本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

体にいい3時間睡眠の法則!!:松山情報発見庫#307

2005-10-16 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
頭のいい人の短く深く眠る法―頭と体が100%活性化する最高の眠り方

三笠書房

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伸びる人は、仕事ができる人は皆、例外なく“短眠型人間”だ。
筆者はこう言い切る。
確かにそうだと思う、大学時代を通して出会ってきた敏腕ビジネスマンのかたがたは、間違いなく異様に短眠人間で、異様にパワフル人間だった!
著者は、逆に短眠だからこそ頭が冴え渡り、心も体もシャープになるという。
睡眠は、著者によると、
睡眠量=睡眠の深さ×睡眠時間
という公式によりあらわされる。

つまり、それほど睡眠時間が長くなくても、深く短く眠ることで同じかそれ以上の効果が得られるというのが本書の主張で、それをどう実現させていくかということを、食事法から、呼吸法、ツボなど総合的に考えていくといった内容だ。
まず、短時間睡眠を実現させるには、
「私は今夜から睡眠時間を3時間にする」と自分に周りに宣言していくことが大切で、加えて
朝は眠くても、短い時間しかねてなくても決めた時間にはぱっと眼を覚ますことが大切だという。
そのことでその日の夜からは質の睡眠に切り替えるきっかけにもなるという。

細かいプログラムつきの本なので睡眠に関してより改善したいと思う方には必読書といえる。
コメント (2)
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日本人と悲惨な自我:松山情報発見庫#306

2005-10-15 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
自我の哲学史

講談社

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日本人にとって自我とは、悲惨な概念である。
この本を読むとそういう気にさせられる。
なぜか、
この自我という概念は、西洋から輸入された概念であり、もともと日本人にはこの概念に相当する実質を欠いていた、そのことに加えて国際化、市場経済の発達により、もともとの日本的な文化まで失ってしまい、いわば「二重の欠如」とでもいうべき状況になっているからだ。(本書239項参照)
そのことが、現代の癒しブームにもつながっている。
著者はそう捉えている。
私は、そのことに加えて、ニート、フリーター問題に代表されるような若者の「変質」という問題もこの自我という問題に根源を発しているように感じる。

以下、著者の分析を追ってみたいと思う。(今回は大学のゼミで使うということも会ってレジュメ風に)

--------------
西洋での自我
:基本的に「連続していて同一であること、人格として行為の責任主体である」。

その思想的変遷、

Ⅰ:西洋近世哲学における自我

・カント、デカルト:「思惟するゆえの自我」
 ↓↓
・フィヒテ:個人性としての自我(ライプニッツのそれよりは消極的な意味)
 ↓↓
・フッサール:意識活動としての自我
 ;自我は、いつでもEgo(自我)-cogito(思惟活動)-cogitation(思惟対象)という志向的構造によって活動する。(70項より)
 ↓↓
・ライプニッツ:「自我の個別性」
 ;これまでの連続性、同一性という正確に加えて、脈略性、つまりは、他者との関係の中での自我という性格が加えられた。
 ↓↓
・キルケゴール:自分のその時々の自分への関わりとしての「自我」
 ;自分が自分を意識する、高める、嫌悪する、ひっぱたく、自制する、などのように自分自身への再帰的反省的関わり
 ↓↓
・ニーチェ:「力への意志」としての自我
 ↓↓
・ヤスパース:「実存」、代替不可能な「単独者」としての自我
 ↓↓
 [ハイデガーに置いては、これまでの中立的、記号的な「自我」というものに変化を投げかけることとなる。]
・ハイデガー:気分付けられた自我
 ;そのつどの気分、雰囲気に襲われながら「世界-内-存在」として生かされている。
 ;存在を静かに、忍耐をもって思惟し、回想し、感謝する人間(本書139項より)
 ↕ ↕
ここから現代への時代が移り、・・・
「今日の修正された資本主義社会では、十九世紀のマルクス時代と違って、資本によるあからさまな収奪は見出しにくい。行政や、組合によって、労働者はそれなりに保護されている。しかし、『グローバル化』『規制緩和』『構造改革』等の新たな標語のもとで、企業は収益を上げるために、生産。流通の合理化やリストラを進める。その過程で労働者からは労働の意義(やりがい)や、職場への帰属意識が奪われる。労働には労働者の時間、経験、スキルなど、要するに自己のすべてが込められていたはずなのに、その外化された自己は切り離されるのである
 こうして、近代の啓蒙理念の下に育まれてきた主体的で同一的な自由な『自我』は、自己実現の場(労働、地域、家族)を他者を、そして自己自身を喪失する。『自我』は急速に形骸化しつつある。」(143項より)
〈ここでの特徴は西洋にても同じく見られる特長であろう。〉
 ↕ ↕
・ブーバー、レヴィナス:呼びかけ的な関係としての自我
 ;応答への有責

