えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

流れる私

2019-10-17 11:35:36 | 歌う
あれから半月も過ぎてしまいました。旧友A子の妹から電話があり姉が散歩の途中で倒れ救急車で病院に運ばればたが意識がないと。私は急いで病院にゆきましたが昏睡状態でした。A子はこの秋に歌集を出す予定で、そのなかに彼女の写した写真を入れるため毎朝の散歩で写真を撮していて、半年ぶりに会うA子はまるで死んだよう、その後、意識がもどり快方に、「お騒がせしました」と笑っている。私はどっと疲れた。台風が散々暴れて、腹が立って
またブログを始めました、

私は川が大好きなのに。残酷なこと!
流れるという言葉はこの台風が恐ろしい言葉にしてしまいました。私の歌集のなかの「流れる」を引用してみます。

▼山の辺の道を流れているような東へゆくのか西へゆくのか

▼納豆のねばねばが血をさらさらにし体に春の小川が流れる

▼立ち止まり茶を飲むペットボトルより緑の液は喉へと流れる

▼この春に我を酔わせた紅梅の花のなき枝を光が流れる

▼昼すぎのテレビの女も腰掛けで窓を流れる雨を見ている