晴走雨楽(せいそううがく) 風の又三郎

晴れている日は山やロードを走り、雨の日は音楽や楽器演奏しています。風の吹くまま、気の向くまま・・・。

第12回(2010)北丹沢12時間山岳耐久レース応援記

2010年07月05日 23時26分19秒 | トレラン
7/3(土)、7/4(日)と北丹沢12時間山岳耐久レースの応援に行って来ました。

■7/3(土)大会前日
天候は、曇り。
君津駅に09:45集合。「桜けんじの徒然絵日記」のKさん(ウルトランナー/トレイルランナー)と
「泳いで・廻して・走る!!」のIさん(トライアスリート)と合流(二人のブログも参照して下さい)。
一路 藤野駅へ(君津駅~蘇我駅~東京駅~立川駅~高尾駅~藤野駅)13:31到着。
Iさんは、夜勤勤務明けですが、興奮状態なのか電車内で話し続けていました。

駅には宿泊先(湯川屋)の送迎車が待機、直ぐに大会会場へ向かいました。
会場は「青根緑の休暇村」で広く宿泊施設もあり、「いやしの湯」も併設されています。
受付は、参加賞のTシャツを受け取り(ナンバーカードやチップは事前に郵送済み)のみ、
直ぐに、宿泊先(湯川屋)の送迎車で宿泊先へ。
遅い昼食は、イワナ定食とビールで前祝い(カッパの様な顔はIさんです<笑い>)。
(宿の横に川がりあり、左側は神奈川県、宿が山梨県の県境)

宿は、食堂の二階(宴会場)が、選手の宿泊施設(布団を敷いているだけ?)ですが、満杯のため
私達は山間の別荘(別館)が宿泊先となりました(一泊二食付き6,000円/一人)。
宿泊者は私達3名+3名(他の選手)ですが、二部屋あり、風呂もあり静かで景色が良い。
夕食は田舎風の献立でしたが、三人とも旺盛な食欲。
別荘に戻り、早速、完走を目指しビールや焼酎で乾杯、ほろ酔い気分。

雨が降り出す。
明日は、04:00起床のため、19:30に就寝、Iさんは直ぐに爆睡。
私は出張グッツ(アイマスクと耳栓)で眠りに付く。KさんもZzzz。
深夜 「ウォー!」の叫びで目が覚め、犬かなぁ、と思い再び眠りに・・・。


■7/4(日)大会当日
天候は、小雨。
04:00に起床。KさんとIさんは、ハイドロに給水準備(Kさんはお茶2リットル+0.5リットル、
Iさんはアクエリアス1.5リットル)や用具の準備、そしてウェアー類を着こみ、準備万端。
(因みに、Iさんは夜中、悪夢にうなされて叫んだそうですよ)。

04:30送迎車が別荘に到着。運転手の宿の親爺さんが畑を案内しながら、湯川屋へ。
(この親爺さんは、5/16開催された「道志村トレイルレースの実行委員長」でした)

湯川屋の食堂は、参加選手が黙々と朝食をとっていました。私達3人は、朝からご飯の
お代わり三杯、エネルギーを貯め込みます(お昼のオニギリ、Kさん2個、Iさん4個)。

○北丹沢12時間山岳耐久レース(アドベンチャーレース)、水や食料などをザックに入れ、12時間
の制限時間内に北丹沢山域の44.24Kmを走る抜く山岳レースです。3つの峠を越え、フィニッシュ
を目指そう!。 (県境尾根分岐標高1.280m、日陰沢源頭1,000m、姫次1,433m)
参加者2,000名。

雨が止み、スタート前の撮影、後ろの山はガスッています。
いざ出陣、勇士の姿と応援の私です。
スタートは、06:30第1部(白ゼッケン:外招待選手・前年度完走者)、
07:00第2部(ピンクゼッケン:初回参加者)のウェブスタートとなります。

Kさんの所要時間計算式は、(フルマラソン所要時間×2倍)+1時間
Kさんの所要時間を積算:(3時間30分×2倍)+1時間=約8時間
Iさんの所要時間を積算 :(4時間×2倍)+1時間=約9時間

2部のスタート、丸山弁護士がトップに並ぶ。KさんとIさんは前半に陣取る。
号砲とともに一斉にスタート、元気よくスタートしました。
スタート地点の前には獅子舞とお囃子。
選手は、遥かかなたの北丹沢山域へ消えて行きました。
12時間制限の幕開け。
大会スタッフのトレイルランナーが殿(しんがり)のスイーパー(掃除人)。

時間があるので平丸分岐前(800m?)まで一人で登る。急激な登りが続く、選手はこのトレイル
を走って登ったのか、稜線はガスッていました。のどかな給水所風景。
4時間30分ぐらいで、トップが戻ってくるのでゴール地点でトップの選手を待つ。
若い坊主頭(自衛隊?)のランシャツ(掛川市)とハーフパンツ、腰には給水
ボトルのみでした。(No 10 近藤 敬仁さん )
ゴールは、10時54分18秒 (記録:所要時間:4時間24分18秒)。

汗をかいたので一足お先に「いやしの湯」でリフレッシュ!。

その後、13時からゴール前でKさんのゴールを待つ。天候は晴れとなり暑い。
その間、若い選手が戻って来る、見るからに山屋さんも、特に女性の選手が多く、忍耐力と持久力
に優れているのでしょうね。中にはマラソンのランシャツ・ランパン・マラソンシューズで荷物なし、
凄い!。
写真は、雑誌でお馴染みの「ダーテーハニーの佐藤光子さん」。
会場にはスタッフのドクター福田六花さんも。

15時頃、水色の女性選手を見ているKさんから声が掛かる。
Kさんは、15時(所要時間 8時間40秒)にゴール。
疲労困憊、やっと辿り付いた状態。Kさんの実力でもこのコースは厳しいと。
Kさんは、少し休んで「いやしの湯」へ。
Kさんは、これで国内三大トレイルランを完走しました。

本部に Iさんが第2関門(29.42Km 13:00)通過を確認し、15時45分から
ゴール地点でIさんを待つ。
次々とゴールしてくる選手、中にはフラフラの選手も。
16時26分ごろ、Iさんが白のゼッケン選手と三人で手をつなぎ戻って来ました。
16時27分(所要時間 9時間27分13秒)にゴール。
笑顔の余裕のゴール。
まだ余裕があるようで、直ぐにうどんを食べ元気。
「とんでもないコース、正に山岳レース、二度と走りたくない」と言っていました。

無事、制限時間内に怪我もなく完走できて良かったです。
応援も楽しく良かったです。ハセツネの参考となりました。

帰りの電車内で、ビールを飲み反省会を君津駅(21:30到着)までしていました。
二人ともお疲れ様でした。ゆっくり休んで下さい。

追記:某撮影会社の写真
33Km地点の断崖絶壁を下るKさんとIさん。
29.42Km地点 Iさんが、カメラマンの前でバンダナの汗を搾っています(余裕)。



29.

コメント (4)
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