まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

官僚に取り込まれた民主党政権は没落必死!

2011-12-25 | 発言
激動の一年はもう暮れようとしている。しかし、菅・野田と続いたこの政権はいったい何だったのだろうか。二年前に民主党の「国民生活が第一」のマニフェストを信じ、国民は歴史的な政治転換を求めた。ところがすべての公約を反故にし、財務省の意のまま真逆の消費税増税、アメリカを喜ばすだけのTPP参加にまい進している。マスコミは、内閣調査室から3億円を世論誘導に費やしたとまことしやかに言われている折、「債務1000兆円、このままでは日本がつぶれる」と各紙で消費税増税のキャンペーンを張っている。国民がどうなろうと、官僚、マスコミ、その他既得権益者の思うがままである。天下りや特殊法人の解体、公務員リストラや給与の削減など徹底したスリム化を図り、国家予算と特別会計を一体化し、ドラステックに予算を削減する、そういうことをしてから消費税増税なら国民もシブシブ納得はするだろう。しかし、既得権益者たちがズフズフのまま国民に負担をしいるのは全く政治ではない。政治主導を旗印にしていた民主党が「官僚をうまくつかう」などと菅がほざいて以来、官僚に取り込まれてしまった結果である。次の総選挙では誰も民主党に投票しないだろう。民主党の没落は目に見えている。来年も暗い年になりそうだ。

絶望から這い上がれるか「家政婦のミタ」!

2011-12-19 | 発言
日テレのドラマ「家政婦のミタ」。スタートの当初は、どうせ市原悦子の「家政婦が見た」の二番煎じだろうと思って、まったく観なかった。ところが視聴率をエラく取っているというので中途から何げなく見たら、これがまたすさまじい。遊川脚本が冴えわたっている。松島菜々子演じる家政婦の三田灯は、幼い頃川でおぼれかけた時、父親が救おうとして逆に父親を死なせ、母親から「あなたのせい」と言われ、またストーカーまがいの義弟に夫と子供ごと放火によって殺された過去を持つ。「あなたのその笑顔が周りの者を不幸にする」そう言われて、以来無表情になったミタは、自分の意志、心を完全に閉ざし、ロボットのように無表情で「承知しました」と業務命令だけをこなす。そんな主人公が、夫の浮気で妻が自殺した家庭に家政婦として入り、崩壊した親子関係の家庭を凄味のある捨て身の手段で更生させていく。その更生させた家族たちがミタの不幸を知って、逆にミタの笑顔を取り戻させようとする。明後日が最終回、ミタは新たな家族の一員となり、封印した笑顔を取り戻せるかというところだ。視聴率は30%に迫り、日テレの屋上にはミタの記念碑が建つというほどだ。どうしてこれほどまでヒットしたのか。それはすさまじいばかりの絶望感を描ききっているからだろう。今のテレビドラマ界は刑事モノ、事件モノばかり、底が浅くマンネリ、見るに堪えないドラマばかりだ。リアリティーがないのである。ところが、ミタの経歴は特殊ながらも、その描かれる絶望感は、津波や原発事故によって生活を破壊された絶望感やワーキングプアの貧困の絶望感など日本の「今」の絶望感に通ずるものがあり、共感を呼んでいるのではないだろうか。大枚をはたいて時代錯誤な「南極大陸」ではなく、こうした「今」を捉えるドラマがもっと出来れば凋落しているテレビ界も復活するのではないか。

リホームもピンキリで、注意しましょう!

2011-12-16 | 発言
ぼくの住んでいる一戸建ては築40年の古家だ。だからいろいろな業者がやってくる。以前、軒下の換気が問題と、シロアリ駆除業者がやってきて、こちらも言われたままに、換気扇を設置して40万円取られてしまった。すると、その後また別の業者がやってきて、天井の換気、耐震が問題と言われた。見ると農協と提携し、ア○ンテという一部上場企業なので、安心して任せた。見積もりは一式300万円という、高額にしては簡単なもので不信には思っていたが、さっそく作業にかかった。ところが作業員が持ってきた換気扇はどうみてもホームセンターで市価3000円以下の代物、これが一個6万円というのである。ここで初めてインチキだと気が付いて、クーリングオフとし、工事を中断させ、解約した。一週間前、またリホーム業者がやってきて、軒下のペンキがはがれていて大変なことになりますよという。よく見れば確かにはがれていて修理の必要があるようだった。来た業者に二度なんだか嫌な思いをしていたので、今回は面倒くさいけど、4社に相見積もりを取った。ところが立派な見積書を作ってくる業者ほど、ここもあれもと150万円クラスの金額で、ペンキの下請けをやっている直の業者は25-15万円だった。もう、大した家ではないので、じいさん一人でやっている15万円の職人さんに決めた次第である。まあ、リホームというのはこちらには金額が判らないし、治す箇所もこれもあれも治さないと大変なことになりますよっと、脅されたり、ついつい営業マンの口車に乗せられてしまう。釣りの師匠は縁の下の換気に400万円かかったというし、兄貴はついこの間リホームして250万円かかったという。適正だったのかどうかはわからない。家の直しは、必ず相見積もりを取るほうがよさそうだ。

小沢・橋下軍団で新党結成を!

2011-12-15 | 発言
小沢一郎と橋下新大阪市長と、この20日に会談するという。国政を踏まえてのことだ。菅・野田と続いた民主党政権は財務省の言いなりで、消費税増税、TPPにまい進している。国民が民主党に一票を投じたのは、まず、役人天国を打破し、無駄を無くすことであった。ところがなんの手立てもせず増税では、これは国民に対する背信行為であり、次の総選挙で民主党の没落は目に見えている。小沢一郎は、行政改革、特殊法人の見直し、役人給与の引き下げなど、まず国をスリム化することを提唱している。橋下氏も、地方分権、無駄の排除では小沢と一致している。20日の会談で、どこまで話が進むかわからないが、小沢はいよいよ党を割って、政策が一致している橋下市長と新党結成に踏み出すのではないか。政党交付金の関係で、年内に立ち上げなければ金が下りないので、電撃的に年内に新党結成の可能性もある。そうなれば、総選挙で、大躍進は間違いないところなのだが・・