工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

御用納め

2014-12-27 20:31:45 | 今日の製作所


いよいよ2014年が終ろうとしています。
帰省のため分工場は今日でおしまい。まだ帰りませんが!
今年はブログのお陰もあり沢山の車両を完成させることが出来ました。

大きな国電から小さな機関車まで・・・
小さいのを作ると大きいのを作りたくなってくるんですよね(笑
根っからの小型車好きなんですが、このブログのスタートが123系である辺りからもわかると思います。

最近優秀な小型動力の発売が続き、小さきモノ好きにはいい時代になりました。

123系は案外鉄コレと被らなかったのが幸い。鉄コレを入手次第シリーズを増やしたいと思います。
根を詰めて作ったのは某誌に掲載していただいた北鉄くらいで、ツイッターで盛り上がってノリで作った相鉄モドキなどはかなりお気楽です。

今年は初めて軽便車両も完成しました。
こちらはスケールよりゲージを優先し、HOナローです。
・・・同じ線路で走るし、1/150のナローは小さすぎて私には無理・・・
これからもボツボツ増やしていきたいと思います。
機関車ばかりなので客車貨車も欲しいところ。




実はコツコツ16番も集めているのですが、一つも完成に至りませんでした。
・・・軽便SLは1/80なので、正確に言うと16.5ミリの線路で走るヤツら

ED100以外はすべてガラクタ。
日本セメントのB凸は塗れば完成ですけどね。

こっちは片っ端から集めていく予算も無いので、集める方向性を決めたいなと何となく思っています。


それでは皆さまよいお年を!
来年も当ブログをよろしくお願いします!

雨宮のCタンクをつくる(HOナロー)

2014-12-23 21:12:23 | 今日の製作所


多分今年最後の車両が竣工しました。
HOナローもちょこっとやっています。



以前中古で入手したキット。
少し高かったのですが、N(ライフライク製)動力が付属しており「入門にはいいかな」ということで購入したものです。
1999年のキットでかなり古いのですが、別途購入する部品はカプラーくらいなので「部品が無い!」という事にはなりません(笑





パーツの折り曲げの際にしっかりと溝を付け、直角に注意すれば綺麗に組み立てることができます。
タンク上板とキャブの間に隙間が出来てしまったので、角材で隙間を埋めた他はそのままです。

ライトはエコーのお椀型、煙突はリリプット?の部品としています。
・・・特にプロトタイプは無く、実車を見た事もないのでフリーランスに近いです(笑



床下は駆動系はN製品のまま。
前後は加工が必要ですが、ダイキャストは既に切削加工されているので、プラパーツを切断し、少しやすればOKです。
他に好みでシリンダーを交換できるようになっているので交換しました。





色は黒。
缶スプレーが余っていたので、GM黒→クレオス艶消し黒 の順にスプレーしました。
・・・ちなみに、下地処理ですが私はいつもクレオスのプライマーを使っています。
すぐ剥がれるという評判ですが、クレンザーで磨いてから塗ればそんなに剥がれたりはしません・・・
最後の仕上げとして、自分で調合したダークグレーをエアブラシでそれらしく吹きました。
これで「真っ黒」ではなくなり自然な感じになったと思います。

ライフライクの動力は車輪とレールを清掃しておけば想像以上に調子よく走ってくれます。
・・・機関車があれば客車が欲しいですねー
ナローはこれから少しづつ増やしていこうかと思っています。

マニ37をつくる

2014-12-14 19:03:57 | 今日の製作所
先日完成のマニ44とオユ10を4両ケースに入れて眺めていると、当たり前ながら1両足りないような気持ちになったので急きょ作製(笑

先の3両同様ジャンク品の再生になります。



使用したのは茶色いマニ36(丸屋根)。
今回はそれほど問題は無いので車体はほぼそのまま。
ベンチレータと幌を交換するのみです。
・・・このGMの旧製品の幌はなんだかイカついので、海外型か何かに使えそうですね。