--------

Ⅱ:自我のゆくえ〈日本での自我〉
chap1 宮沢賢治の自我論
:自我-毎回、習慣ごとに心に生じた現象
 →複数の心たちから成り立っているモザイクのようなもの
「各瞬間瞬間の相」「今にも消え入るそうな電燈」(159項より)
chap2 西田哲学の自我論
:自我-産出的な「事行」
   -生死を含めた我という原事実
「直感と反省の内在的結合を可能にする超越論的な自覚」
 ;自我は定義できるようなものというより、もっと深いところで自己を体験しようとすること。(仏教的な自己探求)
chap3 夏目漱石の自我論
:我は我を知らずして我なり
→デカルトの自我は明確に自分により把握できるという立場に180度逆

-----------

このように見てくると、最近になって若者の間で自我が弱まってきたという風に考えるより、元もとの日本人らしい形態に「自我」がさまよい戻ってきた結果として、現在の若者に問題視されていることが起きているような気がするのは私だけだろうか?
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東京大学学長が教える大学時代にしておくべきこと:日経新聞かじり読み#2

2005-10-14 00:00:00 | 日経新聞かじり読み
今回は少し前になるが、10月3日の日経新聞から、大学時代にしておくべきことということを考えておきたい。
記事はの学長が語る「東大『アクションプラン』を策定」-国際競争力の強化課題という記事の中からだ。

この記事の中で、小宮山氏(東京大学学長)は、まず大学の使命として「教育と研究における成果を上げること」としている。
それから、学生時代には、「本質をとらえる知」「他者を感じる知」「先頭に立つ勇気」を身につけるべきだという。
これは、東京大学として教育の中で学生に見つけて欲しい資質として上がっているものだが、一般的に大学生が身につけるべき資質といえるのではないだろうか。

腐っても・・・
とはいはないが、親に学費を払ってもらい、大学に行かせてもらっている身としては、身にしみる記事だった。
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小さな勇気:豆えっせい#14

2005-10-13 00:00:00 | 豆えっせい(#12~)
今回は簡単なことかもしれないが、日常生活の中での小さな勇気について考えてみたいと思う。
暮らしの中で、結構めんどくさいこと、でもしなければならないことというのは結構ある。
人と会うことであったり、仕事に関することであったり、
それが、コミュニケーションにかんすることであったり、
自分の中で決心することであったり、
シチュエーションはいろいろだろうが、
けっこう小さな勇気を少し出すことで片付くことが多い、ということはきっと皆経験していることだろう。

人生、けっきょく小さな勇気を出せるかが大きく左右する原因になるのかもしれない。
ファイト!!
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「ホリエモンから松井証券サイバーエージェントまでIT業界の今を切るセミナー」@愛媛大学

2005-10-12 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
人気ネットショップ店長セキララ奮闘記 ~わずか3ヶ月で立て直した業績回復術~

