関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

あれから15年

2010年01月17日 10時17分08秒 | Weblog
sattonさんのブログを見ていたら、当時高校3年生だったと書いてありました。受験の大変な時期だったんだろうなあ。

私はというと結婚して1年と少し、年も明けてそろそろ子供が欲しいなあと思っている頃でした。前の年の秋ごろから兵庫県ではちょっとした群発地震が起きていて、あの地震の直後に「やっぱり大きいのが来た」と感じたことは今でも忘れられません。

揺れはかなりすごかったけれど倒壊などはない地域で、でもマンションの窓からは火事の煙が何本も見えて。食器や電化製品がダメになったりしたけれど、家と体が大丈夫だったから全然OK。それなのに会社からお見舞い金が出たり、派遣の仕事が妙に増えたりして「本当に困っている人は他にたくさんいるのに」と。被災地に飛び込んで行って手伝いをしたいけれどその勇気が持てなくて、ジレンマに陥ったり。冬なのに夏物の服を送ってくる人がいるというニュースに情けなくなったり。
困っている人が本当にして欲しいことは何なのか?そんなことをいつも考えていました。

お正月に実家に帰ったとき、関西電力のCMでアンジェラアキさんの「手紙~拝啓十五の君へ~」にのせて、15年前に生まれた子供たちの映像と「君たちの笑顔に助けられた」というようなメッセージが流れて、涙が止まりませんでした。震災の当日に生まれた子もいたでしょう。電気が止まって病院も大変だったはず。でも無事に生まれてくれたことで、周りの人に希望をいっぱい与えてくれたと思います。

今、長田の公園に鉄人28号の大きなモニュメントがいるらしいです。何だか強そうでいいな~と思います。久しく神戸に行ってないので、また遊びに行きたいと思います。

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2 コメント

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そうですね (まつこふ)
2010-01-19 08:35:33
>sugarさん うん、確かに15年も前の出来事と思えないくらい、ついこの間のことのようです。受けたい大学が受験できなかったりしたんですね。人生がそこで少し変わっていたんですね。私も寝ていた部屋の隣でCD棚が倒れ、ケンカでもしてそっちの部屋に寝ていたらと考えると、生かしてもらったことの有り難さを感じます。

鉄人28号、テレビで観たけどかなりでっかいですね。
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そうですね! (satton改めsugarでした(笑))
2010-01-18 21:22:43
意外と、自分がまだ
前のハンドルネームを抜け切っていないようです(笑)。
15年。気づけばそんなに経ってたのか、というのが
率直な感想ですね。
当時は、出願してた大学が受験できなかったりで
今おもえば、なんだか大変なことになってたんだなあ、と
感じます。

あ~、なんかひさしぶりに
神戸へブラブラしに出かけたくなってきました。
長田の鉄人28号、なかなかでっかいらしいですよ~。
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