まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

未来志向で今を生きる!

2012-08-24 | 発言
「未来志向で今を生きる」、なんて、おいらのようなじじいの言うことではないなあ。若い頃は「未来志向で今を生きて」いたけれど・・もうおいらには未来はない。勿論、老年であっても青年のような志を持って生きている人はなかにはいるけれど、おいらには志もなくなったし・・と、自堕落な生活を送っているからわかるんだけれども、「いじめ問題」だって、「領土問題」だって、根っこは同じ。閉塞感からの脱出ということが根底にある。いじめる奴には自分の未来というものが描けない閉塞感にあるから、せめて自分より弱い奴をいじめて発散しようとする。「竹島」「慰安婦問題」にこだわるイミョンバク大統領は、支持率の低下に加え、韓国経済の閉塞感取りまく実情から未来が見えなくなり、なんとか抜け出すために反日を過激化させた。しかし、そういう未来のない行動には益することが何一つない。結局のところ、人間も国も「未来志向で今を生き」れば、健全になれる。むしろそのことが唯一の道である。真夏の夜の夢として、竹島近辺で日韓が共同で仲良く資源開発し、尖閣諸島で中国人と仲良く、一緒に魚釣りをし、北方四島ではロシア人と日本人が仲良く暮らす、そんなアジア圏になればいいなあっと思っている。過去にこだわっていては人も国も何一ついいことはない。生まれたての赤子のように、よりよい未来を夢見て、いつも未来に向かって生きることだ。

日本を危うくする橋下「維新の会」への一票!

2012-08-23 | 発言
橋下徹氏は大阪知事から市長に鞍替えし、その改革実行力には誰もが舌を巻いた。そして、君が代斉唱の強制で日教組の取りまく教職員に切り込み、クソ教育委員会と、その閉鎖性をなじり、市の職員にもイレズミ厳禁などと、やることが実に小気味よく、大衆の支持を得、いよいよ次の総選挙では大量に維新の会から立候補を立て、国政に乗り出そうとしている。しかし、待てよ、と国民に言いたい。地方レベルでは小気味よかったが、国政レベル、特に外交となると、橋下氏のその極右性は、日本を戦争に駆り立てる恐れがある。
昨日、橋下徹市長は従軍慰安婦問題での旧日本軍の関与をめぐり「強制連行があったかどうかの確たる証拠がなかったというのが日本の考え方。証拠があるなら韓国の皆さんに出してもらいたい」と語っている。これは橋下氏がラブコールを送っている安部晋三元首相と同じ考え方である。2007年、安部首相は「当局が無理やり連行する狭義の強制性はなかった」と主張し、米下院が日本に謝罪を求める決議を採択するなど、国際社会で強い批判を浴びたものだ。しかし、慰安婦問題は、1965年の日韓協定で11億ドルを払い、チャラのはずだし、1993年にも日本は官房長談話として、旧日本軍の関与を認め韓国側に謝罪している事案である。まして民間主導のアジア女性基金を通じ償い事業も行ってきた。そういう経由を無視して、あえて韓国を刺激する発言は、再び戦争を煽っているようなものだ。尖閣の石原都知事同様、極右性の人物には国を任せられない。

尖閣、竹島、北方領土問題は国際司法裁判所に提訴すべきだ!

2012-08-20 | 発言
昨日今度は日本の地方議員ら10人が尖閣に乗り込んで日本国旗を振り回した。感情的行為というほかはない。こうなれば、尖閣に自衛隊を派遣し、中国人が来たら殺してまでも上陸を阻止し、戦争に発展させればいい。そういう右翼の跳ね返りが恐ろしい。領土-過度な愛国心-戦争という図式はどうしてもさけなければならない。ところで尖閣にしたって、竹島にしたって、中国・韓国はともに「自国の領土である」という教育を国内で行ってきている。だから、日本の領土だという認識がまったく両国人にはないのである。そういう状況だから日本が自国の領土だという言動をすると、それは「侵略」と彼らには見える。それが証拠に、昨日起こった中国の28都市の反日デモのプラカードには「日本帝国」といずれも書かれてあった。今の日本は67年前の戦争時代の日本と全く違うといくら言っても、彼らにはオーバーラップするのである。領土問題にはそれぞれの国の「教育」が大きくかかわっている。歴史をどう教えてきたかで国民感情や事実がまったく異なっているのである。「俺の領土だ」「いや俺たちの領土だ」、こんなことをいくら言い合っていても、行き先は力づくの決着、つまるところ戦争しかないのである。日本として、ここは、尖閣、竹島、北方領土問題は、いずれも国際司法裁判所に提訴すべきである。勿論、相手国の合意がなければ裁判は成り立たないが、なぜ裁判に反対なのかという理由を提示しなければならないから、ことは少しは明確になる。国際的にそれぞれの主張を判断してもらえばいい。喧嘩にはどうしても仲裁が必要である。

