悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

近畿探索・明日香村 2020年種親候補♂紹介

2020年03月07日 19時41分00秒 | 2020年度・オオクワガタ

 

 
 
 
相変わらずハードな毎日が続きます。
精神的にも肉体的にも限界値に近い状態。
しかし不思議なもので人間追い込んだ状態
を続けると、ある時を境にゾーンに入ると
いいますか、ステージがワンランク上がる
というか。エンドルフィンが発動、頭が冴
え渡る、スーパーサイヤ人的?な感覚にな
る時があるんですね。
高校時代陸上部の練習時はまさにそんな感
覚を実感していますが、今週中頃からはそ
れに近いものがありました。
 
とはいえそれも体力があってのこと。
もう暫くはこの状況が続きます。
私の場合は身体を動かさないと疲れが抜け
ぬため、気分転換も兼ね、近畿探索へ出掛
けてきました。
 
ただ今は人混みはNG。そのためおそらく
それ程人気のないであろう場所へ。
本日は奈良県明日香村、橿原方面に繰り出
しました。現地からレンタサイクルを利用
しての索。
 
 


 
上から高松塚、キトラ、石舞台古墳
 
 

聖徳太子生誕の地・橘寺
 
 
 

日本最初の仏教寺飛鳥寺・日本最古の飛鳥
大仏 609年完成
 
 
日本最初の厄除け霊場・岡寺
 

1532年再建、木造の十三重塔として日本唯一で
世界最古・談山寺
 
石舞台古墳から談山寺までは5キロの登り坂
が続きます。自転車でしたが脚がパンパン
に。良い運動というかちとハードでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回は2020年種親紹介。
それでは紹介していきます。
 
 
①2018年6番85ミリ




 
 
 
 
♂系統祖父は2014年19番87.5ミリ
 
 
 
 
♂親は2016年5番84ミリ
 
 
14年19番87.5ミリ累代はゴツい形状が多く
出ている系統ですが、中でも細くて薄い直
仔を選定したのが16年5番ライン。
 
昨年お盆期間の交換時まで放置となり、ド
ロドロ菌糸の中から無事羽化した18年6番でしたが、考えてみるとゴツくない分蛹化
から羽化へ負担が少なかったから生存出来
ていたのかもしれません。
 
14年19番のポテンシャルを受け継いだ美形
大型を狙っていきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
②johnny the 30氏 2016年7番 87.5ミリ




 


 
こちら久留米だけで600頭を超える飼育数
を誇り2019KLBチャンプjohnny the 30さ
んからの羽化個体。
残念ながら羽パカではありますが、どうで
すこの大顎の存在感!!
 
こちら♂親も①と同じく14年19番直仔か
らの累代となりますが、形状面は父親より
も母系統の雰囲気を色濃く残しています。
 
♀系統の祖母は2014年14番86ミリ


 
この上半身にお尻がキュッと締まった完品
羽化個体を作出出来たら・・・
妄想が膨らみます。
 
また表記は87.5ミリですが実際は88.5ミ
リはありますね。johnny the 30さんの異
腹、KLB優勝個体からの累代との競い合い
い。どんな迫力ある形状が来年羽化してく
るのか。これもまた楽しみです。
 


 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
③三枝氏作出87ミリ




 
こちらは三階松きのこ農城三枝さんに託し
た14年19番直仔16番5番×9番の羽化個体。
実験のため高添加の餌を敢えて与え育てま
した。同腹♀が4頭程おりまして。
主に②に掛け合わせる予定です。
 
①②③は近しいクロス配合を中心で考えて
いますが、14年19番累代ながら形状面で
異なる種親。次世代の羽化個体が興味深い
ですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
④2018年17番85ミリ
 
skip氏16年7番88ミリ同腹とメルリン氏の
88ミリ同腹といった16年ブリードの中で
も久留米アウトラインとしては黄金カード
の掛け合わせから、親譲りで艶感のある美
形個体85ミリを作出。




 
 
 
 
♂親の遺伝子を受け継ぎ頭幅が細く艶々で
すね。


美形と大型の両方をイメージし、♀も出来
る限り美形を掛け合わせようと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
⑤主水氏2018年5番 87.3ミリ




 
 
 
こちらは純血マツノインセクトからの累代
以外では初となる89ミリアップ。
主水さん作出の89.2ミリ同腹個体。
♂種親は嶋原さん作出マツノ久留米累代。

※画像は主人さんツイッターより
 
 
ちょっと今までにない特徴的な形状です。
顎が細く細身で胴体が長い。
なにかカマキリを彷彿とさせるんです。
 
ウチの自己ブリード累代の2014年19番は
これまで育て上げてきた自負がありますが
、この主水さん作出の久留米はこれから、
新たな久留米の出発点となり得る、そんな
祖となる個体だと思います。
かなり楽しみです。
 
 
 
 
♂種親候補は以上5頭。
それに加え19年ブリードで最も幼虫体重が
乗っている虫蔵氏17年11番85ミリを再登板
します。
 


 
 


 
KLBエントリーラインをどうするか?
既に自分の中では決めてはいますがね。
そろそろ種親を越冬から起こし、産卵
テージの準備を始めることにします。
 
 
 
 
 
 
 
 
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする