まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

草木とともに

2009-09-01 | 随筆
桃栗3年、柿8年というが、今の家に引っ越してきて5年、その年に記念樹として植えた柿の木に初めて上の写真の柿の実が15個ほど生った。けれどまもなく9つが落ちて、今6個がなんとか成長している。なんとか秋の収穫までもってほしいなあと思って、頑張れよっと、毎日声を掛けている。ところで今日は、桜草の苗をプランターに植え替えた。春に一杯咲いてくれて、こぼれダネが庭で小さな苗になっていたので、また来春用に植え替えた。それに玄関の塀沿いの隙間にピンクの花を6月ごろ咲かすアルメリア・シレネの種を撒いた。これも毎年収穫して撒くのが恒例になっている。どこの家も雑草など綺麗に抜いているのが普通だが、ぼくはあえて家の周りに種を撒いている。庭も自然体で、雑草もあまり刈らない。今はアサガオが満開になっている。これも種を採り、毎年撒いて、成長できるように長い棒で格子を庭に作って絡ませている。アサガオが終わると、土を掘り起こして整地して、来春のために菜種を撒く。そして、チューリップ、スイセン、ゆりの球根を植える。どうも毎日手入れするのは苦手で、撒いたら撒きっぱなし、植えたら植えっぱなしというのがぼくの園芸で、おおちゃくなものだ。あとは、生きるものは生きて花を咲かす、枯れるものは仕方が無いと自然の摂理にまかしている。それでも春夏秋冬、タネから育てたものがいろいろ花を咲かせてくれて、種をとるのも、その時々が楽しみである。「よく、頑張ったなあ、よく咲いてくれたなあ」と、心が和らいでいく。人と話すことより、草木やペット、庭に遊びに来るスズメやシジュウカラなどの野鳥を見いてるほうが、はるかに心が癒されるとは、寂しいことではあるけれど・・