工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

GMキットの京王顔 その1

2019-03-23 18:32:02 | 今日の製作所
暖かくなってもう春・・・と見せかけてまだまだ寒い日が続いたり・・・
花粉症もありすっかり調子が狂っています。
・・・この時期毎年ですがw

さて、京王タイプとして製作にかかったGM京急1000ですが、お気軽に進めています。



前面はほぼそのまま、種別表示板をデザインナイフで削り取りました。
井の頭1000の前面になります。
サボが幕式のままだと実車と違いますので、このモールドも削ってしまう方が良いかもしれません。



屋上はどうしても作り直しが必要なので、ショボいモールドの雨樋も合わせて削り、ツルツルに
・・・最近はスジボリ堂の写真の面出しヤスリを使っています。
500番のサフを吹いて細かい傷を消して更に整形します。



最小限の加工にするつもりなので側面も最低限
行き先表示のモールドを削り、戸袋窓に0.5×0.8のプラ材を貼って二段窓風に加工しました。
拘るなら切接ぎ等の改造になると思いますが、そこまでするなら鉄コレから改造するし・・・という事で、実に中途半端な加工になってしまっている気もしますが・・・汗


・・・つづく

トラック野郎(電車)

2019-03-18 20:39:10 | 今日の製作所
大型の荷物を運ぶのに屋根の無い電車があれば便利だなぁ・・・
という国鉄工場の思いをそのまま実現してしまったような電車
クモル23、クモル24、クル29を作ろうかなと。

旧型車の運転台以外の部分をオープンにしたかなりヤッツケ仕事
実際強度の問題でアオリ戸が付けられなかった車両もあったようです。
http://www1.odn.ne.jp/nanamaru/ji-haikyu-24.html

GMのエコノミーキットのオマケパーツに荷台部分が付いていて、
実物同様に頭をカットしてくっ付ける事によってNでも作製することが出来ます。

・・・しかし、手元にある余ったパーツで何とか作りたい!
という事で、今回有蓋部分には72系全金車を使う事にしました。



サイズ的には特に問題なく、側窓の寸法に難がありますが2枚なので目をつぶりましょう(汗
旧モハ30から改造された切妻のグループっぽい物は作れそうです。
・・・細かい事を言い出すと「自作よりマシ」という位の改造が必要になりそうですがw



以前途中まで作ったクモル23050も出してみました。
こちらは鉄コレ動力でM化を企んでいます。



有蓋部分が僅かに長くなりますがギリギリ使えますので、チャレンジされる方は是非

自由形合造車をつくる

2019-03-05 07:14:01 | 今日の製作所


息抜き?工作で自由形電車を作ってみました。
N工作が好きな方なら一目瞭然?ですが、GM東急3000のショーティーになります。



ふと思い立ってジャンク箱から部品を集めてきたのが始まり。
ベルリナ動力の寸法に合わせて車体を作製しました。
d1D1D5Dd
の配置としましたが、
dD1D6Dd
の方が良かったカモなど今更思っています・・・汗
なお、お気づきかもしれませんが、大昔に雑誌で見た切接ぎ改造記事のマネです。
どうもNマガのNo.20に載っているようです。



あっという間に箱組み
屋根はこれも手持ちのリトルジャパン旧国用を採用。
幅が狭いので、前面は窓柱部分の裏に溝を切ってRをきつくして幅を狭くしました。
前面は京急用にウインドシルを追加、テールライトを交換します。
オデコはプラ材の削り出しです。





そして塗装
私の自由形電車標準の、クリームと赤のツートンです。
GMの4番と、クレオスのあずき色をそのまま塗っています。
・・・長電に似ているというかそのものですね。



ちなみに、今回は合わせてキサハ04も作製。
未塗装状態でずっと放置されていたものです・・・成仏w




完成した合造車
窓の大きい近代的な車体の合造車
ちょっとアンバランスな感じもしましたが、完成してみると意外とマッチしている気がします。

GMキットの京王顔の考察?

2019-03-01 06:54:08 | 今日の製作所


ついに2月は更新できず・・・
1か月開いたのは初でしょうか?
でも休眠した訳ではありません!汗

とはいえ、最近完成まで行く作品が出せておらず、なかなかネタが無いのです。




最近ちょっと昔のGMキットに嵌ってまして
と言っても組み立てる余裕はないのですがw

手元にある京急1000の板キット
京急1000自体は新キットが出ているし、鉄コレもあるし今時こちらを手にする方は余りいないでしょう。
GMキット恒例のオマケ顔は小田急、京成、京王
・・・小田急2200も鉄コレで出てしまいましたね。


今回は京王顔をちょっと考察してみました。

この前面、古いキットにしては京王らしさをよく表現していると思います。
で、この前面を使うと何が出来るのかというのを考えてみました。

ズバリこの前面は何系かというと、京王線2700と井の頭線1000がプロトタイプのようです。
でも、2700は側面バス窓スタイルなので、2段窓の少数派しか作れません。
下部のアンチクライマを削れば京王線の2000、2010が作れそうです。

あと普通にこのキットから湘南顔の京王電車を作ろうとすると、
・戸袋窓
・連結面
の加工が必要になってきます。ホントにこだわるならかなり大変・・・

GMカタログの作例では、アンチクライマ付きでグロベンという車両になっていますが、グロベンなのは2010の3次車以降で、こちらはアンチクライマが無く裾も丸くなっていないので、作例の電車は「京王タイプ」ということなんでしょう。
・・・まぁ2010は鉄コレの改造で作れてしまうので、わざわざこのキットから作るかというと?ですw



手元のキットは半組立て状態。
確か数年前に京成を作ろうとして1両だけ裾を丸めた状態で熟成wしておりました。
・・・京王顔を付けて、数年ぶりにちょっと進めました。

井の頭線の1000にしたいなと思ったケド、ベンチレータが大変なのでグロベンで作りたい・・・
こだわるなら連結面など弄りたいし、これは「京王風」という事にしてしまいましょうか?w

たぶんGMキットのオマケ前面というのは「お気軽」に楽しむように設計されているのでしょう。