工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

ルーマニアの鉄道模型店へ行った話 Trains addicted

2024-03-12 20:02:59 | 旅行
今回はルーマニアの鉄道模型店に行った話です。

世界的王道ホビーであるところの鉄道模型ですので、当然ルーマニアにもあるハズ・・・
とルーマニアの機関車を製品化している国内メーカー「AFModels」のサイトから小売店を検索
訪問した都市にあったお店へ行ってみました。

トランシルバニア地方に限るとクルージュナポカの「Trains addicted」というお店が唯一でした

AFモデルの扱いが無かったり、紹介されていない可能性も大ですが、人口2000万のお世辞にも豊かとは言えない国なのでまぁ模型人口もそんなにいないという事なんでしょう。
首都ブガレストにはいくつか鉄道模型店が存在するようです。

Trains addicted:でんちゃ中毒
・・・俺かな?





店舗はこんな感じ。SLの看板が目印です。
「TRENULETE」と書いてありますがTRAINっていう意味っぽい。
クルージュナポカ駅から東へ、ソメシュ ミク川を渡った先の住宅地にあります。
ちなみに川のほとりにRailway Workers Parkというのがあり気になるところですが、
新しいきれいな公園で由来は不明でした。鉄道用地の跡なんでしょうか?

店舗の電気が付いていなかったので焦ったのですが、鍵は開いており中に入ると店員さんが出てきて対応してくれました。奥の方が工房になっているようでなんだか溶剤臭いのは万国共通で安心しましたw
店内は思ったより狭いですが半分が車両のショーケース、残りがHOのレイアウトとその用品という感じ。スマホを見せてWebサイトで商品を示すと奥から出してきてくれました。
英語モドキで無事お買い物が出来ました。

https://www.trains-addicted.ro/ro/

通販もやっており、日本へも送ってくれると思うのでHPを覗いてみるのも良いでしょう。



乾杯
現行客車と同じ塗装の急行塗装?の機関車を入手。
ビールはティミショレアナというティミショアラのビールです。
・・・味は特別なことは無いまぁ普通のビールw


とココまでが訪問記。
機関車だけあっても仕方なく、客車も欲しいが製品が高かったり在庫切れだったりで入手難
ということでデッチ上げました。



どうせタイプだしという事で超ボロいLIMA製のドイツ客車を用意しました。
ちなみにこの手の古い欧州製品はフランジが高くて通過できないレールがあるという話が在るとか無いとかなのですが、まだ未確認です。だれも真似しないと思いますが要注意。
ちなみにメルクリン製品だとそもそも2線式では走らないのでかなり注意が必要です。
・・・メルクリン方式を導入する覚悟があれば相当低価格で欧州型模型が楽しめそうですけどね。



入手した客車のうち、寝台車は屋根と嵌め込み式の窓が一体になっており、床下と一体の側面妻面に嵌め込む構造になっているのですが、分解すると屋根の四隅に力がかかり高確率で割れます・・・
どうせ塗り直すのでタミヤホワイトパテで補修しました。



それっぽく塗装
・・・HOだと缶スプレーが楽かなと思ったのですが、消費量が多いので一長一短。
GMの9番と16番がそれっぽいです。



この屋根の帯がヒジョーにしんどいですw



寝台車の内2両は旧塗装に
デカールはXでたまたま見つけたルーマニア鉄道模型を嗜まれるVtuber ぬりたくる氏より分けて頂いて貼付けています。(https://www.youtube.com/channel/UCqMtUZ2VHZS2lvi-fwh9icA)





という事で6両の客車を用意
完全にタイプですがまぁ入門には丁度良いでしょう。
ボロボロ傷だらけだった客車も再生できて満足です。
・・・元の塗装の上にそのまま塗装したので見る角度で「DB」「SBB」など浮き出てますがそれもまた味w

あとは試運転を待つばかり。