工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

木曽林鉄 開田の保存車

2017-02-28 07:05:58 | 日記


以前も紹介した(ような覚えがある)木曽町開田資料館の保存車に動きがありました。
機関車+C客+運材台車という編成だったのですが、建築工事に伴い客車と台車が動かされています。





客車と台車は道路脇の空間に置かれています。
・・・機関車は重いから移動させなかったのか?
写真のように仮置き?のような状態なので、工事後はまた元に戻されるかもしれません。
・・・撤去ではないと思いますが果たして・・・?



こんな感じで置かれると現場小屋みたいですねぇ。




ちなみにちょっと気になっていた車内ですが、ロングシート?でした。
みな転換式の椅子だと思っていたのですが、現役時代からこのタイプもあったのでしょうか?


訪問日:H29.2.26

乗工社の客車

2017-02-11 17:01:00 | 今日の製作所


今しばし寒い日が続きそうです・・・


さて、念願の乗工社の客車が手に入りました。
頸城のハと、木曽のB型客車です。
・・・未組立のキット状態やメーカー完成品はプレ値になっていますが、キット組立とか組み掛けはまぁてを出しやすい値段ですかねぇ。


早速分解



頸城の客車はこんな感じ。
台車はPECOのモノを利用しています。
・・・自社のもあった気がしますが・・・?詳細不明です。



B客の台車は側面がドロップ製の古い製品。
ブレーキハンドルが丸いタイプですが、木曽にこういうのあったのかな?


・・・さて、リニューアル

頸城の客車はフリーの塗装になっており、まぁフリーでもいいのですがせっかくなので頸城色に。
シンナープールに一晩漬けて総剥離。
クレンザーで洗浄して塗装。GMの12番とガイアのぶどう色1号を採用しました。



ちょっと苦労しそうな窓枠ですが、黄色を先に塗ったところ思いのほか楽でした。


B型客車は車体の塗装はまぁまぁだったのでレタッチの上、先日のC客の塗料を薄く塗って明るいトーンに。
台車はボッテリした塗装だったので剥離。何故か銀色で塗った上に黒が塗られていました・・・



屋根と台車を黒(とジャーマングレーを混ぜたもの)で塗装。艶消し仕上げにしました。
台車がシャープになりパッと見の印象が良くなりました。

乗工社 酒井型DLの加工

2017-02-06 20:40:24 | 今日の製作所


いくらか日が長くなってきました。(泰阜村)




さて、オールドファンならご存知?の乗工社の酒井を入手しました
組立済の写真の状態。動力はPU101、キャラメル動力時代のものです。
・・・ビクともしませんw
おまけにモーターを固定するツメが折れてます

折れているのでどうしょうもないしと



モーター換装作戦です!
古い動力ですが未だに部品単位で出てくるのは非常に助かります。
このモーターホルダーを使ってイマドキのモーターに交換。IMONからも新モータが出ていますが、同じ寸法だったため津川の酒井から押収したwモータを使用しています。(ウォームは写真のものに交換)



交換した状態がコレ
・・・一応走るようにはなりましたが全く不完全。
聞く所によると集電板を新型にすると良いとの事。ステンレスの集電板にハンダ付けるの苦労したのにナァ・・・(泣





という事でまたまた新品の部品を入手して使用。
カンタンに交換できます。

試走したところ、ホントに見違えりました。効果テキメンです!
走らず死蔵しているPU101をお持ちの方、試してみてはいかがでしょう?




塗装は木曽林鉄仕様に。
この製品は実車の倍とはいかないまでも相当大きく、特に幅がありすぎるのでちょっと似ているとは言い難いのですが、この色にしてしまえばまぁそれなり?



何はともあれ、我が家に「走る」木曽の酒井がやってきました。
山奥へ向け出発準備完了?

木曽C・B型客車をつくる(トーマモデルワークス)

2017-02-05 10:50:26 | 今日の製作所


以前からチラチラ出していた岩崎レール製B客と、トーマさんのC客が完成しました。





車内は何とか椅子を作ろうと画策
0.5ミリ0.3ミリのプラ板を切り出してそれらしく作りました。
背もたれ部は真鍮線+プラ板の背もたれが一番それらしいとも思いますが、一部金属だと接着や塗装が面倒なので写真のようにオールプラ製としています。
脚は彫刻刀でカーブを付けています。





みな同じ角度になるように注意して接着。
転換式なのでバラバラに向けています(といっても9席なのですが…)
塗装後に背もたれのシートを接着して仕上げました。



旧作の床屋と比べても遜色ない仕上がり。
・・・屋根は着脱式としました。




こちらはクラフトロボで切り出したペーパー製の岩崎レール製B客
手摺と縦雨樋は真鍮線で作製。



車内の椅子もそれらしく作りました。


続いて塗装
C客の車体はキットそのままです。
・・・窓のバリとか気になる点は無い訳では無いのですが。



まずクレオスのあずき色にマホガニーを加えた濃い目の赤で塗装します。
そこから
・B客はねずみ色に赤を混ぜた色
・C客のうち1両は京急赤を軽く上塗り
・もう1両はB客のねずみ色を軽く上塗り
と3両で異なる色合いにしてみました。



こんな感じ。
実車の「赤」も色調は結構バラバラなようです。





岩崎レール製客車
他とは明らかに異なるグレー?紫?のような色合いの再現に挑戦しました。
(これの他にもこの色の客車は少数いたようです)
上で紹介したように塗り、わざとムラを出しています。その後クレオスのウェザリングカラーで茶色く汚しました。

退色したというよりは、赤の上からグレーを塗ったのでは?というような色です。
・・・まぁホントのところはわかりません。





ジオラマを走らせる分には車内は作らずとも十分かもしれません。
・・・こんな列車を見てみたかったものです。