ここのところ各党の動きをみていると、本当に政治家は従来の手法で硬直化しているんだなあというのがつくづく判る。自民党は昨日の両議院総会で、首班指名に白票で出すの、麻生総理で出すの、手続き上のどうでもいいことですらカンカンガクガクでもめ、総裁候補の推薦人が10人だの20人だのでも揉めにもめて、どうでもいいことに、なんだーこの党はと思えるほど硬直化して前に進まない。社民も国民新党も民主党との連立にダダを捏ねて存在感をアピールしようとする。やっとこゴネた末に三党合意に至ったが、これも従来の政治手法だ。このような国民そっちのけの党利党略や、どうでもいい手続き上の問題ですら派閥が壁となって紛糾する行動を国民に見せていると、再び来年の参議院選挙で、自民・社民・国民新党は票を確実に落とすだろう。