように加工。
・・・手間なので金属で作った方がいい気がしますw




・・・つづく

上田丸子の木造電車を作る その2

2018-06-04 06:33:41 | 今日の製作所
ボディーが出来てきた丸子線、床板の製作にかかります。





当初はトラムウェイの動力ユニットを使おうかなと思っていたのですが、台車のWBが実物より小さかったり、
延長改造が必要だったりと結構手間がかかりそうなので断念。
定番?の木製床板+日光台車+パワトラという構成になりました。

手元にあったヤマ模型のほぼピッタリ床板のT車用が10㎝ほど余っていたのでコレを使用w
・・・厚3mmの板なら何でもいいと思います。

動力部分は丁寧な工作をするのなら矩形に抜くのですが今回は全く板はナシ(笑
床板の上に通した2mm角棒と下に貼る台枠表現の鋼材で強度を稼いでます。

台車はそれぞれ専用の部材を使って取り付けます。
・・・パワトラのは製品に付属、T台車のは確か別売りだったと思う。
※すべてデッドストック品なので記憶はあいまい(汗


扉部分は車体が厚くなっているので床板の当たる部分を若干削って車体を被せる・・・



車体を作って床板を付けて・・・自作の模型はこの初めてレールに載せる所が好きだったりします。



木造車の特徴のトラス棒
KATOのレールに0.8ミリの帯材、Φ0.6ミリの真鍮線をハンダ付けしてそれらしい物を作りました。





もう一つの特徴、前面に飛出した端梁。
・・・木造車はこれが一番カッコいいと思う。
これは1ミリのプラ材を組み合わせて作製、カプラーと一緒にネジ止めで床板に付ける構造としました。




床下機器は日光の旧国用・・・この電車には大分オーバースペックw
ですが、ウエイトも兼ねてそれらしくゴム系接着剤で取り付けました。

だいぶ電車らしくなってきました。細部のディテールに入ります。
・・・その前に、床板と車体の固定法を考えなくてはw