工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

日鉄自タイプの16番電車を作る

2019-10-15 18:49:51 | 今日の製作所
千曲川流域はものすごい事になっており、自然の力、人間の無力さを感じます。
なんといっても「千に曲がる川」ですから。
それでも治水の努力は絶え間なく続きます。

最近は自然保護だの何だと言いますが、根源的に人間は自然を利用しているのです。
自然を克服してきた結果、現在の社会があると思っています。


さて、
空き箱で作る電車3作目がようやく記事に出来る程度になりました。



今回はこれ。
皆さんご存知?の銚子電鉄501。
詳しい説明は他に任せます。
日本鉄道自動車というマイナーなメーカーの作ですが、スタイルよく纏まっています。
元上田交通の12m級電車です。
上田時代(モハ2320)を作り、先作の3130と組んでみたいな・・・などという企みです。



人気のある電車ですので、ネット上や雑誌にいくつか図面があります。
TMSに載っていた図面を参考に、窓天地寸法などを直して作図しました。
いつも通り空き箱に図面を貼り付けてカット



今回の車両は四隅のRがきつめに思いますので、前面と側面は一体とし、乗務員扉後ろで接合する構造にしました。
・・・初めての工法なのでドキドキです。
12m車なので、長さも問題なく取れました。



内板を接着。
ドア下の板などもありますので、腰部分は更にもう一枚重ねて3枚重ねです。
接着は木工ボンド。アロンアルファで後から補強します。




ボールペンなどで屋根に溝を付けて慎重に屋根を曲げます。
幅は33ミリ。
・・・ホントは32ミリにしたかったのですが、あまりに屋根が厚くなりすぎるので・・・



・・・なんか似ていない?どっちかというと運輸省規格型?
ということで、ここで設計ミスが発覚w
前面の丸みを気にしすぎたため、屋根と前面の設計長さを取り過ぎました。

ということで、新たに設計を直して作り直し、
を開始したのですが、まぁコレも勿体ないなという事でそのまま作る事にしました。
・・・設計し直した物は後追いで真打ちということになります。
という訳で、こちらは銚子の501、真打ちは上田2321となる予定です。
・・・近江時代?は誰か任せますw




オデコ部分は木造ですが、予定より厚くなってしまったので適当な板が無く、ジャンク品で持っていた小高模型のサロ581?から持ってきました。
ここまで壊れていると直すのも大変ですし、サロだけあっても仕方ないし・・・

適当な大きさにカットして貼る訳ですが、整形はイチからヤスると非常に時間がかかるので、出来る限りカッターで適当なサイズにしてしまうのが吉です。



貼ってから力を入れてカッターを使うと確実に壊れるので、カッターで削ってから車体に接合します。





あとは80番のヤスリで整形。
マスクをしてカメラのブロワーで吹きながら作業すると比較的快適です。
削りすぎた所や接合部はポリパテで埋めます。

(つづく)
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甲府モデルの16番貨車を組む

2019-10-09 20:20:33 | 今日の製作所


なにか簡単に作れそうな手持ちキットを・・・ということで、甲府モデル(パンケーキコンテナ)さんの16番貨車に着手しました。
・・・テ1200?なんて知っている方が珍しいと思いますが、戦後に国鉄が製造した小型の貨車です。
12トンというと、戦前の貨車と同じようなサイズなので、パッと見私鉄の貨車にも見えるかなという算段です。
・・・でも二段リンクなんですけどね。

キットの構成は床板になる厚紙と主にボディーの薄紙2枚の3枚構成。
パーツも少なくすぐに作れそうです。

基本的に説明書通りに作りますが、ボディー側板は内板を貼る前に屋根に曲げ癖を付けると良さそうです。
接着は大面積の部分は木工ボンド、仕上げにアロンアルファを使用しました。

このメーカーのキットの紙は他のメーカーの物に比べて兎に角染み込みやすいので、アロンアルファでガチガチに固定してしまうのが確実と思われます。






軸受は三枚貼り重ねてから床板に差し込む構成ですが、床板も何枚も重ねたモノなので、その通り組むと中々奥まで差し込めないことが予想されました。
ここが精確でないと軸がぶれて走行が残念な感じになってしまうので、3枚張り合わせるのは差し込んだ後にし、最初に左右のパーツを確実に挿入、後から真ん中に入るスペーサーのようなパーツを叩き込んで仕上げました。



