まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

女子スピード団体銀を支えた中小企業の社長さん!

2010-02-28 | 発言
バンクーバー冬季五輪のスピードスケート女子団体追い抜きは、穂積雅子、田畑真紀(ともにダイチ)、小平奈緒(相沢病院)の布陣で臨んだ日本は、韓国に勝ち、準決勝でポーランドにも勝って、ドイツと金メダルを賭けて勝負、前半はリードしていたが、最終コーナーで僅か0.002秒差で敗れての銀だった。限りなく金に近い銀で、惜しかったなあー。でも素晴らしい試合でした。それにしても穂積、田端の所属するダイチというのは、富山の測量会社らしい。先代が田端を中心にスケート部をつくったのがきっかけで、その後穂積も加わった。バブル時代は年商20億円あったが、今は9億円、従業員40人の小さな会社だ。合宿などスケート部の経費が年間2000万円もかかるらしいが、ここの社長さん、自分の給料も減らしてまで、その維持に頑張っているらしい。このご時世に大企業でさえもこういったメセナの費用は大削減しているというのに、社員に「ぼくらの仲間がオリンピックで頑張ってるんだ。誇りに思おう」と応援しているという。企業は利潤だけじゃない、人生はカネだけじゃない、人間の可能性に夢を託するんだ、そういった心意気がこのダイチの社長さんには感じられる。別の意味で感動した特別の銀メダルでした。

村木厚労省局長は冤罪、またまた検察の政治的意図の暴挙!

2010-02-25 | 発言
昨日、厚労省元局長・村木厚子被告の公判が大阪地裁であった。「検察の壮大な虚構では」「調書は思い込みによる作られたもの」「冤罪だと思う」など等、検察のでっち上げだという証人が次々と出廷して証言した。この問題は、民主党の石井一衆院議員(上記写真)が自称障害者団体「凛の会」の倉沢邦夫会長に、障害者向けの郵便割引制度を活用できるように依頼され、石井議員が村木厚労相局長に口利きをして、村木元局長が部下に虚偽有印公文書作成をさせたとして、村木元局長が逮捕された事件である。相次ぐ証人が出てきて、上記の起訴容疑はすべて検察のでっちあげである可能性が高まっている。昨年の西松建設献金疑惑による大久保秘書の今年の公判でも、検察は物的証拠もなく、ただ「天の声」「天の声」と冒頭陳述で作文を連ねた。胆沢ダム建設工事に絡んで「天の声」という、なんとも証拠主義の検察にあるまじき文学的表現を起訴事実としたのである。この裁判もたぶん物的証拠もなく無罪になるだろうし、今回の村木元局長に至っても、次々と検察の意図を覆す証言が出てきており、冤罪である可能性が高い。昨年来、大きく検察は変節したと言える。検察は明らかに政治的意図を持って捜査に当たっている。「官僚打破」を旗印にする民主党に政権を取られては官僚である我々が困るとばかり、鳩山首相の故人献金問題、小沢一郎の胆沢ダム献金疑惑問題、そして民主党の重鎮である石井一議員の口利き疑惑と、民主党追い落としをターゲットにしてきている。もはや検察は正義の砦ではなくなって、官僚を可愛がる自民党の番犬と化し、マスコミを使って煙を大火事に仕立て上げ、国民の民主党支持を覆そうと政治的意図で行動している。もはや検察は信頼できないほど変節してしまった。小沢は不起訴、石井も逮捕できない、煙を大火事に自ら見込み捜査で仕立て上げているのだから、証拠が出てこないのは当然である。しかし検察にとっては今や国民の民主党支持率が急降下し、大成功である。こんなことを許していいものかどうか、権力があるだけに検察の政治的意図を持った行動は、民主主義国家を大きくゆがめてしまう。検察こそは不偏不党、公正中立で、巨悪と闘う砦であるべきであり、チンケな政治的意図を持って変節してしまった最近の検察を、もっと国民は厳しい眼を持って批判すべきである。

日本経済は一年で破綻する!

