せっちゃんの毎日

せっちゃんの日々の記録

昔の土が固くなった。

2013-02-27 13:03:35 | 陶芸作品
先日、作品展で4組のコーヒー茶碗を注文頂いて、
作成しようとモモと二階に上がってみました。

        

        

とりあえずこんな感じで作ります。
高大削りで形を整えて、持ち手を付けます。

前回のと合わせて4客作りました。
乾かした状態でどの位ちじむか分かりませんので少し大きめに作りました。

        

        

下の棚のカップが新しく作ったものです。

上の棚のスープカップは昨年から買って置いた土で作ったのですが、
土が乾燥して使い物にならなくなっていた中の使えそうな土で作ってみました。
上手く焼きあがりますかどうか?
引越し前に引越ししたら作ろうと思って取って置いた土が一部
固まって使えなくなってしまいました。
何かと忙しく工房も形になりません。
乾燥棚も作らないとならないし、色々準備も必要なようです…

この外にも4客のマグカップを注文頂いたのですが…

春に向かって慌しくなってきました。風邪なんかひいてられませんね。(笑)


一緒に工房に上がったモモ(犬)もおやつの骨を貰って一人(?)で大人しく遊んでいます。
        

        

        
居間に下りてきたらくつろいでいるモモです。
とても足が短いでしょう。これじゃ階段も怖いですよねぇ~(笑)

暖かくなったらベランダを開けて遊ばせるのに…もう少し待ってね!





誕生日に思う事

2013-02-25 18:04:39 | 昔話
ここ二日ばかり、東北地方は凄い寒波に見舞われています。
今朝、お風呂場の水道が凍結気味で、お日様が出てやっと出ました。

今日は私の誕生日ですが、めでたくもない年齢になって、ふと思う事…

亡き母が私に話してくれた事…
私が生まれたのは、北海道の炭鉱町に近い市ですが、
当時は父が独立をしたばかりで、貧しいハモニカ長屋で暮らしていました。
勿論、お産は自宅でしましたが近所の小母さんがお手伝いに来てくれて産婆さんに取り上げて貰ったそうです。

姉や兄の時は難産でお医者さんに掛かって生んだそうですが
私の時は昨晩から降った雪で平屋のハモニカ長屋が潰れそうでしたので
父が屋根に乗って雪降ろしをしていたそうです。

6歳違いの姉か誰かが屋根の上に居る父に『赤ちゃん生まれたよ!』と知らせたら
『男か女か?』と父が聞いて『女の子』と云うと『なんだっ…』と屋根から下りて来なかったそうです。

その年も凄い豪雪で冬の間中雪かきに追われていたと母が云っていました。
そして、お産の日も明けぬ日に結構大きな地震があったそうで、
生まれたばかりの私を抱いて寝巻きのまま外に逃げ出したと云っていました…
生活が貧しかった(?)ので被害などは無かったようでしたが、
石炭ストーブの湯沸かし器のお湯があふれ出て居間中水浸しだったと言っていました。

今考えると地震や豪雪もまるきり縁のない事ではないように思います。

それでも、次の年に長屋の向かいに家を建て父が亡くなるまで実家として訪れていましたが
今は、両親も居りませんので処分したようです。

雪に閉じ込められてつらつらとそんな事を思い出していました…

誕生日ですか?
勿論、祝いませんよ…(東京の次女が「おめでとう」をくれました。)
だだ、主人がをくれて「お友達のケーキ屋さんで好きな買っておいでよ…」と云ってくれました。
嬉しい事です。












頼まれたコーヒーカップ

2013-02-23 21:33:30 | 陶芸作品
『田子っこ祭り』で注文のあったコーヒーカップ2組です。

         

ペアーカップで作ってみました。
クッキーなどを置く皿にして欲しいとの事でしたので、楕円形のソーサーを作ってみました。

         

         

黒みかげの土で、中は白のマットを入れる予定です…
気に入ったものになりますかどうか…?

丸みがありますので紅茶でも良いかと思われます。

もう2組作る予定です。

二階の作業場は、比較的暖かで、一人で陶芸に集中できますので有り難い。
作品の乾きもいいので頃合を見て高大削りも出来ます。
家事の合間に沢山作ろうと思います。












最近のモモちゃん

2013-02-23 20:18:01 | 犬たちとの日々
私が風邪気味なので何処にも出かけられないモモ(犬)ちゃんです。



  




PCの横の椅子に座ってジッと私を見ています。
7ヶ月を過ぎて随分大人になりました。

フリスビーをする犬なので春物のシャツと一緒にソフトタイプのフリスビーを買ってきました。

でも、外は雪で遊べる状態ではないようです…
モモの為にも『春よこい、早く来い。』ですね。
山の天気は変わりやすくて困りものです…



平安の時代に憧れて

2013-02-20 20:33:15 | 昔話
仙台は凄い寒波に見舞われて日中も気温が上がりません。

朝から熱っぽく気だるい…風邪をひいたかなぁ~

今日はどこにも出かけずにネットなどを見て、一日ストーブの傍で編み物などをして過ごしました。
そんな中で最近ブログを拝見している普段着の京都の方の
素晴らしい写真に暫し平安の時代に思いを馳せていました。
思えば昔、何度か京都に一人旅したものでしたが…
観光シーズンを外して出かけるので冬の京都が多かったように思います。
思い出のものは津波で全て持って行かれましたが、唯一ブログの記事に載せている思い出が私を慰めてくれます。

京都と云うと平安の時代を思いますが、子供の頃から憧れていた百人一首
意味も分からず惹かれるものがあり空暗記して覚えていました。
そう云えば仙台に越して来る時、北海道から一緒に旅をしてきた小倉百人一首がありましたっけ…
北海道のカルタは下の句を読んで下の句を取るようで、このように木札で積み木のようでした。
取る時爪で弾くとカッキン!ととても良い音がします。
子供の頃に父が何処かで作らせたケースと百人一首も父の形見と思って持ってきましたのに…

今思えばブログに載せていて良かった…
写真も品物も殆どっていうほど失くしてしまって思い出だけではどんどん薄れて行きます。
昔のブログを思い返して写真も残っているので、有り難く思っています。

寒い日、そんなつれづれごとを思い出しながら編み物をして過ごして居りました…