工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

東横タイプの流線形キハ その5 完成

2023-06-19 18:46:15 | 今日の製作所
カラッと塗装日和が続いたので無事完成しました。



塗装はGM28番、Mr.カラー3番、グレーサフをすべて缶スプレー。
最後にプレミアムトップコート半光沢で仕上げています。

セミフリーランスなので、複雑な関東鉄道色にしてミスるよりはと若干簡略化。
窓下の茶色の細線は省略しました。
・・・裾の白線は1mmにしたけど少し太い感じです。
でもこれ以上細いのは曲がると目立ちます(経験上)

車番は201。実車の42201にあやかっています。ショーティーなので番号も短縮。

前面を金太郎塗りとし、白線を通さなかったのは好みもありますが、微妙に歪みがあり左右を通すと破綻するためです・・・

ちなみに関東鉄道にするなら赤は79番のシャインレッドの方が近いと思います。



サイドビュー
台車(アルパワー20)の関係でラジエータと台車の間に隙間があるのが目立ちますが、概ね思い通り。
ホントは台車が透けると最高なんですが、こちらもまぁ止む無し。



先日製作したマッチ箱と共に
10年くらい前にIORI工房に1/80で焼いてとお願いしたキット
店主曰くIORI工房最古の16番車両とのことです(笑
当線では老体に鞭打って今なお現役です。





これがやってみたかった2両編成
津島軽便堂写真館さんの鉾田線
http://tsushima-keibendo.a.la9.jp/kantou/hokota1.html
キハ41004とキハ42202の編成。どちらも短くなって再現できました。

模型のキハ40000もペーパー製ですが中古で入手した他人の作品です。
関東鉄道にもキハ40000由来のキハ311という車両がいた(筑波線)みたいですが、この塗装の時代まで生き残っていたかは不明です。
なかなか古そうな感じですが、このユルい模型の雰囲気が好みです。
・・・出所不明の台車が走行中に分解してしまったり調子が悪いので、再整備が待たれます。
色合いがかなり異なるのはまぁ地方私鉄的退色の結果とご理解くださいw

ということで、ペーパースクラッチ初の気動車でした。
パンタグラフが無いので安価に製作可能と思いきや、台車を含め床下機器がなかなか厄介でした。
流線形も意外とカンタン。切妻型でも車体をキチっと作れる方なら楽しめると思います。

東横タイプの流線形キハ その4

2023-06-15 18:31:27 | 今日の製作所
引き続き床下機器の工作です。



エンジンは図面を描いたのですが、在庫を漁ると猫屋線のエンジンが出てきたので加工して搭載することに
そのままだと正直微妙なんですが、縦に延長してみるとそれらしい形になりました。



左右を貼り合わせ、適当にプラ材でディテールを補った状態です。
流石に少し小さいですが、まぁ気動車のエンジンに見えるので全然OKです。



各パーツを塗装
100円ショップの水性塗料つや消し黒で塗り、エンジンはタミヤエナメルのメタリックグレイです。






T台車からも集電したいのですが、この手の工法だと車体中央には床板固定と幅固定のための梁があるので、
なかなか配線を通すのが面倒。
このため床下に真鍮線を通して通電させることにしました。
初めてやってみたのですがなかなか良いですね。



床下機器も取り付け
実際はもっとぎゅうぎゅうなんですが、このくらいが限界でした・・・
暖房装置やタンク類を追加すると良いと思います。



そんなわけで後は車体の塗装のみ。
次回で最終回に出来そうです。

東横タイプの流線形キハ その3

2023-06-05 21:04:49 | 今日の製作所
なんだか全然進んでいません。更新もなかなかできません・・・



なかなか進まないのは台車のせい(ということにしますw)
丁度いい軸距の菱枠台車の製品が無い、というか菱枠台車が売ってない!
ということで、手持ちのSHOPKIHAのペーパー製菱枠台車を組立てて使用することにしました。



紙だけでこんなのが出来るのかと感動します。
ペーパー工作好きな方はぜひ。ただし時間がかかって仕方ありませんw



その他の床下機器も製品が無い(探せばあるんでしょうが)ので、適当に手持ちの車両(中古品)を参考にペーパーで製作することにしました。



まぁ案外それらしいものになります。エンジンは猫屋線のが余ってるから何とか使えないかなと画策しています。


つづく