ソフトバンクパブリッシング

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4月に一回愛媛大学で『教わる技術』セミナーをしてくださり、先日新しく楽天ショップでの奮闘を描いた『人気ネットショップ店長セキララ奮闘記』でもおなじみの水上浩一氏のセミナーがまた後学期にもあります。
今回は水上先生の本職であるIT業界にもかかわる内容。
水上先生は現在専門家が気になるあなたの質問に懇切丁寧に答えてくれるということで定評のオールアバウトでIT業界のトレンドの解説を行っておられます。

つまり今回は、東京にいても一番ホットな話題をここ松山でも聴けるとのことになります。
気になる日時は、
11月22日(火曜日)
18時30分から
愛媛大学グリーンホール(旧称:共通教育大講義室)にてです。

講演内容の詳細はもう少し待ってくださいね♪
当日は参加資格などは一切なく、入場無料となっていますのでどうぞ皆さんお気軽にお越しくださいね♪

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東京大学に行く前に。:松山情報発見庫#305

2005-10-11 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
ドラゴン桜 東大合格をつかむ言葉161

講談社

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おもったよりずっと内容が濃い本です!!
あのドラマ化もされ話題になったドラゴン桜からの名言と歴史的に有名な名言、それから、今話題のあの人の名言ともりだくさんな内容です。
ちょっと長くなっっちゃいますが、よかった言葉をみんな列挙です↓↓↓
(タイトル(小見出し)は宗田によります。人名のないものは、ドラゴン桜のマンガからの言葉です。)

「高きを目指すには」
:高く上ろうと思うなら、自分の脚を使うことだ!高いところへは、他人によって運ばれてはならない。人の背中や頭に乗ってはならない-ニーチェ

「学ぶこと」
:いろはを少しかじっただけで、もういっぱしの知識を得たつもりになる。これほど始末のわるいことはない。-クインティリヌス(詩人)

「傍観者」
:誰かの後ろに隠れてぬくぬくと生き延びられると思うなよ。

「信じることの力」
:信じるか信じないか、これが人生の分かれ道。

「自分というライバル」
:人間には自分自身以外に敵はほとんどいないものである。最大の敵は常に自分自身である。判断を誤ったり、無駄な心配をしたり、絶望したり、意気沮喪するような言葉を自分に聞かせたりすることによって、最大の敵となるのだ。-アラン(人生哲学者、モラリスト)

「人生と東大」
:人間社会で無事平穏に生き抜くこと、これ自体が難しいんだ。それに比べりゃ・・・・東大にはいるなんて楽なもんよ!

「人間の弱さについて」
:弱いのは決して恥ではない。その弱さに徹しえないのが恥だ。-島崎藤村

「知能について」
:学力は生まれつきの知能だけで決まるわけではない。成長期におけるトレーニングの質と量が大きくかかわっている。そのひとつはズバリ、母親、父親とのコミュニケーションだ。

「努力について」
①人間は努力をする限り、迷うものだ。-ゲーテ
②一生懸命努力をしても、苦しい練習をしても、必ずしもそれで優勝できるわけできるとか、メダルが取れるとは限らない。だが、はっきりしていることは、誰よりも厳しい練習をし、自分に克たなければぜったいに優勝はないと言うことです。-山下泰裕(ロサンゼルスオリンピック・柔道無差別級金メダリスト)

------

他にもたくさん、いい言葉はありましたが、あえてここまでにしてきますね♪
後は皆さんで好きな言葉を探して見てくださいね。
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ラッキーさんは夢を10回口にする!!:松山情報発見庫#304

2005-10-10 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
ラッキー!いつもいいことが起こる人のちょっとした習慣

PHP研究所

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夢を10回口にする。
「十」回「口」にする。
つまりは、「叶」うということなのですね♪
この本では、こんな感じでラッキーでハッピーになるコツを中井俊已がかわいいイラスト共に教えてくれる本だ。