床板はこんな感じ。全部キットのパーツです。
転がりもまずまず。軸部分を事前に浚っておけばもっと良かったかも知れません・・・
ブレーキとステップについては、取付方法を少しアレンジしています。



ボディーは扉などを付ける前にサフ吹き
表面がザラザラしているので、兎に角磨きます。
500番のサフを吹いて800~1000のヤスリで整形。
この時に屋根裏の溝が表面に現れた凹凸もキレイに消します。

だいたいキレイになったら扉等を取付け



側柱などはプラの帯材を使ってアングル状にしてみました。



そんな感じで1両完成。
ほぼキットのパーツでここまでできます。
昔のブリキの貨車よりかなり実感的、これはお得なキット?
塗装はオイオイやっていきます(汗
(工作時間約4時間)
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京成青電のキットを組む その1

2019-10-08 07:17:07 | 今日の製作所
季節は急速に秋?
台風がほぼ毎週やってきますね。



さて、モデルアイコンの青電のプラキット
発売時はいろいろと話題になりましたが、いまさら手を付けようかなと。
新品で買ったり、中古でやってきたり・・・3箱あります(汗

鉄コレで青電は発売されたことだし、普通に作っては面白くありませんのでw
オーソドックスな改造?の新京成300をとりあえず1本つくろうかなと。



今回切接ぎに使ったのはウェーブのレザーソーとガイドボックス
これなら何カ所もある切接ぎをサクサク出来るかなと。
・・・使ってみた感じ、Nだと刃が太すぎるかなと(t=0.4mm)
鋸の刃は左右に振れているので、これはガイドボックスに当たったり邪魔なので、
目立てヤスリで削ってしまいました。
後はガイドボックスの溝が刃に対して大きいので一応慎重にカットしないとブレます。
まぁ当然と言えば当然ですが。



作業は乗務員室後ろの窓を削除し、連結面側の扉を左右の側板で交換し、戸袋位置を変更します。



ガイドに乗せてサクサク切断できました。
・・・ただし、窓柱位置で切り継ぐ場合、最初から正確な位置で切断はムリなので、
切断後にヤスリで調整・整形して接着します。
なので、切断の段階でそこまでの精度は不要?とか思ってしまいました(汗

まぁ、位置決めにそこまで神経質にならなくても垂直が出るので便利な道具です。

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台湾 阿里山森林鉄道に行ったはなし その4

2019-09-27 19:57:57 | 旅行


誰も待ってないかもしれない車両紹介



早朝の北門車庫。
先に書いたように一部が「阿里山森林鉄路車庫園区」として開放されており、古い車両が展示されています。
でも公園の部分と現役の車庫、本線の区分けは極めてテキトー・・・
一昔前の日本の地方私鉄の車庫のような感じですね。



こんな感じで現役の車両も間近に見ることが出来ます。
※車庫前などには立入禁止の看板があるので立入りはやめましょう。



唯一走りそうな状態で置かれているシェイ式のSL
シェイはこれの他に展示スペースに2両、見える所に1両、庫内に1両以上は確認できました。
他にも奮起湖に2両、沼山駅に1両、姿は見えなかったのですが走れる状態?の31号があるはず。
・・・意外とたくさんあってびっくりです。



こちらは展示なのか放置なのかよくわからないwロッド式DLと新しめの客車。
DLは違いがよく分からないのですが、ロッド式とそうでないものがあり、阿里山周辺ではロッド式がメインに使われていました。
阿里山線は普通のタイプが主力のようです。



客車は現行のも含めすべてこんな古めかしい台車です。
・・・廃車流用でしょうか?ちなみに貨車はアーチバー台車がほとんどで、イコライザ式は1両だけ見かけました。



こちらは貴賓車につながって保存されているシェイ
どの車両も手入れはまぁ良さそうでなにより。



この檜木客車は貴賓車をモデルに作られたようで、内装は不明ですが外観は昔の木造車そのものでよく出来ていると思います。





三菱製のC型DL
何故か「地球の歩き方」にはシェイじゃなくてこちらの写真が載っていますw



これはドイツ製のDL
確かにどことなく欧州風です。下回りにカバーが付いているので、模型化するには丁度よさそう・・・



阿里山版トイレ客車は本物の客車をトイレに改造
台車もついたままです。よく見ると右の入り口はわざわざ新設していたり、結構凝った作りです。
同型?のバス窓の客車は竹崎駅構内にも何両か放置されていましたが、もう使う事は無いようです。