恨(ハン)は時が解決するのを待つしかない!

2012-08-15 | 発言
韓国の歌手チョーヨンピルの唄に「恨100年」というのがあった。それほど日本の植民地時代の韓国・北朝鮮の反日感情には根深いものがある。そして慰安婦問題、竹島問題と続き、ここに来て、イミョンバク大統領は天皇に謝罪を要求している。中国にしても日本の侵略時代の根深い反日感情があり、尖閣諸島はその砦となっている。何をいまさら軍部が起こした戦争を蒸し返さなくてもいいではないか、と思うところだが、日本人には反省や責任所在が明確ではないところも一因しているようだ。たとえば日本では「終戦記念日」と柔らかく言っているが、これは「無条件降伏」という事実には程遠い言い方だし、戦争を指揮したA級戦犯と、やむなく死んでいった兵士たちを合祀した靖国神社に、今年も50人の国会議員が参拝したというが、この行為もよく判らない。その点ドイツは敗戦後、当初国を四つに分断され、ナチスドイツの行為を徹底的に反省することによって民主主義の新生ドイツに生まれ変わった。日本の場合、戦争責任の明確化がなされないまま今日に至っている。合祀問題がその典型だろう。勿論、A級戦犯だけでなく、国民を戦争にかりたてた新聞やラジオ放送などマスコミもA級戦犯である。しかし、もう古い話はいいではないか、とも思う。戦争は絶対悪いことであり、今生きている日本人は韓国・中国とも仲良くやっていけばいい。ところが、親日派と言われていたイミョンバク大統領の支持率が17%と低迷し、国民の支持率を上げるために大統領自ら竹島に上陸したり、反日感情を煽る言動で、国民の支持を持ちこたえようとしている。こんな作為は今を生きている韓国国民のためにはならないだろう。そうは言っても、立場を替えてみると、確かに私の母親が韓国軍の慰めものとして強制的に売春をさせられていたとしたら、反韓の怨みは続くだろう。そして日本だって長崎や広島に原爆を落とされ、一般市民が多数殺されている。それがもし自分の父親だったら、やはりアメリカへの怨みは続くだろう。しかし、恨は時が経ち世代が代わってゆくと次第に薄らいでゆくものだ。戦争という罪深い過ちは二度と起こしてはならないが、恨にもまた得るところが何もない。未来を見据えながら、仲良くともに生きることこそが人類の唯一の道である。

朝日新聞よ、ほかに書くことがあるだろ!

2012-08-14 | 発言
今朝の朝日新聞は「紅の党・赤い貴族」と題し、中国高級官僚のわいろなどの蓄財を1,2面をつぶし、大々的に取り上げている。中国では官僚や党幹部の子弟が既得権益でわいろなどを受け取り、子供をアメリカに留学させ、妻も移民させて、蓄財した資金を海外に移しているという。たとえば「中国高速鉄道の総設計師」といわれる張元運輸局長などは、日欧から車両などの技術導入する時に不正なお金を得るなどして、妻子をアメリカに住まわせ、なんと1600億円も蓄財しているというのだ。こうした官僚などの不正が発覚しそうになると、彼らは海外へ逃亡し、この10年余りに海外に逃れた政府官僚や国有企業などの幹部は1万8千人にのぼり、流失資産は10兆円にもなるという。まあ、確かに、共産主義の腐敗したショックングな記事ではある。が、所詮は他国のこと、こんなに1,2面までつぶしてまでのトップニュースにする必要があるのだろうか。そういう視点があるなら、どうして日本の役人に目を向けないのだろう。たとえば復興予算。15兆円を計上しながら、未だ6兆円しか使われていない。ところがそのうち1兆円を特別会計に組み入れ、天下り法人にばら撒かれている実態がある。「沖縄教育振興事業費」とか「独法国際交流基金運営費」とか、「独法種類総合研究所運営費」とか、政府の事業仕分けの対象となった独立法人に、復興の金をばら撒いているのだ。そうした日本の実態をどうしてキャンペーンしないのだろうか。朝日新聞は今や消費税増税に賛成し、シロアリ駆除のキャンペーンさえ張ろうとしない。他国のシロアリ実態をキャンペーンする暇があるなら、日本の独立法人・特殊法人・官僚天下りの実態に切り込むべきである。