中でも特に気に入った2個を紹介したいと思う。
1.夢について
いろんなサイズの夢をいっぱい持って、それを紙に書いて持ち歩こう。
そして、それを毎日見て、絵にも描いてみよう。
2.ラッキーになる言葉遣いをしよう。
a.感謝を表す言葉をたくさん使おう。
「ありがとう」「あかげさまで」「お世話になっています」
b.思いやり、いたわり言葉をたくさん使おう。
「お疲れ様です」「よかったですね」「ごめんなさい」
c.否定的なことこそ、肯定的にいえるように考えよう。
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美徳は勤労!!:松山情報発見庫#303

2005-10-09 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
「愚直」論 私はこうして社長になった

ダイヤモンド社

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この本では、ヒューレット・パッカード日本社長の樋口泰行の人生を振り返ることで、いってみれば会社で社長になる方法を考えるという感じの本だ。

樋口氏は、新卒後、松下に入社し、希望しない部署に配属になる。
詩化し、彼は、「この仕事から逃げ出しても、先に明るい道は来ない」と言い聞かせ、「目の前の仕事に苦しくても打ち込んだ」。
この最初の経験がどうやら、樋口氏の後に続く愚直なワークスタイルにつながったようである。
それから、彼は、ハーバードビジネススクールに渡り、人格を積極的かつ、論理的なものへと、過酷な状況の下で磨き上げていく。

そして、帰国後は、ビジネススクールでケーススタディーで学んでいたものをボストンコンサルティングにて実践する。
ここでも、彼は、徹底的に超多忙な環境の下で強化していった。
それから、現在にもつながるアップルコンピューターにては、
営業を経験する。
ここで樋口氏が営業のコツとして挙げているのは、いわばコンサルティング的な営業をすべきであるということ。
ただ自社の商品についての知識を持っているだけではなく、顧客の業務に対する深い知識を持ち、一緒に悩みを解決していくという姿勢が大切であるという。

----------------

もうひとつ、本書で興味深いのは、樋口氏による「働くということ」を考える部分だ。
少し長くなるが抜粋したいと思う。
「現代は飽食の時代である。熱心に働かなくても植えることはない。『仕事はほどほどに、生活の充実を図りたい』と考える人が増えている。しかし、本当にそれで人生の充実を得ることだできるのだろうか。
 現実問題として、私を含めてほとんどの人にとって、仕事は目覚めている時間の大半を占める。その仕事で充実感や達成感を得られなければ、実りのない人生になってしまうのではないか。この長大な時間を割り切って過ごすわけにもいかないだろう。
 会社とは、経済的な見返りを得たうえで、仕事の喜びを味わい、それを仲間と共有する場所である。家庭教師との勉強よりも学校に行って勉強するほうが楽しいように、組織の中でのインタラクション、人間同士のやりとりが何よりも楽しいのではないか。刺激があり、困難があり、それを仲間と共に乗り越えていく達成感がある。
 趣味を持つのはよいことだし、家族と過ごす時間も大切だ。詩化し、それらを優先させるあまり仕事を軽んじてしまうのは、自己否定に他ならないのではないか。『ビジネスを通して自己実現するんだ』という高い志を持って努力することにより、初めて思い通りの人生が描けるのではないか。」
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詩情:豆えっせい#13

2005-10-08 00:00:00 | 豆えっせい(#12~)
普段はこのページでは自分の作ったポエムは取り上げていないが、
なかなか自分なりにできの善いと思えるものができたのでUP!!

[存在と生、そして性]

サルトル曰く

「われわれの人生のかなりの部分は、いろいろな穴をふさぎ、いろいろな空虚を見達し、象徴的に充実を実現し確立するために、過ごされる」

「女の性器は口である。しかもペニスをむさぼり食う貪欲な口である(・・・)。けれども、それは、何よりもまず、女の性器が穴であるからである。」

と。



世に曰く

天才は真実を現そうとするゆえ、犬猿される

世人は

真実を覆い隠し生きようとする

それが、いわゆる積極思考ということなのかもしれない



それでもよい

真実を見るということは生以外のものへの接続を意味するのであれば・・・


[孤独の味わい]