みんな大好き?中興号のディーゼルカー
フロントグリルとロッド式の台車が大特徴ですね。
・・・自分はこれが一番見たかったので満足。



ちなみに2両は展示スペースに綺麗な状態で展示されていますが、フェンス内のヤードにもう2両確認できました。
こちらは相当ボロボロの状態で、1両は錆止めが塗られたりしていますがもう1両は完全放置状態です。



怪しげなクレーンもフェンスの中に確認できました。



展示車両の中で一番小さいのがKATOの7トン機
ボンネットの巾が広く改造されており、大きくイメージが異なります。
これはこれでカワイイ感じです。






奮起湖車庫には2両のシェイと巡道車と書かれたモーターカーが置いてあります。
ここは降りる人が殆ど立ち寄るようで、列車が着くとめっちゃ混みますw

最後に貨車



かなり見かけたのがこのフラットカー
アオリ戸の付いたのとそうでないのが有ります。









前から気になっていたトフのような何か
ナンバーは「平守6***」となっています(他は側戸のあるなし関係なく「平甲6***」)
手作りのようで窓のタイプがまちまちです。
作るのは簡単そうw

オマケ



何台も見かけたモーターカー
チェーン駆動のようです。
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台湾 阿里山森林鉄道に行ったはなし その3

2019-09-27 06:38:24 | 旅行
さて、阿里山の自然公園内には現在3種類の列車が走っています。

1つは祝山線



阿里山でご来光を見るのが非常に人気のようで、夜明け前に阿里山駅~祝山駅を運行します。
前日に切符が売り出されるので、事前に切符を入手することはできないようです。往復150元。

大勢乗るので、客車4両の列車が3列車続行運転で祝山駅へ登ります。



行った時は霧の中でご来光は見られず・・・でもこんなに混んでいますw
前日に切符を買ってしまうので当日天気が悪いので最初からヤメタって人は少ないのかもしれません。


他の2種類は日中に阿里山駅~沼平駅と、阿里山駅~神木駅を往復する列車。



沼平駅は祝山線の途中駅で、結構広い構内。
シェイが1両と客車(現役?)が何両か置いてありました。



神木線の方ですが、こちらはどうも運休中の十字路~阿里山の区間内。
神木駅はスイッチバックになっていて、使われていない下へ降りていくのが十字路方面の路線の模様。



この先の区間なのか不明ですが、ホテルからこんな感じの大崩壊が見えました(汗



公園内は樹齢1000~2000!年の檜の大木がたくさん生えており、トレッキングのお客を乗せるため、この2路線は30分~1時間ヘッドで日中往復しています。


今回は到着後トレッキングを楽しんで一泊し、翌朝祝山へ行く行程とし、祝山から戻ってきてすぐ嘉義行きのバスで下山しました。
阿里山→台鐵嘉義→高鐵嘉義ゆきのバスが便利です。
・・・ちなみに台北から直行するバスもあるようです。
この切符は公園入口のセブンイレブンで購入できます。(事前購入不可)

再び嘉義の町に戻り、



なにかのお祭りを通り抜けてまた北門駅へ



北門駅前には日本時代の建物を活用したお店?檜意森活村があります。
どうやら林業関係者の宿舎跡の模様。



これは「営林クラブ」とのこと。オシャレな洋館風です。


林鉄は朝3列車が山に登って行き、午後3列車が山から下りてくるという運行で、日中線路が余るためか嘉義から北門まで「檜木列車」を1時間ヘッドで運行しています。



こんな感じの木造客車(復元)が使われていますが普通のDL牽引で、片道100元とぶっちゃけかなり高額なのであまり乗る人はいないようですw

これで台鐵嘉義駅へ戻り、バス(BRT)で高鐵駅へ向かったのでした。





嘉義駅の端っこのホームから出る林鉄と何やら古そうな給水塔


次回はおまちかね?見かけた車両紹介。  つづく
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