まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

女性を生かす社会に

2009-09-13 | 発言
今朝の朝日新聞の社説に「女性を生かす社会に」とある。簡単な話、衆議院で女性議員が大幅に増えたといってもまだ10%、世界的にみればこの比率は120位前後だという。ついで英国の経済誌が「日本はもっと女性の能力を生かすと経済発展がみこめる」という。ところが日本では「夫は外で働き、妻は家庭を守る」という明治以来の家族観を引き摺ったままで、社会全体がこういう考え方を変えていく必要があると朝日新聞は説く。まあ、最もな話だけれど、こいつはなかなか難しいねー。芸術や医療分野など女性が活躍している分野はあるけれど、こと企業となると、なかなかねー。ひとつは、上司がどうせ鍛えても壽退社するだろうという意識があるし、女性側も結婚すればおしまいという意識や、少し上司から叱られるとむくれるという女性特有の甘えもある。男は外に出ると七人の敵というが、企業社会というのはいろいろと一種の闘いである。そこで生き抜くには厳しさが必要である。最も資生堂やイナックスなど女性が重役になっている企業もあるが、概して女性関連企業とも言える。三菱重工業とか新日鉄で女性が重役になるって、たぶん今後も在り得ないだろうなー。女性が能力を発揮することはとっても素晴らしいことだけど、やっぱり発揮できる分野ってあると思う。すべて男と同権同じ分野に進出って言ったって、女性がまわし締めて国技館で相撲取れるかい?男に子供産めるかい?やっぱり男は男、女は女の特技があると思うし、それを生かすことこそ、女性を生かすことだと思う私は、やっぱり古い人間なんでしょうかねー。