つい先日、わたしは寺山修司を好かないなどと書きながら又彼のことを書きはじめている。本当は好きなのかもしれない。短歌を中退した彼をまだ許していないのだろうか
「短歌研究6月」では新人賞の歌人など18人が寺山修司の気になる1首を挙げてあの世の彼へメールを送っている
(註)メールは割愛します
🌼嵯峨直樹(わたしの気になる一首)
▲この家も誰かが道化者ならん高き塀より越えでし揚羽
🌼小島なお
▲わが内を脱けしさみしき少年に冬の動物園まで逢いにゆく
🌼野口あや子
▲ほどかれて少女の髪にむすばれし葬儀の花の花ことばかな
🌼吉岡太朗
▲小走りにガ-ドを抜けて来し靴をビラもて拭ふ夜の女は
🌼光森裕樹
▲太陽のなかに蒔きゆく種子のごとくしずかにわれら頬燃ゆるとき
「短歌研究6月」では新人賞の歌人など18人が寺山修司の気になる1首を挙げてあの世の彼へメールを送っている
(註)メールは割愛します
🌼嵯峨直樹(わたしの気になる一首)
▲この家も誰かが道化者ならん高き塀より越えでし揚羽
🌼小島なお
▲わが内を脱けしさみしき少年に冬の動物園まで逢いにゆく
🌼野口あや子
▲ほどかれて少女の髪にむすばれし葬儀の花の花ことばかな
🌼吉岡太朗
▲小走りにガ-ドを抜けて来し靴をビラもて拭ふ夜の女は
🌼光森裕樹
▲太陽のなかに蒔きゆく種子のごとくしずかにわれら頬燃ゆるとき
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