まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

波乱万丈の藤圭子が逝く!

2013-08-24 | 随筆
藤圭子さんがマンションの13階から身を投げて自殺した。
無念としかいいようがない。
ほぼ、ぼくと同世代の青春を負の響きを奏でてくれた彼女の冥福を祈るしかない。
彼女は浪曲師の両親に生まれ、眼の悪い母親と流しをやって生計を支え、作曲家石坂まさをの眼にとまった。
「新宿の女」「圭子の夢は夜ひらく」など大ヒットを飛ばし、白米さえもたべられなかった生活が一変した。
彼女の歌は、まさに怨歌と言われ、高度成長時代の裏にあった負の世情にフィットしたものだ。
しかし彼女は、その性格から美空ひばりに匹敵するぐらいの才能を枯らさせてしまった。
神経症と精神病の間に位置する「境界性人格障害」を患っていたのではないか、そんな気がする。
世に出してくれた石坂まさをと突然袂を別れたり、元ご主人の宇多田さんと6度も離婚再婚を繰り返したり、晩年作られた人と「藤圭子」を全面否定したり、ラスベガスで5億円もギャンブルにのめり込んだり、アルコール依存症であったり、晩年20年間も週3回吐き続けてきたり、言動や体調をみると、明らかに「境界性人格障害」の典型的な症状だった。
「境界性人格障害」はちょっと話しただけでは普通の人とかわらない。
だからだれも病院に行って診てもらうことを勧めなかったのだろう。
一世を風靡した藤圭子の歌声はもう聞こえない。

サザンの新曲「ピースとハイライト」の波紋!

2013-08-16 | 発言
サザンオールスターズの復帰第一作「ピースとハイライト」が、この8月7日に発売され、早くも販売20万枚を突破した。
歌詞をみて、びっくり!
ピースとハイライトっていうから、タバコの歌かい?って、とんでもない。
「ニュースを見たら、隣国とやりあっている。歴史をしっかり認識して、仲良くしようよ」という政治的メッセージの歌詞である。
中国では、すばやくサザンの新曲を絶賛している。
ところが、ネット右翼は「サザンは反日左翼!」と炎上している。
しかしまあ、政治的テーマで20万枚もすぐに売れるとは・・ちょっとびっくり。
韓国も中国も永遠に隣国。
昨日ボケ閣僚が三人も靖国神社を参拝したが、
サザンの新曲のように、仲良くしていくことには越したことはない。

ほんまかいな!

2013-08-11 | 発言
内閣府は10日、「国民生活に関する世論調査」の結果を発表した。現在の生活に「満足している」(10.3%)と「まあ満足している」(60.7%)を合わせると71%で、前回調査した2012年6月の67.3%から3.7ポイント増えた。「満足」が7割を超えたのは、72.7%だった1995年の調査以来、18年ぶり。今後の生活の見通しについては「同じようなもの」との回答も前回より5.2ポイント増の64.1%を占め、現状を肯定的に受け止める国民の意識をより鮮明にした、としている。
しかし、ほんまかいな。
内閣調査室と言えば、電通など広告代理店に金をふんだんにばらまいて、世論操作をしている所。
そんなとこが調査した数字、とても実態だとは思えない。
生活に苦しんでいる人が山ほどいるというのに、こんな数字を出してまでも世論操作したいのか!
これが権力者の世の常である。

暑くってたまりません!

2013-08-07 | 随筆
今日から灼熱の太陽、35度超えが20日まで二週間も続くという。
たまりません、猛烈な暑さ。
ただでさえ、自律神経の持病があって、フラフラしているのに、この暑さに朦朧としちゃいます。
二週間も身体が持つやろか。
とか言っている家の前ではこの炎天下、水道工事で頑張っている人たちが沢山いる。
おいらだったら10分も持たないだろうなあ。
昔は少々の暑さなど気にもならなかったが、もう、いけませんなあ。
なさけねえ。

ガマガエル発見!

2013-08-04 | 随筆
よし、今夜もセミの脱皮を観てみよう、そう思って夜になって懐中電灯で庭を照らしたが、今日は一匹もいない。
残念っと思ったら、何やら動くものがいる。
ありゃりゃ、ガマガエルである(写した写真)。
久しぶりのお目見えだ。
6年前まで夏になると毎年庭にお目見えしていたが、6年前玄関前で自動車に轢かれて死んだガマガエルを発見して以来、観なくなっていた。たぶん我が家の縁の下に住んでいたガマが死んだのだろう。
ところが今日、久しぶりのご対面だ。
体長20センチくらいの堂々とした身体つきである。
ガマガエルは正確にはヒキガエルといい、夜行性で、昆虫やミミズを食っているらしい。
普通のカエルと違ってピョンピョンと飛ばないし、堂々としているところがいい。
また別のガマガエルがおいらの縁の下に住みついていたようだ。
ヒキガエルは毒のあるヤマカカシでも食ってしまうらしく、ヒキガエル自身も毒を持っているから触らないほうがいいらしい。
結局、今日一匹もセミの幼虫がいなかったのは、ひょっとしたらこのガマガエルが食ったのかも知れない。
「ガマより、セミの脱皮が見たかったのに」とカミさん。
俺はまあ、ガマガエルも好きだし・・

庭でセミの孵化を発見!

2013-08-01 | 随筆
おいらの家の小さな庭には、モミジや梅の木がある。
その前に小鳥にやるエサ台を置いているのだが、そのエサ台の足に数日前セミの抜け殻が数個あった。
ひょっとしたらまた出てきそうなので、孵化がみれるかも。
セミの幼虫は夕方に土の中から出てくる。
そして、数時間をかけて脱皮し、立派なセミになる。
おいらは翌日懐中電灯を持って、エサ台の周りを照らすが、夕立があったせいか、幼虫は一匹もついていなかった。
で、昨日、また夜に照らすと、「いる、いる」。
台の上と下に二匹いた。まだ脱皮はしていない。
「おーい、いたぞお」とカミさんに告げる。
「脱皮がみられるぞ」
少し時間がかかるだろうと、風呂に入った。
20分ほどして、カミさんとまた見に行くと、ひとつの抜け殻が下に落っこちていて、もうひとつが、脱皮の最中だった。
脱皮しつつあるセミは、脚をピクッピクッと動かしている。まだ羽は小さく黄緑色だ。
土の中で八年も生活し、地上に生まれてわずか二週間の命。
暗闇の中で照らされる神秘的な命に、
「生まれてきて、おめでとう」、カミさんがぽつんと言った。
時間がかかりそうなので、またおいらは家の中に戻った。
しばらくすると、庭からカミさんが「羽が大きくなったわよ」と言う声が聞こえる。
「完全に脱皮したら、クルリとひっくり返るのねー、そしたら羽が大きくなったわよ」
羽はまだうす黄緑色でとても綺麗で、おいらは思わずシャッターを押した(上記の写真)。