胸をえぐるような孤独感

深くなり

赤黒い傷口のように化膿し、痛みがジンジン増していく

誰しも

このような孤独を体験するだろう・・・



しかし

めげてはならない

たとえ、

周りのものすべてがあくに見えても、それはあくまでも自分が作り出した幻やも知れぬ

醜きものは、滅び逝き

美しきものは完成へと向かう・・・

これ、自然界の摂理ではないか・・・



自らの思考の過ちから

不幸への滑走路のように考えてしまったら

美しき間性の形を思い描き

前へ、上へとこの生の階段を這い上がれるよう尽くそう




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耳と脳:松山情報発見庫#302

2005-10-07 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
図解 聴覚刺激で頭の回転が驚くほど速くなる―右脳力・左脳力が全開!19の潜在脳力開発が奇跡を起こす

きこ書房

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実際に購入し、読んだのはこれの最新強化版なるものだ。
amazonにてこの本の紹介がなかったからとりあえずこの写真で。

この本では、テキストの内容というより、その付録のCDに存在意義があると思う。
速聴とは、通常の速さの2倍、3倍、4倍の速さで録音された音声を聴くことで頭脳を刺激すること。
そのことで、ものを聴いたり読んだりするとき無意識に行っている追唱という行為のスピードを徐々に上げていくことを目的をする。
この追唱のスピードが挙がることこそ頭の回転の速さを意味する。
速聴により、聴覚を刺激することは、人間の構造上も理にかなっている。
速読のようダイレクトに情報は脳に到達するわけではない方法によるものより、 脳に直接働きかけるため効果が大きいのである。(詳細は本書103ページ)
加えて、眼は一番からだの機関の中で、速く衰え、耳は一番遅く衰える。
こうなりゃ、どくどくが気になりだすのは自然なことだ!!

実際この本を読んで、CDで速聴を経験しだしてから、
読書のスピードが上がったと実感できる。
一般的な200ページ前後の本ならようやく1時間程度で読めるようになった。
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ジャック・ウェルチに聴くCEOに必要なもの。:日経新聞かじり読み#1

2005-10-06 00:00:00 | 日経新聞かじり読み
9月30日の日経新聞より。
大胆にも、あのジャック・ウェルチに「今、CEOに必要なものは」ということを聴いてしまうというもの。

ジャック・ウェルチはCEOに必要なものは普遍で、
「誠実さと情熱、従業員にミッション(経営理念)を浸透させる能力という基本的な点では大きな変化はない。社内にいる自分より優れた人間のやる気を引き出し、成功した場合にはたっぷりと報い、新しい仕事に挑戦させる。」
ことが大切と言う。
そして、変化を感じ、先取りするには、
「常に執務室の外にいて、顧客や社内の人間の声に耳を傾けることがポイント」
という。

お得な記事だったので今回は初かじり読み♪
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自分説得術:豆えっせい#12

2005-10-05 00:00:00 | 豆えっせい(#12~)
最近、ふと頭の中に言葉が浮かぶと自分を向上させるために紙にその言葉を書き出すようにしている。
もっと、わかりやすくいうと、自分がこうありたいということを実際に書き記すということだ。

最近書いたものとしては、
-私はフランスに対する体系的な知識を手に入れられる。
-私はフランス語を学ぶのが楽しくて仕方がない。
-私は朝にめっぽう強い。
-私は日中眠気に襲われない。
-私には、あらゆるたくさんの時間がある。
-私は学ぶことが大好きだ。
etc
のようなものだ。

一見ばかげているように、思えるかもしれないがスピリチュアル系でいわれるようなアファメーションといったものに近いかもしれない。
就職するまでには、自分というマシンの基本性能をもっと向上させたいそういう想いがあるからこういうことをしている自分がいる。
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先輩フランス!!:松山情報発見庫#301

2005-10-04 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
フランスの外交力―自主独立の伝統と戦略

