工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

GMの江ノ電600をつくる その1

2021-08-28 14:15:23 | 今日の製作所


最近は晩酌しつつネットサーフィン(前からかw
アマゾンで見かけて思わずポチってしまった絵本
とっても懐かしいモノです。

さて、この中にも登場する(最晩年?)600形を作ります。



今回使うのはこの塗装済のもの
・・・TOMYが発売したシミュレータCDに付録のレアなものです。
以前から1両分持っていたのですが、今回意を決してもう1両分を確保。
いよいよ組立て開始します。



エナメル溶剤でナンバーを消し、1両を651に変更。
このキットは実車と異なる点は多々あるのですが、縦樋付き、戸袋窓1枚という特徴があるので601+651の最晩年の姿をプロトタイプにしているようです。
・・・この少し前に602→651に改番されているようです。
※この時603+604は廃車済なので652というのは存在しない。



いつも通りに組立て。
塗装済みなので接着に少し気を使います。
GMキットにしては合いは良好(でないと塗装済みにできませんが・・・



Hゴムや前面のアルミサッシを色差し。
いつもラッカー塗料でやってますので、かなり気を使います。
ちなみに黒のHゴムは最後にポスカで仕上げるので、多少足りないくらいにしています。



いつも屋上機器は筆でなんとなく塗ってしまうのですが、今回ランボードをムラなく塗るのが難しそうだったので、缶スプレーでぬりました。
・・・マスキングに時間はかかりますが、仕上がりはかなりスッキリします。



そしてクレオスのウェザリングカラーで茶色く汚してつや消しトップコート
ボディーは完成です。

次回は下回り。
ベルリナ動力が楽チンなのですが、路面電車の華奢な感じが無いのでちょっと考えています・・・

鉄コレ第2弾新潟モワのNゲージ化

2021-08-21 18:26:33 | 今日の製作所


実に今更と思っていたのですが、ちょうどいちかわ師匠とネタが被っていますw
でもこちらはほぼ塗替えだけのお手軽工作です。

・・・最近そればっかだなw



最近色々まとめて入手した中に混じっていたジャンク品。
目的はコレではなかったのですが、動力も付いていたので早速仕上げることに。

動力は不動でしたが、なぜか軸が1本曲がっていたためこれを交換したところ、あっさり復活しました。
あとはグリスがギトギトだったので清掃。
銀色で目立つモータとウエイトを黒で筆塗りしておきます。
・・・こういう細かい部分が結構大事です。

鉄コレ第2弾の新潟モワ51は、こんなものが製品化!だったのですが、
動力に合わせてか幅長さ共に大きく、派手な塗装とツルツルピカピカな屋根が正直かなり残念でした。
当製作所では発売後にレボリューションの金属キットを組み立ててほぼスケールのモワ51を作ったくらいです。
https://blog.goo.ne.jp/matsumoto-works/e/31fb1e4786ddf96787263522ad330709
これとて6年前・・・w



今回は自由形の「うちの子」仕様とし、屋上も精密化してみました。
実車にはない前後に渡る配管と、リトルジャパンのガラベンを追加。
避雷器もただの円柱だったので、GMの西武451用を利用しました。



貨車の方はそのまま
車輪は金属車輪に交換されていましたが、物凄く目立つのでスポーク車輪化したいなと
でも我が社はお金がないwので元のプラ車輪を黒く塗ってさび色でウェザリングして使用します。
車内には釣り用の錘を載せて脱線しないようにします。
・・・カプラーは曲線通過性を優先してアーノルドのままとしました。

車体はワフの窓ガラスを入れたくらいです。
あとはワの屋根をジャーマングレーに塗装、全体をウェザリングカラーで汚してつや消し仕上げです。



モワの塗装はいつものツートン
ですが、単調になるのを避けて金太郎塗りにしてみました。
いつもはクリーム+赤ですが、今回はクリーム+茶色に。
こちらはいつも軽便電車に塗っている色です。
最初は雨どいのみ茶色にしましたが、イマイチだったので幕板も茶色に。
・・・自由形はちょっとでも気に入らない所があると後々大事に出来ない気がするので、手間でもやり直しました。



前面窓は嵌め込みのパーツがありますが、凹凸が目立つので今回は使わず、普通に塩ビ板を裏から貼りました。代わりに窓の縁を黒で塗っています。
・・・2枚上の写真は縦の部分、塗り忘れてますw慌てて修正w

ちなみに写真に写る金属板は金太郎塗りの秘密兵器です。



表記類も適当に手持ちのインレタから
これがあると一気にリアルになります。
仕上げは貨車と同じとしました。





モワに比べて貨車が小さいので、普通の国鉄貨車の方が似合うかもしれません。

一畑電鉄の鉄コレを仕上げる

2021-08-01 09:55:56 | 今日の製作所


最近鉄コレばっかりいじってますが。。。
個人的に鉄コレの中でもかなりの秀作と思う一畑デハ1を仕上げました。
といっても車体をウェザリングして屋根を塗っただけ。



デハニ52はちょっと透け気味の車体が惜しいですが全体にスミ入れしたところそんなに気にならなくなりました。屋根と床下をクレオスのジャーマングレーで塗装。



デハ3の方は以前仕上げたものがあるので、キッチンのデカールを使用してデハ6にしてみました。
よく調べると、デハ6は最後まで窓が木枠だったようなのですが、それは気が向いたら加工しましょう・・・笑



パンタグラフも銀色で塗り、タミヤの墨入れ塗料をエアブラシで吹いて汚れた感じに。
前作(5年前)のデハ3は屋根を明るめにしたので、だいぶ印象が違います。
実物でもローカル私鉄の場合、屋根色はかなり差があるのでこれはこれでアリかなと。
仲良く3連で活躍できそうです。