工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

123系再生計画その2

2014-03-30 20:17:03 | 今日の製作所
画像の貼り方がわかったぞw



今日は雨なので作業が捗ります。
ライトはレンズを入れるため適当にくり抜きました。
手摺類はそのまま。技術不足というかこういうモールドも好きなので。



屋根も加工を進め、部品を取り付ける穴をあけます。
正確な位置などは分からないので(おい)、GMキットに倣っています。
5040番台になる車両には冷房機の台座を1.25ミリ?のプラシートで作成。
この位置もカンです(笑


そして床下もボチボチ開始。
コスト圧縮のため、元の床板をそのまま使おうかとも思ったのですが床下機器が103系のもので、この電車は101系を改造したものなので全然違います。ということでM車もT車も鉄コレの床板にすることとしました。まぁこれならいつでも動力化できるしね!



鉄コレの床板が嵌るようにボディーを加工。元の台座固定用の出っ張りはデザインナイフできれいにカット。
0.5ミリのプラ板を5ミリ幅で切り出して裾に合わせて接着します。これで鉄コレ床板ちょうどの幅になります。
固定方法はまたあとで考えましょう・・・



床下機器は鉄コレ101系のをベースに適当に並べ替え・・・まぁそれっぽくはありますがよく見るとだいぶ違います(汗
前面下部の機器類も付けてみたいのですが、新性能車の部品がほとんど手持ちになく・・・ちょっと難しいかな
登場時を再現するT車は黒、冷房化後M車はグレーなのでそれぞれ塗装。
黒、グレー、茶色、つや消しを適当に混ぜて適当に塗装していますw
純粋な黒、グレーではないのですが、もうちょっと汚い色でもいい気がします。

草むらのヒーローたち

2014-03-29 20:39:49 | 草ヒロ
かつて元気に野や街を飛んで走ったであろう自動車たち

たとえ軽自動車やトラックであっても、それぞれオーナーの頼もしい相棒であったことでしょう。
引退後はほとんどがスクラップとして処分されますが、あるモノは畑で物置となり、またあるモノは山の中でひっそりと余生を過ごしています。
そんな「草むらのヒーロー」たちを紹介していきます。

今回は信濃国最南部の村からスバルサンバーを3題

まずは県道沿いで仲良く並んだ剛力サンバー4WD(1980~1982年)と、サンバーに1000㏄のエンジンを積んだドミンゴ(1983~1994年)。

手前の銅色?のが剛力サンバーです。
この世代には360㏄、移行期の500㏄、新規格の550㏄のものがあり、これは新規格の大きいものです。
軽トラで初めて4WD仕様を売り出し人気を集めました。
剛力サンバーというと私はこのタイプのこの色を想像します。
どちらも状態がよく、物置としてまだまだ現役のようです。


兄弟がいつも見守っているのはこの橋。
天竜川に架かる橋でそれなりの長さがありますが、トラックが来ると行き違いが困難なので橋の袂で通過を待ちます。
・・・のどかな春です。
この橋、結構好きなので近いうちに写真を撮りに行きたいです。

この橋を渡ってさらに南、最果ての集落?へ続く林道の傍らでは360㏄の剛力サンバー(1973~1974年)が佇んでいました。

それまでのサンバーにはない黒い樹脂製のフロントグリルが特徴です。
ライト回りが無い以外はそのままで、静かに土に還ろうとしています・・・
この道路、集落への唯一の道であるにもかかわらずしょっちゅう落石や倒木で通行不能になります。
コイツもスクラップとしてレッカーされるより、土砂崩れで押し流される可能性のほうが高いでしょう・・・



ちなみに360㏄は1975年までの軽自動車の規格で、寸法も今の軽自動車より一回り小さく「サブロク」と呼ばれて人気があります。

123系再生計画その1

2014-03-25 21:47:57 | 今日の製作所
ブログはじめました!
ここでは主に模型(鉄道中心)の製作を紹介していきたいと思っています。よろしくお願いします。

私がいつも作るのは123系なんか登場する遥か以前の車しか作らない偏屈者ですので、今回の題材はかなりイレギュラーです。
・・・初回からそれってどうなの?とか思いますが・・・

さて、身延線の123系を作ろうという訳ですが、手元にあるのはコレ!

以前中古店でジャンク品として売られていたもので、2両500円!で車輪使うだけでもお得だったので部品取り車として購入したものです。
GMのキットを組み立てたものですが、この見事な塗装!指摘厨も何も指摘してこないでしょう(笑
組立てはしっかりしており、1,2両編成が好きなのでコイツを再生してみようと思ったのが始まりです。

今回は「手持ち部品を利用して極力安く仕上げる」のが目標なのですが・・・

そうはいってもせっかく作るんだからと
・新製品のGMパンタ
・EVO用の避雷器
・トミックスのベンチレータ
・トミックスのオハ50の窓ガラス(1両分)
・JRマークインレタ(オレンジ)
を購入して用意しました。他は手持ち品ですが、そんなに安くはない?


シンナーに漬けて塗装をはがします。厚ぼったい塗装を剥がすのは大変でした。

屋上機器はほぼ交換するので・・・

別部品になっているパーツとタイフォンカバー?は削り取ります。

続いて車体を加工。オデコ部にヒケが見られるので「黒い瞬着」で整形。なぜか両側についているステップもパンタ側を削って直線にします。


そして今回最大の改造点の側面窓を、

50系客車の窓が嵌るようにサッシ部をヤスリで削ります。
1枚1枚ばらさずにやれば窓の高さが揃っていい感じです。トミックスの50系客車とは窓の間隔もほぼ同じなので実現しました。
※同年代の国鉄型なら同一設計だと思うので、他にも一致するものがあると思います。
乗務員扉などはハメコミ化しませんが、まぁそんなに目立つ事はないだろうと踏んでいます。


1両は晩年のJR東海色にしたいので、旧塗装のケガキ線はきれいにヤスリで消しました。
2両も同じのを作るのは私には無理ですw


続きます