関東地方はきのうが雪でした。朝から降り出して少し積もったものの、午後には雨になりました。子供たちが帰ってくる頃には溶けてるかもと思い、午前中に作ったのが写真の雪だるま。ジャストサイズのバケツがあったのでかぶせてみました。
さて、KK JAMのあった月曜日は幸い全くといっていいほど雪は降らず、窪田さんも最初のMCで「雪を心配していたのでよかったです」とおっしゃっていました。
この日の窪田さんは黒っぽいレザーのジャケット(TRIXのDVDのものとは違う?同じ?)に茶系のパンツ姿。楽器は下から足鍵、MOTIF ES7、D-DECKという取り合わせでした。
今回初めて聴いて「カッコイイ~」と思ったのは3曲目の新曲「New Song 2007 ブルース・バージョン」。最初かなりゆったりとしたブルースなのが、途中で倍速になるという、とってもスリリングな曲。その中で展開されるオルガンのコード・ワークのかっこよさといったら・・・。たまらんです。マネしたい。
4曲目の「For Herbie」では、MOTIFでのジャズピアノに釘付けに。いつも思うことですが、この方の弾くピアノは何てなめらかでエレガントで素敵なセンスなんだろう、と。たくさんジャズピアニストがいらっしゃいますが、やっぱり窪田さんのピアノに一番心惹かれるのです。コード運びとか音の選び方が大好き。とってもJAZZYなんだけれど難解ではなく、響きがとても優しくて、だけどダイナミックで・・・。フュージョンのキーボードがバリバリ弾けて、ジャズピアノもめちゃくちゃうまい。そんな窪田宏さんが、2008年もやっぱり私の憧れです。
石川さんの「あけましておめでとうございます」かわいかったです。窪田さんに言うように仕向けられて、後で「ばかたれ」とかつぶやいておられたのがおかしかった。何でもお正月はハワイに10日間も行かれてたようで、勝田さんが「梨本の前とか通りました?」と(笑)他のお2人のお正月は「マンションの屋上から初日の出を見ました(窪田さん)」「もち食ってました(勝田さん)」。ミュージシャンのお正月も、普通の人と変わらないんですね。
今年2枚目のアルバムが出るそうです!3月29日からレコーディングでその前にミニツアーがあるとのこと。今回はレコ発ツアーに行って、ぜひ貴重な石川さんのサインをゲットしたいものです。
2ndステージの1、2曲目、「KOOL JAMMING」からの「Grand Central」と「I'll Always Be」収録の「Episodes」、今まで聴いたことなかったかもしれません。ヴィブラフォンやフルートの音色で、とてもJAZZYないい雰囲気でスタート。スローバージョンの「Tune Req」もよかった~。
終盤に近づき、「Duration」の始まりで勝田さんが「マーク・ルッソ(元イエロージャケッツのSAX奏者)ばりのハイノート」をいい感じで出せたにもかかわらず、窪田さんがNGでストップ。ベースの音が出ていなかったそうで、勝田さんから猛烈なブーイングが。でもやり直しもいい音してました。
「次の「Wind It Up」が最後の曲となりました」と窪田さん。TRIXの時ならみんなで「エ~」と言うところですが、何でしょう、KK JAMでは何となく言いづらく、窪田さんのご期待にそえずすみません、という感じ。やっぱり大人の音楽なので、お客さんも落ち着いた方が多いような気がします。
何となく申し訳ないような気持ちで最後の曲を聴き、それを挽回するかのようにアンコールの拍手を。すると演奏してくださったのが「FunKy D Town」!最後の最後にまたハードな曲で、とても盛り上がりました。やっぱりこの曲大好き!カッコイイ~。
いつも一番前のキーボード寄りの席に座らせていただくのですが、あまりに前すぎて窪田さんが足鍵を弾かないとき、左足でリズムを刻んでいるコツコツという音がはっきりと聞こえます。それが何ともゼイタクだな~と。この至近距離はやっぱりBAJでしか味わえない醍醐味かと。いつもそんな前の席に座らせていただけるのもjunkoさんのお陰です。感謝感謝。
来月は久々にBAJでのTRIX。こちらもjunkoさんにお願いしてチケットを取っていただきました。イクスピアリやSTBもいいけれど、やっぱり何時に行っても席が決まっているBAJがありがたいし好きです。ほんとは28日のGatsにも行ってみたいのですが(西脇辰弥さんが参加されてます)行きたいライブ全部に行けるようになるのは、まだだいぶ先になりそうです。