2010-02-23 | 発言
突然物価200倍のハイパーインフレが日本を襲うと、来て欲しくないなあと願いながら、ここのところこのテーマでブログを書いてきたが、おりしも今日発売の「週刊朝日」のトップ記事で、伝説のカリスマディーラーと言われる藤巻健史氏のインタビューで「日本は一年で破綻する」と題し掲載されていた。彼の主張によれば、来年中には日本株、国債、円の「トリプル安」に転落すると予測するものだ。「日本経済の破綻はまもなくでしょう」と言い切り、自らの資産はすべて日本株から撤退し、不動産と米国シフトに切り替えたという。「破綻」に続いて、物価の猛烈な急上昇、すなわちハイパーインフレが襲って、円が紙くずになるというのだ。彼の論調によると、今年度53兆円の国債、来年度も同額の国債発行しても、もはや国債の引き取り手はなくなり、売れ残るというのだ。今までは経済が成長していたので個人の金融資産が増え、預けた金融機関が国債を買うという図式になっていたが、個人の金融資産が減っている今、国債の売れ残りが発生する。そうすれば国債価格は間違いなく暴落する。「こども手当て」も国家公務員の給料も国が借金できなければ出せなくなる、つまり「破綻」である。破綻すれば、株も売られるし、円も大暴落する。こうなれば政府・日銀も黙って見てられないから、巨額の国債を日銀が直接買い取ることになり、そのお金が市中に流れ、ハイパーインフレになるというのだ。そうなれば、873兆円の借金は実質的にないに等しくなるが、1439兆円の国民の財産を政府が没収したことと同じであり、タクシーの初乗りが100万円なのに年金を20万円もらってもなんの足しにもならなくなるという。「これからの5年間、大金持ちが貧乏になったり、その逆があったり、終戦直後のような混沌とした時代になるでしょう。格差がものすごい勢いで拡大する社会が到来する」。なんとも恐ろしい話を藤巻氏は書いている。私は消費税15%値上げで、その回避を願っていたが、もはや増税では間に合わないという。ぜひ、ご興味のある方はご一読をお奨めします。 

突然日本にハイパーインフレがやってくる!

2010-02-21 | 発言
昨日、こういう書き込みを頂きました。「最近このブログを知り、読むたびに勇気づけられています。しかしながら、今回の記事には違和感があります。借金漬けの財政が破綻する可能性についてのご指摘はその通りと思いますが、その対応策がなぜいきなり消費税なのでしょうか」。ご指摘はもっともだと思います。しかも私は15%もの消費税値上げを書きました。しかもそれらは福祉や年金に回すわけでもなく、毎年10兆円の国債元本返済にまわせというものです。こんなことをしたら、国民生活は今でも貧困層ができて大変なのに一層困窮します。当然です。ところが国の破綻というのは突然やってきて、15%の消費税困窮生活どころか、全国に餓死者が続出する事態になります。毎年国債40兆円、今年もまだいいだろう、なんとかなるだろう、こうして借金を増やしていると、ある日突然、国債の信用がリミットをオーバーし、国債の金利が跳ね上がります。そうなるともう手がつけられません。超円安になり、国内ではハイパーインフレという、物価が200倍という事態に陥ります。お米5kg1800円が36万円になるのです。かってのロシアがそうでした。商店には品物がなくなり、その品物でさえ行列をつくって、しかも今までの200倍のお金を払わないと買えなくなってしまう事態になります。そうなると消費税15%の厳しい生活状況どころか、各地で餓死者が続出する凄まじい状況になります。そうなる前に、経済学者も交えて政府は、1000兆円の借金の行く末を、はっきりと国民に説明すべきだと思います。税金の値上げ、そう言っただけで、国民の誰もが私も含めて嫌なことはわかっています。だからこそ政治家たちは税金の話から逃げています。しかしもう1000兆円という借金は突然起こるハイパーインフレを前に、一日も早く手を打つ必要があります。危機ラインを突破した今、起こってからでは遅いのです。「そんなことありえねえ」、殆どの国民がそう思っています。経済大国二位の日本が破綻するわけがない、今の日本の平和が突然崩れるわけがない。しかし、この平和はもはや砂上の楼閣でしかありません。借金1000兆円の上に成り立っている平和で、ちょっとした風でも吹けば潰れてしまいます。このまま行くと昔の世界恐慌どころか、全国に餓死者が続出するもっと恐ろしい事態が突然やってくると私はみています。政治家は民意に怯えている時ではありません。まず、政府は、もうこれ以上のムダの削減は無理というところまで断行し、1000兆円借金の今後招くハイパーインフレの事態を国民にはっきりと説明し、税の値上げ(消費税でなくても毎年10兆円元本が返済できる収支になればいい)をお願いすべきだと思います。借金を池の蓮の花に例えると、倍倍に増え続ける蓮の葉は、まだ半分池が空いていると思っていたら、次の日、池一杯になってしまうのです。経済というものは生き物です。突然の死というものがありえます。政府は1000兆円の借金というものがどういうものか、このままいけば、今の平和な日本に突然全国に飢え死にする人が続出する異常事態に発展することを、もっと説明すべきだと思います。国の借金のつけは結局国民が払うことになるのです。

