工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

ハセガワの江ノ電108号

2021-09-18 20:09:01 | 今日の製作所
最近江ノ電にはまっているので、これを逃したらもう一生組立てないだろうwものを仕上げました。



ハセガワの1/80のプラモデルです。
2008年?の再販時に購入したものと、ジャンクで仕入れたものの2両分
・・・当時は連結車200にしたいなと思っていたのですが・・・汗



もはや完成品も出ているし、こだわってもしょうがないでしょと飲みつつ作ることにw
でも1両はジャンクで部品が足りないため、客車化してとりあえず線路に載せます。



客車にする方はヘッドライトを撤去。
床板をベーク板でかさ上げの上、ケーディーのアーチバー台車を取り付けました。
・・・これでも台車とカプラーで結構な値段になってしまうのが16番の辛いところか

ちなみにこのプラモ、妻板と側板の継ぎ目の処理に泣きますが、それ以外の印象把握は悪くなくおススメです。



動力はアルモデルのアルパワーを使用。
路面電車用です。このキットに使うにはちょっと勿体ないですが、性能が間違いないので採用しました。
他にはモデルシーダのライトユニット、IORI工房のトロリポールを使用しています。





ジャンク品についていた動力用のプラ製床板と、アルパワーにセットの床板を組み合わせて床板を製作しました。
実は100形を実見したことがなく、高さのイメージが不明・・・
好みで結構床を低くしてみました。



客車の方はステップを延長。
・・・ファインスケールなんでしょうが、幅が思い切り狭く、台車がはみ出す感じになります。

そして塗装
江ノ電の方はGMの30番と4番、シルヘッダにはリベットがありマスキングが困難なので先に緑を塗ってからクリームを塗っています。客車は艦底色で塗装しました。



屋根はエアブラシでグレー濃淡仕上げ、最後に半光沢とつや消しでコートしました。
・・・さすがハセガワ?古いデカールでしたが問題なく使用できました。



配線し、床下と合体して完成です。
窓ガラスはキットの嵌め込みパーツは使わず、HO用の窓セルを使用しました。
・・・この辺はプラモデルならではのパーツなのかもしれません。



自由形の客車の方はアルモデルのインレタでホハ28としました。
手持ちの電車は色がバラバラなので、どれに牽引させてもイケる?ように茶色塗装です。
・・・小型のDLやSLに牽かせるのも楽しそうです。
路面電車を客車にする事例はいくつかありますが、連結可能に改造するので結構コストがかかりそう?
ちなみにナンバーの28は上田丸子のサハ28にちなんでいます。





おなじみの江ノ電108号
キット+動力+ライトユニット等で完成品とほぼ同じ価格となりもはやキット組む意味…という感じですが、自己満足ですw
いっそ雄勝線みたいなフリーランスにするのもよさそうです。
パワトラ+ライト省略ならグッとコストも抑えられます。

ということで、また一つ積み(罪)が成仏しました。

GMの江ノ電600をつくる その2 完成

2021-09-05 06:32:43 | 今日の製作所


当初一週間で作りたいなと思っていたのですが、動力工作により2週間かかりました。。。

このキット、動力は特に指定なし(古い時代は小型のブリル動力が指定だったようですが。)なので、そのまま作るとT車しか作れません。
なるべく素組…と考えていましたが編成にするなら当然動力化
なのですが、何を使うかが問題。
ベルニナ動力が簡単ですが、シッカリしすぎてどうにも路面電車感が無さすぎます。



少し悩んでジャンク品から組み合わせて作ることにしました。
使用したのは鉄コレ12m動力の床板、軸距Cの動力台車、Bトレ用ボギー動力のシャフト。
床板はキットの床板に組み込みました。
・・・この素材はプラ接着剤が使えるので助かります。

T台車からの集電がいつも悩むところですが、今回「銅箔テープ」を入手
工作が短時間で済みました。







所定の寸法にカットして貼るだけです。
床板に穴をあけて集電のバネを貫通させて・・・というのがセオリーですが、面倒なので銅箔テープを脇を通して下面に回し、集電することにしました。



T台車はGM製品に適当に帯板+真鍮線で集電板を製作、上に出た真鍮線と、カプラー用のバネを短くした集電バネで集電対応に加工しました。





銅箔テープ、ハンダも効いて便利です(皆さん既に知ってますかねw



カプラーはアーノルドカプラーを延長して取り付けました。
オーバーハングが長く、急カーブではお尻をグンと振るのがお気に入りとなりました。



ということで床下はこんな感じ。
床下機器は付属のパーツは幅などが合わずそのまま使えませんw
レザーソーでうまく嵌るようにカットして取り付け。

黒で塗装し、ダークグレーを筆塗り(ムラをわざと付ける)、茶色でウェザリングしています。



ダミーカプラーは鉄コレのもの
わざと変な方向を向いているように接着(写真でもたいがい斜めになってるw
両脇のステップ?は旧国用の床下機器パーツについていたものです。
※よく調べると651には付いていないようなので慌てて外しました・・・





ということで、塗装印刷済みの江ノ電600、完成です。
塗装済みなのでなるべくキットに忠実に作っています。
なので両運仕様ですw