ＮＨＫは死んだとフライディのスクープ！

きょう（７月１１日）発売の週刊フライデー７月２５日号に「安倍官邸がＮＨＫを土下座させた」という見出しの、大スクープ記事が掲載されている。

その要旨はおよそ次の通りだ。

すなわち７月３日に生放送されたＮＨＫの「クローズアップ現代」に、菅義偉官房長官が出演して集団的自衛権行使容認の閣議決定について宣伝しようとしたところ、国谷裕子（くにやひろこ）キャスターが、「他国の戦争に巻き込まれるのではないか」、「憲法の解釈を変えていいのか」と質問した。それに対して、番組が終わった後で、「誰が中心になってこんな番組をつくったのか」、「誰が国谷にこんな質問をさせたのか」、と安倍官邸が恫喝し、犯人さがしをしたと言うのだ。

安倍官邸の恫喝には驚かされるが、もっと驚いたのはＮＨＫの対応である。

籾井会長以下、上層部は平身低頭し、国谷キャスターは「すみません」と泣き出したという。

菅義偉官房長官は今日１１日の会見で「記事はウソだ」と否定しているが、どうもありうる話だし、火のないところに煙はたたない。

ＮＨＫはもはや「公共放送」ではなく「国営放送」であり、政府を微塵でも批判すれば大変なことになるようだ。

放送法には「時の政府とも一定の距離を置くこと」と謳ってるが、今の日本のマスメディア
のジャーナリズム精神は死んだと言っても過言ではない。

朴、オバマは、米軍慰安婦で、何を語るか？

まったくお笑い草になっちまったなあ。
韓国朴大統領は異常なほどに８０年も前の戦中の日本軍による従軍慰安婦問題を叩き、オバマ大統領も同調し「非人道的な行為」と、米国内に慰安婦の銅像まで建てた。
ところが、今度は米軍慰安婦が韓国内で告訴に踏み切った。
朝鮮戦争休戦後、在韓米軍基地周辺で米兵を相手に売春をさせられたとして韓国人女性１２２人が２５日、韓国政府に１人当たり１千万ウォン（約１００万円）の賠償を求める訴訟をソウル中央地裁に起こした。女性らは「米軍慰安婦」として政府に管理され、人権を侵害されたと主張している。
　支援団体によると、女性らは１９５７年から韓国国内の米軍基地周辺で米兵を相手に売春をさせられた。韓国政府は米軍を相手にした売春を認める「特定地域」を設け、女性たちを管理。性病の検査も強要し、感染者の収容所も設けていたという。「米軍慰安婦」による韓国政府を相手にした損害賠償請求訴訟は初めてで、真相究明と謝罪も求めているという。
これに対して朴大統領は何と答えるのだろうか。
自分のお父さんのやったことだし、従軍慰安婦は日本はダメだけどアメリカならいい、と支離滅裂なことでも言うのだろうか。
オバマ大統領だって、自国の軍隊を「非人道的な行為」と自虐するのだろうか。
アメリカに設置された慰安婦の銅像は、米軍への戒めという皮肉な銅像に代わってしまった。