ムダの削減、消費税値上げで財政再建を断行せよ!

2010-02-19 | 発言
危機ラインを突破しているというのに、どうして日本人はこうもおおらかなのだろう。菅財務相は「日本の借金はオリンピックで例えるなら間違いなく金メダル」と微笑みながら話している。地方財政の借金とあわせると973兆円の借金の日本、このまま行けばどうなるか。まず国債の信用がなくなり、国債の金利があがる。今、国債の金利返済が約10兆円、2%上がっただけで返済は倍になり20兆円になる。円安も加速し、石油、食料品などが高騰する。日銀・政府は当然紙幣を多く刷るようになり、国内にカネがだぶつきハイパーインフレになる恐れがある。物価は2倍どころか100倍になる可能性だってある。そんな国家破綻が現実味を帯びている1000兆円の借金なのに、まったく政治家も国民にもリアリティがない。長い間の自民党政権のハコものづくりで借金がこんなにも膨らんでしまったわけだが、国債の金利がジワリジワリと上がり続けており、もはや待ったなしの感がある。財政破綻・ハイパーインフレの危機を回避するために、一日も早く英断を下す時期である。政府はムダを徹底的に排除し、この財政危機の先が国民生活の破綻になることを国民に説明し、消費税15%に値上げすることである。それだけでも足らないから、日銀は紙幣を増刷して、物価は3%くらいのインフレになるだろう。選挙対策で4年間は消費税を上げないと鳩山首相は言うが、悪夢のような物価200倍の超インフレの恐怖がそこまで近づいてきている。国民に事態の先をよく説明し、国民生活の破綻を回避するために、消費税を値上げすべきである。

情けない国会審議!

2010-02-13 | 発言
本当に情けないなあー。国会は鳩山首相の金がどうのと後ろ向きの審議ばかり、法案が山積みなのに、どうして明日の日本のために動こうとしないのか。鳩山邦夫だって、兄さんが子分に撒く金が必要だと母にねだってたって、そこまで言うか。母親を参考人招致させるつもりなんだろうか。肉親の情もあったもんじゃない。身内の話まで出すとは、「正義」もしっちゃかめっちゃか、いくら民主党の支持率が下がっても自民が上がらないわけだ。国会議員たちよ、もっと前に進んで、明日の日本のビジョンを語り合い、論争をして欲しいものだ。

ぼくは朝青龍の隠れ大ファンだった!

