時の流れの中に!

少子高齢化の中で高齢者はどう生きて行けば良いのか。

高齢者運転の事故防止

2024-06-20 13:42:13 | 日常
高齢者で運転している多くのご家族の方は、事故が心配だから免許証を返納して欲しいと思っているが、本人は!「免許更新高齢者講習を受けても問題はなかった。」「これまで事故を起こしていないから大丈夫」と免許証を返納する気はなし。
しかしアクシデントに遭遇した時の対応力を把握していない、体力の衰えと共に反応能力、運動能力は低下している。

それを家族の方が運転する高齢者にテストする。
① 50段の階段を、手すりを持たず休まずに上れるか。
② ボールを片手に持ち、30cm上に投げて落ちてきたボールを受け止める。左右10回行う。
③ けん玉:玉を10回乗せられるか。
④ すりすりトントン運動:片方の手のひらを、机や自分の太ももの上にのせて、前後にすりすり滑らせる。同時に、もう片方の手は握っ
た状態で上下にトントンと動かす。これを10回ほど行ったら、両手の動きを反対にして、さらに10回ほど行う。
⑤ 右手はピース、左手はOKのサイン、これを左右反対にして10回繰り返す。
⑥ 手の後出しじゃんけん:じゃんけんポン・ポンで負ける手をだす。10回おこなう。
⑦ 足の後出しじゃんけん:じゃんけんポンで、グーは足を揃えて立ち、チョキは右足を前にだす、パーは左足を左に動かす。これを10
回行う。
事故は判断(遅れ) 反応(迷い) 運動(足の動き)が正しく連動していない時に起きる。
これで体力、判断力、反応能力、運動能力、集中力、の状態が判る。これからも運転するかどうかの判断基準にして欲しい。

これをテストとしたが、これからも運転を続けるならば日常生活に取り入れて毎日でなくとも週一回は実施して欲しい。
・階段トレーニング:一段目に右足を上げ、踏ん張り重たい身体を持ち上げる。次に左足を上げ身体を持ち上げる。これを50段繰り返せれ
ば良いトレーニングになる。
・すりすりトントン運動;右手はすりすり、左手はトントン、確認してそれぞれ手を動かす、10回すれば、両手の動きを反対にして10回
おこなう。
これは前頭葉の活性化に効果があると言われている。
前頭葉は運動や言葉、抑制や判断、創造性などをつかさどる前頭前野がここにあり脳トレになる。
・右手はピース、左手はOKのサイン、これを左右反対にして10回繰り返す。
※これが難しい、人差し指と中指でピース、親指と人差し指でOKのサインの切り替えだけでも大変だか、他の指の形が崩れてしまう。
・後出しじゃんけん:スピードが速くなるように練習すれば判断力、反応能力、運動能力の向上に役立つ。
◇これを運転するための個人的条件として行っていれば高齢者の事故も少しは減るだろう。


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