工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

トラック野郎(電車)クモル23050編

2020-05-23 19:29:25 | 今日の製作所


以前ちょっと紹介してそれっきりになっていたクモル23050を仕上げました。
・・・1年以上放置(汗



屋上機器がめんどくさいとほったらかしになっていたのですが、珍しく真鍮線で配管するなど凝ってみました。
この車両、人気があるので資料はいくらでも出てきます。
以前のクモル+クルはランナー伸ばし棒で配管しましたが、あれは均一・望む太さにするのが難しいので、どっちもどっちでしょうか?
真鍮線もライターで炙ると柔らかくなって曲げやすいので、真鍮線の方が良いかもしれません。

ハシゴはKATOの旧客用を使用しています。





そして塗装。
普通にブドー色2号で。ウェザリングカラーのマルチブラックでフィルタリングして艶消し仕上げです。
・・・Hゴムなどにはタミヤの高めの面相筆を使用しましたが、やはり値段なりです。
理想の塗料の含み、思った所に塗れます。

動力は鉄コレ用のクモルなので、WBが合わないのですがそのまま。
そんなに違和感ありませんのでこれでいいかなと(汗



屋上はこんな感じ。
個人的には中々うまくできました。



ということで、配給電車に動力車が仲間入り。
クモル23050は他の車と連結して配給電車として運行することは無かったと思いますが、そこは模型、凹電ばかりで走らせてみたいものです。

IORI工房のP-5を組む

2020-05-10 06:19:20 | 今日の製作所


発売当初に入手し、だいぶ経ってしまいましたがIORI工房さんの新京阪P-5キットを組立ました。

実車の事は何となく知っている程度だったので、今回ちょっと勉強。
京阪?阪急?なども「へぇ~」という具合の関東人です。



買ったキットは梅鉢と田中製の2両
これで作れそうな題材ということで、能勢電の10+11の2連を選びました。
ポールは在庫が無いので最晩年のパンタ化後としています。



いつもどおりクリアラッカーを吹いてタミヤセメントサラサラタイプで接着。
・・・実はクリアを吹いて長期乾燥に入っていましたw
初めて3Dの屋根パーツを使いましたが、サポート材を切り離すのに手こずりました。
・・・本体がパキッと逝ったりしましたが、変形しないので接着して事なきを得る(汗
鋭いニッパーで細かくカットしていくのが良いと思います。

T車用の床板は付属のもの、動力は鉄コレ15m級を短縮して使用しました。
・・・この加工、物凄く久しぶりw

あっという間に組めたので塗装





屋根はサフ色のままのオキサイドレッドとし、車体はGMブドー2号にMrカラーのマルーンを重ねて塗りました。
その上からウェザリングカラーのマルチブラックをウォッシング。
深みのある感じになったでしょうかね?
・・・実車はもっとカサカサだったに違いありませんが。



屋上機器はかなりテキトーなので参考にしないでください(笑

ワフをつくる

2020-05-04 08:17:52 | 今日の製作所


たまたま2軸台車が2両分あったので、16番の貨車を作ってみました。

何がいいかナァ
無蓋車も良いなと思ったのですが、ワフを作製することに。



極力安くwをモットーに手持ちの工作用紙やボール紙から車体を作ります。
なかなか面倒な屋根も貨車なら厚手のボール紙を曲げて接着するのみです。
・・・妻板上部のRをキレイに作るのがミソです。



デッキ部分もそれらしく工作
ワフ35000は外側に露出したアングルのお陰でかなり強度がありますが、29000の方は若干強度不足です。
柱類はいさみやの車両工作用紙の0.3ミリを細く切って使っています。

途中で麻績村の「あかり」へ行く機会があり実物を拝見
※訪問はだいぶ前です。





店舗の一部が貨車です。
他にもワムハチなども使われているみたい。内部は改装されていて梁に貨車らしさが残る程度です。
料理も中々おいしく、平和になったらまた行きたいところ。





徹底的な自製という事で蓄電池箱等もそれらしく作りました。
屋根は400番のサンドペーパーを貼り付け
ベンチレーターも自作しましたが、ここは製品を奢れば良かったかなと。
ヤハリ屋上は一番見栄えに影響します。



ステップも紙と瞬着で製作。
結構シャキッとできたので満足です。

結局材料は
・学校用工作用紙
・いさみや車体工作用紙(0.3、0.5)
・3mm角棒(木材、中の補強用)
・プラ帯材
・真鍮線(雨樋)
・紙やすり
・ライトレンズにUVクリアレジン
となりました。





最後に塗装
ジャーマングレーを基調に、ブラックを軽く吹いています。
インレタは手持ちの物からテキトーに
軽くウェザリングと艶消しを吹いて完成です。
※予算の都合上まだカプラーは無しw

雰囲気はかなりよく出来たと思います。
・・・手に取って見れば流石に手作り感満載ですがw

次はなに作ろうかな・・・

ペーパー車体のリベット表現について

2020-05-01 19:48:38 | 今日の製作所
先作のDLは人力で画鋲で打ち出していましたが・・・

以前から「この道具何??」と思っていたものを遂に入手しました。



これです。
何なのかなコレとか思ってたんですが、正体が分かったので早速入手。





ガリ版の点線を引く道具でした。
「点線ひき」という呼ばれ方もあるようですが、鉄筆の柄を使うので、鉄筆の仲間なのでしょうか?
本来の用途は消滅して久しいからか?美品ながら非常に安価で入手。


早速試してみました。



だいたいピッチは1ミリ
0.3ミリ厚の紙に打ち出すとこんな感じです。
針で打ち出すのに比べれば甘いですが、一瞬で引けるので十分かなと思います。

裁縫道具のルレットを試したこともありますが、ピッチが広いし輪がガタついて定規を当てていても上手く引けないので、こちらの方が遥かに良いです。
リベットバリバリの車体を作ってみたくなります。

鉄筆の針も筋を引くのに使えますし、いい買い物でした。