2010-02-05 | 発言
別に朝青龍のファンだと隠すこともないんだけれどね、高齢のおふくろが白鵬の大ファンだったから、表だって言えなかったんです。それにしても引退して、もうあのやんちゃな勇姿を観られないとは残念です。小兵で気迫だけで相撲を取っていたからねー。たださあ、「品格」「品格」と相撲協会やマスコミも朝青龍を叩くけど、酒に酔っ払ってケンカすることはよくあることだし、マゲを掴んだとか、にらみ合いをしたとか、ガッツポーズをとったとか、それが「品格」に欠けることなのかねー。異国の地からやってきて、ちょんまげ結わして「武士道の日本人の心になれ」って言ったって、そりゃあ、無理な話だよ。つまるところ、相撲というものは、国技なのか、国際的なスポーツにしていきたいのか、定まっていないところにも問題があると思うよ。国技ならば外国人に門戸を開く必要はなかったけれど、相撲人気の衰退で新弟子志願がいなくなり、中途半端に外国人OKにしてしまった。結果、相撲の上位陣はみんな外国人ばかり。あたりまえでしょう、柔道ですら重量制を取り入れています。外人のでかいのと小兵の日本人じゃあ、格闘技で負けてしまうのは当たり前です。しかし、相撲の醍醐味というのは無差別性で小が大を制するところにあります。ですから、相撲は国際化を図らず、外国人にマゲを結わして「日本人の心を持て」などとヘンな「品格」を求めるようなこともせず、外国人力士は禁止にして、日本の国技に徹すればいいのです。そして相撲ファンや新弟子が少なくなってきているのなら、貴乃花が言うように、全国の小学校・中学校の校庭の隅に土俵を設けて、子供たちに相撲を取る楽しみを教えていけばいいと思います。私なんかの子供時代は文字通り、栃若時代の全盛で、近所の子供たちと学校や空き地で毎日相撲を取っていました。おかげで足腰だけは強くなりました。外国人に髪の毛を染めさせ、チョンマゲを結わして「日本人の武士道の心を持て、それが品格だ」と押し付けるところにそもそも無理があるのです。

さあ、国会議員よ、本来の仕事をしろ!

2010-02-04 | 発言
小沢不起訴と検察の決断が出ても、マスコミや評論家や野党たちは「黒でないと言っても白ではなく、黒に近い灰色だ」と自分たちの言質の根拠が崩れても、今までの自分たちの正当性を立証するために、まるで検察官にでもなったかのように「灰色」を言い続けるどうしょうもないヤカラたちである。検察が白と言った以上、小沢は白である。さも贈収賄の大事件にまで想定させた「見込み捜査」失敗の検察は、これまでの経緯を国民にきちんと報告する義務がある。そしてマスコミも検察垂れ流し報道の反省をすべきである。彼らの報道の仕方は、公的人物だから勿論名誉棄損に当たらないが、私的人物なら、あたかも小沢氏を犯罪人がごとく報道した罪は「名誉棄損」に値する噴飯ものである。検察・マスコミは自省する時に来ている。さあ、もうこれで「政治とカネ」の問題はいいではないか。そして今後企業献金は全面廃止にすればスッキリすることだ。それより国会では、法案が山ほど審議が残っている。いつまでもこの問題を政局の具にせず、真に国民のために、日本の将来のために、前向きな国会審議をしてほしいものだ。

小沢不起訴で検察は大恥を露呈!

2010-02-03 | 発言
検察は「何が何でも小沢逮捕」ではなかったのか。秘書を三人も逮捕し、あれほど大掛かりなガサいれをし、小沢本人に二度にわたる被疑者扱いの事情聴取も行って、連日マスミコに小沢=黒を垂れ流し、秘書の起訴だけで小沢本人には私の予想通り証拠不十分で不起訴とは、いったい検察はどうなっているのだろうか。昨年三月の西松建設の大久保秘書起訴とまったく同じである。あたかも胆沢ダムにからむ贈収賄が小沢にあったと連日マスコミを通じてはやしたて、結局は政治資金規正法で秘書を起訴しただけであった。今回も秘書の不実記載による政治資金規正法だけで、まさに大山鳴動ネズミ一匹では検察もいい赤っ恥である。しかも、前回以上に「小沢逮捕」に執念を燃やしていた検察が、どうしてこうも二度も同じ失敗をくり返すのか、むしろ検察内部に何があったのか、検察の体質そのものを問わざるを得ない。チンケな事務ミスをマスコミを通じて大事件に仕立て上げ、国民を煽り、政局を揺るがし、民主党の支持率を下げる権限が果たして検察にあるのか。検察とは巨悪に勝つ、正義の最後の砦である。その検察が特殊な意図を持った政治戦略で動くようなことでは赤っ恥どろこか、検主主義の恐怖すら感じる。責任を取って、検察上層部は総退陣すべきである。