せっちゃんの毎日

せっちゃんの日々の記録

暫し現実逃避

2007-06-22 12:37:07 | 日常
鬱陶しい梅雨の時期・・・

身体だけでなく気持ちまでカビが生えそうなそんな季節

私の一番苦手な季節です。

そうは言っても布団被ってこの季節をやり過ごすわけにも行かず…何とか気持ちを奮い立たせて前向きに・・・

仕事も内定が来て、来週辺りから朝8時から12時までと決まりました。

やはり同じ時間を共有する仲間が居ないと言う事は良いに付け悪いに付け淋しいものだと云う事が分かりました。


テレビを見ていたら仙台地方の宣伝で「大骨董市」なる物を
近くの「夢メッセーみやぎ」で今日から開催中と言う宣伝がでてました。

骨董と聞くとやはりじっとしていられない性格で見に行こうかと考え中です。

       

携帯で撮ったのでボケていますがこの茶箪笥も中の食器も骨董と言う程の物ではありませんが・・・暫し手に取り眺めていますと・・・違う世界にと入ってゆくのです。

         

どんな人が使ったのか・・・

この「姫鏡台」「煙草盆」もそれ程に古いものではありませんが・・・
出合った時「どんな人が使っていたのかな・・・?」とそれを想像せざるおえない気持ちにさせられました。

昔から人の手で作られた伝統工芸品などは好きでしたが・・・
作られた当時はそれほどに味のある物として感じずにぞんざいに扱ってきたのだろうと思います。


と~~い昔・・・私が小学校に入ったばかりだと思います・・・

入学の祝いか何かで父が私を時計屋に連れて行って「何か買ってあげるから見てごらん」というのです。
勿論 時計などには興味もありません。

何時もこの店の前を通っていてウィンドウケースの中のオルゴールの前に行って指差しました・・・
ケースの中には真っ赤なグランドピアノの形のオルゴールと地味だけど濃いこげ茶に大きなバラの花が書いてある20センチ位の手箱のオルゴールがありました。
以前からグランドピヤノのオルゴールはどういう風になっているのか気になっていましたのですぐさま見せてもらいました・・・

そうしてもう一つの手箱のオルゴールを手にとって開けてみたら「エリーゼのために・・・」の優しい音色が聞こえてきて「これにする」と父に云いそれを包んで貰ってきました。

お嫁に来るまでは確かに私の宝物の中に入っていましたが・・・
どうして無くしたのか今でもわかりません。

そして、どうしてあの地味な漆塗りの手箱にしたのかも未だに理解できません。

ただあのオルゴールを思い出すと子供の頃の幸せだった頃がよみがえります。