ロンドン五輪が終わりました!

2012-08-13 | 随筆
ロンドン五輪が閉会式を終えました。終わってみれば、日本はメダル数38個で、五輪参加以来最高のメダル数だそうです。アメリカに敗けはしたもののなでしこジャパン・女子サッカーの銀、韓国に勝って女子バレーボールの銅などが感動しました。今回も女子の活躍が目立ちましたが、日本男子はイマイチだったねー。男子柔道なんか悲惨だったねー。篠原なんかが「日本柔道はお家芸、金以外はメダルじゃない」って、選手にプレッシャーかけ過ぎたんじゃないのかなあ。銀や銅もらった選手が、ぜんぜん喜ばず一様に「無念です」という。一方のなでしこジャパンは、銀でも喜んで肩を組み合いながらメダル会場に向かった。観ているほうも感動がぜんぜん違うよねー。精一杯やっての銀や銅なら立派なものなのに、なんだか日本の柔道は「国の威信」を選手に押し付けて、北朝鮮のように国家主義的になってやしないかい?ちょっと日本柔道上層部には時代錯誤を感じるねー。それを改めないかぎり、日本男子柔道の復活はないような気がするねー。全体的にも女子の活躍が目立って、やっぱり日本は「草食系男子」が増えたのかなあ。とにもかくにも世界は一つの祭典は終わりました。みなさん、ご苦労様でした。そして、感動をありがとう!

恫喝に屈した野田首相、9月8日解散!

2012-08-09 | 発言
野田首相は完全に谷垣総裁に屈した。「解散時期は近いうちに」というあいまいな言葉で自民党が引き下がるわけもなく、野田はきっと「解散の時期は首相の専権事項、これだけは公表することはできないが、今国会会期末9月8日に解散するから、皆には言わないでくれ」と密約したに違いない。これで自民党も引き下がり、足並みをそろえて消費税増税と相なった。赤字国債の発行に必要な特例公債法案と衆院の「1票の格差」を是正する選挙制度改革関連法案が成立していないことが残り、一般新聞やマスコミは秋というが、9月8日の解散を提示しなければ谷垣が飲むはずがない。これでイノチを賭けた野田首相の消費税増税だけが残り、総選挙になると民主党は惨敗、維新の会、国民生活が第一が善戦したものの、再び組織票に強い自民・公明の時代になるだろう。日本の政治はちっとも変わらない。

ヤクザの恫喝まがいの自民党!

2012-08-07 | 発言
なでしこジャパンがフランスに勝って、いよいよアメリカとの決勝へ、いい試合だったなあ、なんて思っていると、その心持をかき消すようなウンザリするニュース。自民党が「解散を確約しなければ、内閣不信任案、問責決議案を提出する」というのだ。あれれ、自民党は翼賛会のように民主党と談合して消費税増税にまい進してたのではなかったの?その信義を反故にして、今度はヤクザまがいの脅しかい?野田は何が何でも増税したいがために、自民党の案をすべて飲んできた。にも拘わらず脅しをかけるとは、党利党略だけの理念も信念もない党である。公明党はこれは論外でヌエのような党、いずれ自民党と歩調を合わすだろう。マニフェストにない消費税増税を推し進める裏切りの民主党、ヤクザまがいの脅しをかける自民党、ヌエのような公明党、これらは次の総選挙では惨敗にすべしである。国会とは、国民のために美しき理念を勇気をもって推し進めるところである。党利党略の汚い禁じ手は見たくない。結果も大事だろうが、そのプロセスにこそすべてが現れるものである。