工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

王滝林鉄フェス

2023-10-10 19:29:01 | 日記


普段ノートPCでブログの更新を行っているのですが、最近いちいち仕舞う環境になってしまい、
そうなるとわざわざPCを引っ張り出してきて更新…となりなかなか更新できていませんが生きてます(言い訳w)

さて、久しぶりに開催された王滝村松原スポーツ公園の林鉄まつりに行ってきました。
実に6年ぶりの開催だそうです・・・

行ってみると大盛況で、運行区間が短いわりにカメラマン多数wで撮影は諦めて雰囲気を味わって帰途に着きましたw





久しぶりの運材列車
やはり1/1はいいものですね。



モーターカーも展示されていました。



こちらは7t機。会場では3DP製のキットが販売されていたので試しに買ってみました。
いずれ製作記も上げたいと思います。



普段は線路だけの風景も、この日限りの賑わい。
出来れば以前のように山際の線路も走行させていただきたいものです。

木曽 常盤橋わきのトンネル

2022-03-21 13:41:28 | 日記


雪も解け、木の芽も膨らんできました。
…まぁ春分の日ですもんね。

木曽も雪がかなり解け、山肌が露わに・・・
この時期は山の中の廃道や廃線がとても見つけやすいですw



王滝へ向かう県道の途中、三岳の道の駅を過ぎて山が迫る場所に現れる常盤橋
渓谷に架かる朱色のアーチが非常に目立ちますし、ちょっと狭くておっかないので、名前は知らなくても通れば覚えている方も多いのではないでしょうか。



その脇の岩山
実は木曽森林鉄道の隧道が貫通しています。
上松側は軌道敷に落石防護柵が設置されていて夏場はよく見えませんが、今の時期だとハッキリと落石覆いと坑口が確認できます。



王滝側の坑口も道路からよく確認できます。
道路脇には「常盤橋」などと書かれた石碑が
橋の名前しか書かれていないようでちょっと珍しい?





木曽林鉄の本線らしい立派なトンネルです。

石積みとコンクリート巻き立ては出口付近のみで、真ん中は素掘り構造でした。



反対側は下から見た通り落石覆いが連続していて坑門はよく見えません。

全長は20mほど、前に付く落石覆いも極短いもので、非常に模型的に感じました。

ちなみに西裕之氏の『木曽谷の森林鉄道』には沼~小島間のトンネルとして列車が通っている写真が掲載されています。

・・・ちなみに、少し上流にはこんな橋脚も



木曽林鉄跡はレールこそないものの、多くの構造物がそのまま残されており、突然現れるのが魅力ですね。

※今回紹介部分は道路からアクセス容易ですが、落石や動物の危険があるので訪問は気を付けて、自己責任でお願いします。

旧島々駅を見る

2022-01-23 15:10:24 | 日記


新島々駅の向かいに移築保存されています。
洋風(山小屋風?)の小さな駅舎です。



以前は波田町の観光案内所だったようですが、今は何も使われておらず立入りできません。
二階建て部分は小さな事務所機能もありそうで、とてもコンパクトに纏まっています。
模型的な感じがあり良い雰囲気です。
・・・小林信夫チック?





あんまり写真を見ない裏側です。
二階建て部分はちょっと奥行きがあります。


ちなみに、波田駅すぐ下の松本市波田支所わきには旧波田町役場も保存されています。



こちらは堂々とした洋館造りで見応えありです。
是非こちらもお立ち寄りください。

林鉄ジオラマ その後

2021-12-27 21:17:49 | 日記
ということで、遠山林鉄の体験乗車の後は木沢小学校の体育館へ移動して寄贈式を
会の方が寄贈式の張り紙(手書き!)など用意して頂いていました。

(旧)木沢小学校は平成12年に廃校になった学校で、昭和7年築の木造校舎が地域活性化の拠点として現在も活用されています。



思ったより注目が集まり緊張しました・・・w



無事に走行。
パワーパックも一体になっているのでいつでも走行させることは可能ですが、
普段は管理者不在ですので走行展示はちょっと難しそうです。
・・・たまには行ってレールクリーニングも必要かナァ



ちょっと自慢のプレートも付いています(笑

ということで、拙作の遠山林鉄をモチーフにしたジオラマは木沢小学校体育館で展示されています。
(しばらくしたら校舎2階の林鉄コーナー(教室)へ移動するかもしれません)
遠山にお越しの際はぜひお立ち寄りください。



最後に木沢小学校の校長、たかねです。
(記事に写真が少ないのでw)

遠山森林鉄道の機関車が走った話

2021-12-26 19:42:30 | 日記


先週になりますが、12月18日の土曜日に飯田市南信濃で遠山森林鉄道の保存車の試乗会がありました。
・・・一般に公開しての乗車体験は初めてとのことです。

実は、私のジオラマを保存会に寄贈する寄贈式(!)に併催という形でした。
・・・たまたま職場の先輩に南アルプスで山岳活動をしている方がおり、コンペの話と(家も窮屈ですし)遠山で展示したいと話したところ、知合い経由で保存会に繋いでいただき実現したものです。
人の縁ってのは不思議だし大事ですねぇ。この場をお借りして感謝申し上げます。





朝の梨本停車場
いつもは車庫に収納されているDLが運材台車1+客車の編成で止まっていました。
最近まで板金で一部に錆止めが塗られていたと思いますが、美しく塗りなおされています。
窓枠がクリーム色なのが特徴ですかね。
長らく放置されていたものを、保存会の方がエンジンを載せ替えて2012年に復活させたものです。
元々三菱製にいすゞの索道か重機のエンジンを使用し、軸の径が異なり苦労されたそうです。

いよいよエンジン始動
保存会の方以外にも数名が参加しました。



客車に乗車
機関車と一緒に荒廃していた客車は朽ち果てていたためレプリカ
定光寺にあった台車に載せたものです。
・・・レプリカですが屋根の金具などは当時の客車のものが利用されているようです。
以前は椅子が無かったと思いますが、しっかり設置されていました。
色は・・・?です(笑





梨本には350mのレールが敷かれていて、3往復しました。
・・・行って帰って来れるものの、エンドレスではなく水滴型のような配線で、帰ってくると逆向きになってしまうのでバックで戻ってくる必要あり。





無事天候にも恵まれ、山側を走る姿は現役時を思わせます。



参加者全員を乗せるため3往復し、最後に側線に客車+台車を収納して運転会は終了しました。

走る姿を見るのは初めてですし、乗車できるとは思っていませんでしたので、非常に感謝です。
・・・自分の言動がきっかけでこんなことになるとは正直ビックリですw

機関車を格納して寄贈式を行う木沢小学校へ向かいます(続く