工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

近鉄ナローを見る

2019-05-13 06:56:40 | 旅行


初夏の北勢線、内部八王子線を訪ねました。



麦畑の脇を終点阿下喜へ向かう電車
・・・派手な黄色の電車は緑に映えます。



ちょうど連接車も走っていました。



沿線は田植えもほぼ終わり、一番好きな季節でした。




あすなろうは大きな楠のある赤堀駅へ



とても小さな駅舎は最近塗り直されたようでした。
現役の駅で一番好きな駅です。



内部駅は駅前の民家が取り壊されていて更地に
・・・何か整備されるのでしょうか?



かつて海軍士官の住宅があったようでこんなものが・・・
今まで民家のブロック塀があり気づきませんでした。

小金井のクモエ21001

2019-05-06 18:00:04 | 旅行


最近綺麗になったという事なので寄り道して来ました。
どうやら2017年末ごろに再塗装されたようで、ブドー色2号より赤茶色っぽい色になっています。



小金井(東京じゃない方)の日酸公園に保存されているクモエ21001
30系国電の貴重な生き残りで、リニア鉄道館と幡生工場に仲間がいるのみです。
・・・幡生のヤツは大丈夫かナァ・・・
こちらは仙台時代に前面も改造されており、原型に近いのは幡生工場の個体だけなんですが・・・

また事業用車が保存されているというのもとても興味深い事ですね。
なぜこれを抜擢したのでしょうか?



こんな感じで解説板も設置されています。



反対側の前面は非貫通。西日に照らされて改造の跡が見て取れます。
Hゴム・窓ガラスが外れた部分もアクリル板?で補修されていて程度はとても良好です。
・・・ゴムが無いので更に変な顔?ではありますが(汗



全体が屋根付きのホームに収まっており、反対側の床下は見ることが出来ません。





そうは言っても貴重な17m国電の現物
床下などじっくり拝見いたしました。

トラック野郎(電車)完成

2019-05-03 09:13:29 | 今日の製作所


いよいよ平成も終わり、令和がやってきました。
・・・昭和は遠くなりにけり

さて、手持ちの余りパーツから作製しているクモルっぽいもの
一気に仕上げました。



72系全金車の有蓋部分は所定のサイズにカット、前後には17m国電のパーツを取り付けます。
・・・背面はクモル改造パーツそのまま、前面のオデコ部分はクモニ13、ウインドヘッダより下はクモルがクモハ11200、クルは伊豆箱根用のパーツを採用しました。



側面はリベットが無かったり色々アレですが、とりあえずウインドシルヘッダを帯材で表現しただけです。
・・・まぁタイプなので。茶色一色なので前面との窓の高さの差も完全無視していますw

屋上は今回ちょっとこだわってみました。
・・・他に細工する箇所が余り無い訳でw
配管はランナー伸ばし棒を使っています。





この車両の一番楽しい所?の積み荷もテキトウに手持ちの部品から。
鉄コレの車輪とジャンクのパンタ、キット付属の通箱です。
・・・このほかにもクーラーなどがあれば載せてもいいと思います。

車輪はウマにプラ角材を接着、ピポット部をカット。
通箱の底はピンの跡が目立つのでプラ板を貼っています。




そんなわけで塗装!
窓が接着できなくなるので有蓋部は後で載せる事にして別々に塗装します。
車体はGM2番、屋根はジャーマングレーです。



荷台部は床板をモリタのとび色、アオリ戸部分はグレーで塗りました。
積み荷もそれぞれ塗装。

車輪とパンタ以外はクレオスのウェザリングカラーのマルチブラックでウォッシング。
・・・この色は茶色にとても似合うのでおススメです。一気に渋くなります。

最後に艶消しのトップコートを吹付けて仕上げておきました。



積み荷は木工ボンドを少量付けて接着。



前面の配管や雨樋、オデコに別パーツを使っている関係で通っていないのですが、まぁ目立たないので良しとします(汗
これに近い形態の車両が無いので、ナンバーは実在しない番号を振っておきました。
ヘッドライトステー、テールライトは銀河パーツ、ヘッドライト本体はGMキットのライト本体のレンズ部をピンバイスで抉り、100均のクリアレジンでレンズ表現としています(ステーだけ余っていた為w





動力はありませんが、今ならワールドや鉄コレ動力を使って比較的容易に動力化も可能でしょう。
キットも再版された事ですし、みなさんお一つ挑戦されては如何でしょう?