新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

アメリカのデイジタル化は何処まで

2020-10-08 09:35:31 | コラム
案外と言うか予想通りと言うか:

アメリカにおけるデイジタル化はどの程度まで行っているかと、我が国での菅政権のデイジタル庁構想と、遅れを取り戻そうという方針、韓国の引っ越しの際のスマートフォンのアプリで全て事が済んでしまうと言う例を挙げて、アメリカの知人等に照会してみました。

そこに、私の言うMBAの賢夫人とL氏から直ちに返事が来ましたが、彼等はスマートフォンは持っていると言いますが、そこに入っているアプリの中から少しだけ使っている程度で、我が国と韓国の進み方に驚いていました。特にL氏(ワシントン大学で原子工学を専攻した技術者)は最近になって漸くWindows 10を載せたPCに買い換えて、新OSと格闘中であると言っていました。

賢夫人からは誕生日パーティーをオンラインで行い、お孫さんまでの家族全員がスクリーン上で顔を合わせて、彼女を祝福してくれて大変楽しかったと言っていました。尤も、長男はハーバードのMBAでIntel勤務ですから、その辺りは悠々と出来るのでしょうが。

さて、これだけの材料で俄に判断は出来ませんが、アメリカのビジネスの世界や、一般社会や、家庭でのデイジタル化は我が国よりも進んでいるのでしょうか。思い起こせば、1988年に他の事業部の営業担当マネージャーのオフィスを訪れた時に、彼は暇だと言ってゴルフのゲームをPCで楽しんでいました。W社ジャパンで全マネージャーにPCを持たせるようにしたのは、私がリタイアした94年よりも後の95年からでした。


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