佐藤健くんの映画は、以前「BECK」を劇場に見に行って、すごくいいな~と思っていました。たまたま音楽と漫画、という、どちらも好きなものの映画だったのと、きっとこの映画も劇場向きの映画だと。
見に行って大正解でした!!面白かった~~
ディテールの細かさにとてもリアルさを感じたのと、映像も今はプロジェクションマッピングなど最先端の技術を使っているのに、漫画はひたすら手作業で描かれていて、死にもの狂いで描き続ける漫画家さんのすごさが見事に描かれていました。サカナクションの音楽もすごく今どきのサウンドトラックって感じでカッコよかった。
原作担当の神木くんも良かったし、担当編集さん役の山田孝之さんがやっぱり素晴らしい!他の漫画家さんたちも個性派俳優さんが演じていて「こんな漫画家いそう!」とすごく思いました。
実は中学1年のとき、親に「漫画家になりたい」と言って一蹴された思い出があり、夢をへし折られた気分でいたけれど、この映画を見たら漫画家ってこれほど過酷な職業なんだ、、と、中途半端に夢を見ていた自分が恥ずかしくなりました。画力だけでなく、読者に受ける漫画を描くために、色々と折り合いをつけてやっているプロの人たち。ほんと漫画家さんってすごい!!
この映画、ハリウッド映画にも負けない迫力とスピード感があると思いました。ジャンプ好きな方には別の角度でも楽しめるかも。ちなみに私の好きなジャンプ作品は江口寿史「すすめ!パイレーツ」です。ああ、また読みたい!
爽快青春映画に、職業映画やアクションの要素も入った、本当にあっという間の2時間です。まだ見ていない方、ぜひぜひオススメです