まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

真夜中に鳴くほととぎす!

2013-05-22 | 随筆
ぼくの家の裏は雑木林になっている。
で、毎年5月中旬になるとホトトギスが飛来してくる。
インドや中国南部で越冬し、エサとなる虫が出だす今頃になるとやってくる。
ホトトギスが托卵するウグイスの産卵に合わせているのかも知れない。
「東京特許許可局」と鳴くとか言われているが、キョキョキョッキョ、と遠くまで響き渡る声で啼く。
それも渡ってきた当初は真夜中に移動しながら鳴いている。
眠りが浅いおいらは、それで何度も目を覚ます。
鳥というのは、夜行性のふくろうとかは別にして、いわゆる「鳥目」で夜は寝ているとばかり思っていたが、ホトトギスは真夜中でも昼でも鳴いているので、いったいいつ寝ているんだろうか。
それに昼も夜も目が見えるんだろうか。
真夜中に移動しながら鳴いているのをみると、真っ暗でも見えるようだ。
平安貴族は、このホトトギスの初鳴きを聞くため夜通し起きていたというけれど、その鳴き方はウグイスのように情緒のあるものでもなく、むしろけたたましいんだけどなあ。

そこのけ、そこのけ、右翼のお通りだぃ!

2013-05-14 | 発言
国民の70%が右翼・安部首相を支持という世論調査に自信を得たのか、またぞろ、右翼たちが頭に乗っている。
維新の橋下徹共同代表は、旧日本軍の慰安婦問題について、「銃弾が飛び交う中、精神的に高ぶっている猛者集団にはけ口は必要。当時は軍の規律を維持するために必要だった」と表明し、現在の沖縄の米軍海兵隊についても、「性的エネルギーをコントロールするため、もっと地元の風俗業者を利用したらいい」とまで語っている。
こんな、頭に乗った醜悪な発言は、もはや許しがたいものである。
また、先日靖国にも参拝した自民党の高市早苗政調会長は、村山談話に対して「国策を誤りとあるが、当時、資源封鎖もされた中で、全く抵抗せずに植民地となる道を選ぶのがベストだったのか」と、村山談話疑問視発言をしている。
「過去の日本は間違ってなかった」、「天皇陛下万歳」、「憲法改正」、「集団自衛権の行使」、「国防軍の創設」、「徴兵制の導入」とひた走る右翼政治家たちの発言が、大手を振ってまかり通る時代になってきた。
それらを支持する70%の国民はバカかと言いたい。

朝鮮総連ビル購入断念最福寺の魑魅魍魎!

2013-05-10 | 発言
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部(東京都千代田区)の土地、建物を45億1900万円で落札した宗教法人最福寺(鹿児島市)は、結局金が払えず、再入札となり、保証金5億円は没収となった。
最福寺の住職池口恵観法主は過去2年間に五回も北朝鮮を訪れ、北からは「朝鮮総連は大使館のようなもの。よろしく頼む」と言われたらしい。
ところが、融資を依頼していた大手ゼネコン関連会社が融資契約は完了していたのに、入金してこなかったから払えなかったという。
なんともよくわからん話だ。
ひとつに、北朝鮮と池田法主とのつながりは一体何なのか。
二つに、どこのゼネコンが何の目的で池田法主に金を出そうとしたのか。
三つに5億円の保証金はどこから調達したのか。
四つにその5億円をパーにするような逆転劇がなぜ起きたのか。
こいつには、かなり魑魅魍魎とした裏が必ずある。
どこかの週刊誌が後追いしてもよさそうなものだが、問題が北朝鮮では取材の壁はかなり厚い。
が、真実を知りたいものだ。

これしかないのか野党の低劣なイチャモン!

2013-05-08 | 発言
民主、みんな、生活など野党7党は7日、川口順子参院環境委員長(自民)が中国出張の日程を国会の許可なく延長し、委員会を中止せざるを得なくなったとして、同委員長の解任決議案を共同で提出した。決議案は10日にも開かれる参院本会議で、野党の賛成多数で可決される公算が大きい。可決されれば、衆参両院を通じて初の常任委員長解任となる。
あーあ、こんなことぐらいしか与党にイチャモンをつけられない野党の低劣さは目に余る。
 川口氏は、参院から4月23、24両日の渡航許可を得て中国を訪問。25日まで滞在を延長し、同日予定されていた環境委員会が流会となった。
しかし、川口氏は現地滞在中に楊潔※(※=竹カンムリに褫のつくり)国務委員(前外相)と4月25日に会談する日程が決まり、尖閣諸島問題も話し合われる可能性があったため、帰国を1日延ばしたためだ。国会運営も大事だが、尖閣問題も抱えた中国との対話はもっと大事だ。
国会は委員長欠席なら委員長代理で賄えば事が済むものだ。
むしろ川口元外相と楊潔前外相の話し合いパイプのほうがはるかに重要だし国益にかなう。
右傾化安部政権に、なんとしても立ち向かわなければ国が危ういというのに、事の大小が判らないこんな低劣なイチャモンつけで喜んでいるようじゃ、野党も先がしれている。

国民よ、危ない安部首相の右傾化を許すな!

2013-05-01 | 発言
世界は平和でなければならぬ。
宇宙からみればちっぽけな地球だ。
その中のさらにちっぽけな島国で、まるでガキのようにちっぽけなナショナリズムを振り回す安部首相を国民は許してはならない。
夏の参議院選で勝つまで封印しようと思っていた安部首相の右傾化思想は、アベノミクスで株価が上がり有頂天になったのか、早くも前面に出てきたようだ。
前の戦争はあきらかに日本の侵略である。
それを「見方の違い」と侵略であったことを否定し、沖縄屈辱の日を「主権回復の日」とし、「天皇陛下万歳」まで式典で行った。
国民主権の今、陛下は政府に言われれば式典に出席しなければならない。
沖縄のこともあって、陛下は本当は式典参加を辞退したかったろう。まして突然「天皇陛下万歳」とやられて、陛下は困惑しておられた。
そして150人に及ぶ国会議員の靖国への参拝、本当にバカかと言いたい。
戦争に駆り立てた者と行かざるを得なかった者を合祀している、いってみれば加害者と被害者を一緒に合祀した靖国に「英霊」などと言って参拝する気心が判らない。
犯罪というものは誰かが責任をとらねばならない。
A級戦犯は本当に先の戦争の主導者であったかどうかは別問題であり、判決が下った以上、サンフランシスコ条約を受け入れた以上、彼らは戦争犯罪者なのである。
日本はそれを真摯に受け入れなければならない。
そして、靖国神社から彼らと分祀し、先の戦争で死んでいった「英霊」の新たな慰霊の塔をつくるべきである。
戦争責任の明確化と反省、そして慰霊の塔とはまったく別問題としてきっちり処理しなければならない。そういったことをせず、韓国や中国の反発を招くのは当然である。
隣国は隣国、永遠に隣国である。
だから仲良くやっていくのが何よりも大切なことである。
何のための「村山談話」だったのか。
またぞろ否定して、「侵略はなかった」とナショナリズムを振り回して、何の意味があるのか。
右傾化に進む安部首相と150人もの国会議員たち。
夏の参議院選が終われば、自民は維新と組んで、さらに、憲法改正、集団自衛権、国防軍への昇格、徴兵制の導入へと突き進むだろう。
「欲しがりません勝までは」と戦中戦争を煽ったマスコミは、今もまったく同じである。
こうした右傾化への批判をまったく行わず、政府の官報と化し、国民を右傾化への洗脳にいそしんでいる。
それらに待ったをかける論人も野党もいないぐうたらさ。
日本が危ない。