工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

江ノ電1000をつくる その2(完成)

2018-10-08 20:00:42 | 今日の製作所


だんだん秋らしくなってきました。
山の上の方は紅葉してきましたが、木曽の赤沢もマルバノキが赤く色付いていました。

さて、16番の江ノ電1000を完成させました。



車体はある程度削ったらタミヤのプライマーサフを吹いて仕上げます。
床下はプラ板で自作し、主要機器を元の車両から移植。
・・・殆ど同じにしましたが、17m国電みたいな抵抗器を使うのは流石に抵抗がありw違うものを使用しました。
と言ってもやはり国電用だったりしますw





続いて屋上機器も移設。
パンタ台はプラ角棒を削って貼りました。
パンタグラフは上下するため結構力がかかります。
・・・これは強度的に難があるようで、今度は何か別の方法を考えなくてはなりません。
やはり屋根に穴を開けて台は下まで貫通させるべきか・・・?



配管は工期など総合的に勘案して省略w





江ノ電特有?の巾の広い胴受けも紙で適当に作製し、エンドウのナックルカプラーを装備
・・・ちょっと大きめです。



車体はこんな具合。



T台車も集電対応
・・・配線は今回まだしていません(爆
この辺りはまだ実績が無いので、時間がある時に挑戦です。


そして塗装



今回は「緑っぽいクリーム」が表現したくてこの電車を作りたかったんですよ!
ということでクレオスのそれらしい色をチョイスして塗りました。
混色は大変なので写真の塗料そのままです。デモ江ノ電っぽいでしょ??
良い感じになったと思います。
床下と屋根はサフの色のままです。



窓はHゴムなので、マジックで縁取り。これで結構雑な造作も誤魔化せますw
方向幕や江ノ電ロゴは、GMのNゲージキットのデカールを拡大コピーしました。
・・・まぁ、無いよりマシ?



こんな感じの仕上がりです。



窓ガラスは薄緑のクリアファイルを切って貼り付け。
ライトは車体と同じ厚紙をポンチで抜いたのを銀で塗ったダケです(小さい径のポンチでリムも表現しました)
ワイパーのみエンドウ製品です。





そんな感じでひとまず完成。
この位のディテールだともっとサクサク作りたいところですが・・・
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軽便祭へ行く

2018-10-04 06:41:26 | 今日の製作所
毎年恒例の上京
軽便祭へ行ってきました。
皆様お世話になりました。いつもありがとうございます。



クリクラのメンバーとして参加
旧作ですがペアハンキット組の作品を展示させていただきました。
つまらないものですが・・・展示品は多い方がいいですよね!笑



猫屋線はついにSL
和風のナローSLがプラ完成品で出ます。
多分初めてではないでしょうか?









毎回感心しきりの地面
前半は混雑でじっくり見る事が難しいのですが、午後は割とゆっくり眺めることが出来ます。
製作された方も近くにいらっしゃるのでお話を聞けるのもこのイベントの良い所かと思います。



仲良くして頂いている方のバテロコ
蓋が開くのは凄いとしか言いようがないw



こちらは非常に大きいバテロコ
このほか今年はOナローの作品が目立っていました。




去年悩んだ末、買わなかったトーマモデルワークスのポーター
作った方がみんな「これはいい」と言うので意を決して入手
・・・近日中に作りたいです(汗


自分は去年も「来年は地面」と言っていた気がしますが、結局作れていません。
・・・今年こそ?なかなか踏ん切りがつきません
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湯ノ口温泉へゆく(紀州鉱山)

2018-09-21 07:43:50 | 旅行


紀伊半島の山奥、三重・奈良・和歌山県境に位置する湯ノ口温泉へ。
地図で見ると川と県境が複雑に入り組んでいて面白いところですが、三重県熊野市紀和町に位置します。

ここはかつて紀州鉱山という金属鉱山があり、全国有数の銅の産出地でした。
閉鎖後の調査ボーリングで湧出したのが湯ノ口温泉。
宿泊施設の清流荘(こちらも温泉付き)~湯ノ口温泉間の約1kmの軌道を利用して体験トロッコが毎日運転されています。



鉱山の軌道を殆ど当時のまま、車両も実際に使われていたものとホボ同じという非常に貴重な施設です。


・・・その前に、少し離れた所にある紀和町鉱山資料館へ





展示内容は鉱山を中心とした町の歴史資料の展示
・・・鉱山に関するものは展示メインであまり詳しくない?私が知りすぎてるダケ・・・w
屋外には当時の機関車や人車が展示されています。



さて、昼過ぎに清流荘へ到着すると丁度トンネルから列車がやってきました。
誰も乗っていなかったwのでそのまま機回し・・・







清流荘駅はトンネルとトンネルの間に十分なスペースがあって橋や検車庫もあります。
特にやる事もないので温泉へ向かう事にして乗車。
・・・運転手さんによると今日初めての乗客との事w



これが人車
現役時代の車両を模して作られたものらしいが、かなり雰囲気があります。
屋根が高い物と低い物とあり、車内を見ると高い物は垂木が金属でベニアを丸めて屋根が作られているのに対し、低い物は垂木が木、短冊状の板を張った屋根になっています。妻板の斜めの補強など、屋根が低い車の方が当時に忠実かもしれません。



連結装置はホントのチェーン。
緩衝器は付いておらず、タイヤを切ったゴムが頼りですw



屋根が高い車の車内。
どちらも車内はこんな感じ。とても狭い(車外の幅1150mmくらい)8人乗れば超満員ですw



暫くして午後一の列車は発車。
・・・トンネルに入ると凄い轟音と震動でしたw
バネなどの構造が一切ない人車にはヘロヘロのレールの震動がダイレクトに伝わってきます。


10分ほどで湯ノ口温泉駅に到着。



トンネルとトンネルの間にあり、とても狭い構内
こちらは機回し設備が無いので、一旦トンネル内へバック、機関車を枝線に入れて客車を人力でホームに押し込んで機関車の付け替えを行っていました。