集英社

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この本では、GDPでは、実は日本の半分にも満たないフランスがアメリカにNONを言え、国際社会で存在感を示せるその理由を多方面から探ろうという内容の本だ。
著者は、フランスが、自主独立外交を展開し、国際社会で発言力を保てる背景として、
①ヨーロッパの中心に位置する地政学的優位性
②イスラム世界との歴史的に深い関係
③アフリカ諸国との密接なつながり
④核保有国としての軍事力
⑤国連安保理の常任理事国の地位
などを詳しく挙げ解説している。

このような具体的な事実に加えて、フランスが、アメリカと異なる発言をし、意思表示を積極的にしなければならない理由として、
偉大さを歴史的に外交目標として掲げてきたドゴールの
「フランスが大国の政策が必要なのは、フランスがもはや大国ではないからである。フランスがもはや大国でない以上、フランスは、大国としての政策を持たなければ、もはや無に等しい存在に堕してしまう」という危機感をあらわにした言葉の影響も色濃くあるようだ。
少子高齢化などで、要因は異なるにしても、ダウウサイジングが叫ばれる日本にも、この本で述べられているフランスの気概とでもいうべきものは参考になる気がする。
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社会との絆「アンガジュモン」:松山情報発見庫#300

2005-10-03 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
サルトル―「人間」の思想の可能性

岩波書店

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いよいよ授業が始まった。
もしかすると、人生最後の学生生活かもしれない。
そう考えると、受けた授業中「こうやって、研究者の話を聴けると言うのは、自分にとってなんとも贅沢な時間お過ごし方だ」そう感じた。

さて、今回取り上げるのは、サルトルの本だ。
忘れてはなるまい、私は、実はフランス文学の専攻なのだ。
1年間フランスに行っていた担当教官がいよいよ今日(10月3日)日本に戻って来、明日から、授業が始まる予定だ。

------------------

この本では、ひとことで言えば、サルトルの思想から、いまの混迷した時代を行きぬきヒントのかけらのようなものをゲットしようとしている。
この本を読もうと思ったのは、サルトルが提唱した言葉として有名なアンガジュモンについて理解を深めたいと思ったからということもある。
私たちは人間としてこの世に生を受けた時点から存在する(実存する)。
つまり、時代の状況の中にいる。巻き込まれている。
これから、私たちは逃れるすべがなく、時代に対して責任を持つことが必要だ。
これがどうやら、アンガジュモンを理解するうえで重要となるセンテンスのようだ。

程度の差こそあれ、その時代と言う状況になんらかな形で、具体的にかかわり、願わくば良い方向に希望を持って変えていこうとする姿勢。
それが、サルトルの言うアンガジュモンといえるのではないだろうか。
それは、社会との最初の絆となるであろう職を持つということから始まって、もっと具体的に政治というものにかかわると言うことにまで次元を有するようだ。

--------------

この本を通して感じたのが、サルトルという人物は、今以上に厳しい時代をなんとか希望を見出し生きようとした人物なのだということ。
パワーが欲しいという人にはお勧めの本かもしれない。
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日経コンビニ♪:松山情報発見庫#299

2005-10-02 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
コンビニの飲料値下げは、飲料メーカーがスーパー、ドラッグストアなど安売り店には、安く卸し、コンビニには、高い価格で卸す。
こんな不均衡を是正したかった。
こうセブン&アイ
鈴木敏文会長は語る。

さらに、コンビニの「付加価値が高く、値段が高くても売れる独自商品を開発する」という基本的なビジネスモデルは死守すると言う。
(共に日経新聞2005.10.2より)
ふむふむ
以前も取り上げたかもしれないが、コンビニのビジネスモデルの根幹が上のようなものだと言うことは以外に見過ごされてしまってきている気がする。
これを利便性と引き換えに実現を目指されて来ていたものだというならもっと気合をいれて、頑張らないといけないだろう。
頑張れコンビに!!
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