床下も使える部品は再利用します。
黒い部品が新品に替えた物です。



こちらはスプレーでつや消し黒に。


このGMの客車シリーズ
「床下機器を自分で付けられる」というのは工作派には魅力的な趣向です。

取れやすいのが難ですが、
・接着前に接地面を調べ、平滑にする。
・接着後に瞬着を根元に流す。
この2つをやればかなり頑丈です。
プラ材で支えを作れば完璧!だと思いますが、今回はやっていません。

ディテールも個人的には満足。
タンクなどを軽く整形して使用します。
今でも通用すると思います。
パーツ裏の穴をプラ板で塞げば完璧!だと思いますが、今回はやっていません。(笑


塗装も前回同様。



ただ、今回は雨どい上部を青で残したかったので、123系でやったように雨どいの上を細切り(太さはテキトー)にしたマスキングテープでマスキングしました。
・・・これだけ細い部分だと、側面のテープを折り曲げただけでは浮いてきてしまいます。



まぁこんな感じに。
好みの問題かなとも思いますが、ちょっと精密な感じ?


カプラーは、アーノルドのままだとかなり連結間隔が開いてしまうので、KATOの車間短縮カプラーを使用。





オユ10も交換し、Bトレ用台車で元々短いマニ44とだいたい同じにしました。
マニ44は2両ユニット?で組むことにして片側づつKATOカプラーに交換しています。
・・・というかKATOカプラーが在庫切れでした(笑
まぁこれならマニ44を両端に置けばアーノルドの車両とも繋げます。



そんなこんなで青い荷物車4両が完成しました。



4両ケースにも収まりよく(笑

マニ44とオユ10をつくる 完成

2014-12-07 19:29:06 | 今日の製作所
いよいよ12月!
今年もあれこれしているうちに仕事納めになってしまいそう・・・
あれこれを片付けねばなりませんよ皆さん(笑

さて、新型客車3両もササッと作ります。
「10系客車は新性能じゃない!」と言われてしまいましたが木造客車ばかり作っている身からすれば軽量客車は「新型」でしょう(笑



屋根にはトミックスのガラベンを。
オユ10の冷房はカトーのキハ58についている物を搭載します。
・・・どれも手持ちで余っていたものです。

続いて床下



オユ10は床板が反っていたので新品に交換。
と言っても軽量客車用が無かったので普通の床板に無理やり機器を配置しました(笑
マニ44の方はタンクが曲がって付いていたりしますが、手持ちのパーツが無いので仕方なくそのまま。
・・・マニ44の床下機器パーツは他のと共通じゃないんですかね・・・

さて、塗装。



とりあえず青で。
GMのはどうも濃すぎて好きではないので、クレオスの青を混ぜて明るめにしています。
KATOの色に近くなっています。
・・・屋根まで青いのは新鮮です。



オユ10の窓はピタ窓にしてやろうかとも思ったのですが、KATOで出てるし・・・と思い直し普通に貼ってしまいました。
インレタは在庫が無かったので、「郵便」「荷物」以外は入れていません。



採光窓はいつも屋根に塗るグレーを塗っただけ。
薄いプラ板を貼ろうかなとも思いましたが、薄い塗料をたらすように塗ると光沢が出るし案外いけます。



そんなわけで、レストア完了。
荷物輸送の最後を飾った車両が完成しました。
正直「もうチョット」という箇所がいくつかありますが、ジャンク再生にしては上出来でしょう。

廃エース

2014-12-06 19:20:01 | 草ヒロ


この辺りでは所謂「谷戸」地形の谷筋を「洞(ホラ)」と呼びますが、そうした小さなホラの奥に廃エースが潜んでいました。



トヨタ・ハイエース(1967~71年)

初代ハイエースは77年まで生産されましたが、これはフロントグリルが3分割の前期タイプです。
農具置場として今なお現役。
草ヒロの定番車種ですが、下伊那では日産キャラバンの方が多く見かけます。