時間があるので運転手さん(非常によく喋る)にお話を伺う
今年度からこの仕事をされているとの事でトロッコの事は余り聞けなかったが、
・全区間複線だが、使っているのは1線のみ。反対側の線路は石原産業がトンネルの管理で使っている。時々保守の列車が走っている。
・温泉に入らずトロッコだけのお客さんもいる。そういう人は湯ノ口温泉から乗るのがおススメ(清流荘は折返し時間が短い)
・普段は客車は最低でも5両つないでいる。繁忙期にはもう2両くらい増結する。
・機関車は実はそんなに震動は激しくない。スプリング付なので。
・人車がぶつかったり離れたりすると衝撃が激しいのでなるべく少なくするよう運転している。
・清流荘の温泉は近くの入鹿温泉から運んできたお湯。湯ノ口温泉は源泉かけ流し、加温もしてない。
 ※確かに全然泉質が違っていて、湯ノ口温泉の方が好みでしたw
などなど。その他放談など・・・笑

湯ノ口温泉駅俯瞰





こうしてみれば本当に模型のよう。
この後トロッコをさらに往復、湯ノ口温泉に2回入りましたw

清流荘駅の構内には2つ建物があり1つは整備庫、もう1つには2トン機関車と近代的な客車2両が格納されていました。





こちらの車両は冬の閑散期に動かすらしい。
ブレーキのかかりが違う位で、操作感覚はほぼ同じとのこと。




ナローを楽しみつつ温泉
なんてのはいかがでしょう?
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運材列車をつくる

2018-09-09 19:18:43 | 今日の製作所


森林鉄道の目的は木材の搬出!
という事で、機関車より何より主役だろうという運材貨車を作りました。
・・・長い事構想で止まっていましたが(汗



といっても造りはとても簡単
素早く線路に乗せて編成にするのを重視しています。

運材台車はアールクラフトのプラキット
1箱分の固定編成にして、付属するドローバー等を真鍮線のピンで留めてボンドで固定しました。
両端はIORI工房のアサガオ連結器を装備し、簡単に連結できるようにしました。
ステーキ(転向台)は当然ですが固定せずに乗せ、その上に拾ってきた枝(遠山産)を適当にカットして搭載。
枝はボンドで束ねますが、ステーキとは固定していません。
・・・連結棒と積み荷の2つを固定してしまうとカーブできない気がしますが果たして・・・?



近くで見るとチェーンもなく枝も太すぎる気がしますが、十分それらしく見えるのでOKとしますw
写真を見ると枝の径は3ミリ程度が実感的でしょうが、自然界にはこの太さで真直ぐの枝はなかなかありません。
加えて模型だと細すぎてインパクトが無いように思います。
・・・木曽の檜は太くて立派という事でw実際模型で直径5ミリを超えるような材もありますし・・・




第一弾として運材キット2箱を使用して12車連結のちょっと長い編成が登場。
という事で我が家にようやく運材列車が登場しました。
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小川路峠

2018-08-21 20:58:39 | 日記


飯田から遠山郷を結ぶ秋葉街道小川路峠を通ってきました。
これで2回目、5年ぶりくらい?
前回はヒジョーにしんどかったのですが、最近山歩きに慣れてきたせいか思いの外余裕を持って歩けました。



この道は昭和初期まで遠山郷へ向かうメインストリートとして使われており、途中に茶屋もあって栄えていたようです。飯田側の最後の集落の越久保(コイクボ)から遠山側の上町まで、20キロ近くある長大な峠道です。
近代以降、遠山へ赴任した教師や警官はこの長大な峠道に辟易して辞職したくなったことから「辞職峠」の異名もあります。

大正12年に元善光寺駅~上村程野を結ぶ「竜東索道」(物資運搬用のリフト!w)が開業して物資の輸送がこれに変わられ、昭和7年に飯田線が天龍村満島(現平岡駅)まで延びたところで人の交通もこちらに移り、峠としての役割を終えました。

明治41年に完成したという馬車規格の峠道も、今ではかなり荒廃しわずかに当時の面影を留めるのみ・・・



現在、国道256号線の指定を受けているものの国道としては建設が進んでおらず「点線国道」としてその界隈では有名ですw




道中展望はほとんどなく、十一番観音(越久保~峠までに三十三の観音様が安置されている)付近の伐採地と、トップ写真の小川路峠頂上の2カ所で見晴らしが利くのみ。


でも、個人的にはこの道は大好きで、今風に言えばパワースポットなんですよね。
・・・この表現はあまり好きではないw
秋葉神社への信仰の道、秋葉古道でもあり、遠山の人々の生命線でもあった道
ここにしかない幽玄な雰囲気があるような気がします。






道中には観音様の他にも石碑が多数あり、これは金毘羅様と奥には道標(ここから降りると野池方面)






個人的に一番のポイントは一八番観音付近の痩せ尾根
何が良いのか上手く言えませんが、真砂土の白と苔のコントラスト、広葉樹からの木洩れ日が心地よいです
※落ちたら死ぬ






『峠って何だろう。古い歴史が踏み固められているところ。人々のうらみつらみが折り重なっているところ。』
※信州の峠 市川健夫




ココが頂上、小川路峠
使ったアプリで見ると、ここの標高は1664mとのこと。
・・・スマホで見ると違う値になっているのは何でかなぁ・・・?調査中w
道端には朽ちかけた鳥居
少し上ると鉄塔か何かのコンクリ基礎が遺跡の様に鎮座していました。


なぜか定期的に行きたくなるところです。
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