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新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

安倍総理の低姿勢が気になった

2020-04-18 09:00:26 | コラム
何故あそこまで謙られるのだろうか

昨17日の安倍総理の記者会見を聞いていて非常に気になった点があった。同様な指摘を時事通信社もしていたが、それは「言葉遣いが過剰に丁寧で何を言われが求められるにしても、一国の総理大臣ともあろうお方が、国民にお願いしておられる語り口」だったのだ。私はこの国家的難局に対峙するに当たって、情けなくも無自覚な国民が散見される状態では、もっとハッキリと我々に向かって規律を保って置くにの為と自分たちの為に毅然として行動せよ」と自信を持って語りかけて頂きたかった。私は自信がない指導者を頼りにしたくないのだとハッキリ言っておく。自信がない指導者の言うことを部下は聞かないのだ。

後難を恐れずに言えば、安倍総理は元々聞き取りやすい語り方ではないのだが、昨夜のような自信がないように聞こえる語りかけ方では、迫力に欠けていた嫌いがあった。それに、2ヶ月以上も未だ且つなかったようなご苦労が続いていたのだから止むを得ないと思うが、表情にも明らかに疲労感が出ていたのも気懸かりだった。私には総理がお疲れだからChina virusに対して目が覚めるような効果的な対策が打てないのか、または側近と閣僚に未曾有の危機に対して毅然として対応できるだけの腹の据わった知恵者がいないのか分かる由もないが、あの右往左往振りは誠に心許ない。

私の極論的な考え方は「一国の舵取りを国民に任された総理大臣と閣僚と間抜けばかりの国会議員たちは、国難を自分の知恵と経験と知識で乗り切ろう。専門家会議だの第三者委員会如きに依存しているべき時ではない」くらいの覚悟と意気込みで事に当たって貰いたいのだ。総理には何とか言う副座長か会長が知らないが、インチキなカタカナ語を使って恥じないようなお医者様を頼りにするのではなく、「俺は誰が何を言おうとこの策で進むから皆で付いてこい。責任は当然俺が取る」くらいの強引さが欲しいのだ。

私はこの危機に際して感染症や疫学がご専門の医師に意見を聞くのは良いとは思うが、それはウイルスという天敵の実態を知る為に限ったことにして欲しいのだ。昨夜も総理は尾身氏に質問を振ったが、あれは間違いだと言いたい。会社のCEOがそんな無責任なことをして良いのか。尾身氏を政治面まで引き出して判断業務までさせるのはおかしいと思う。少なくとも、私は尾身茂という人に国事を託そうと選んだ覚えはない。だが、自民党は選んでいた。総理も内閣も西村も加藤も、この辺りから為すべきことの選択を誤っているのだ。猛省を促したい。



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