新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

我が新宿区は未だに6%

2020-06-21 10:29:25 | コラム
18日(木)には10%との報道もあったが:

この数字は10万円という定額給付金の振り込みが終わった数字である。先ほどのフジテレビの「日曜報道」では、我が新宿区では10%どころか未だに6%という遅れ方で、その理由は私が先日指摘した外部に業務委託したこともさることながら「宛先不明で区役所に戻ってきた分が3,000通だったのに加えて、外国人の居住者の申請書の記入不備が1,500件もあって、区役所内の専任の25名だったかのテイームが大苦戦していること」だと報じていた。なお、この6%は勿論相変わらず23区中の最低の数字だ。

私は尤もだと思って聞いていた。先頃「5月の新宿区の人口」で採り上げたように、今年に入ってから外国人が4,000人も減少しているのであれば、彼等が住民登録をキチンと変更しなかったことも考えられるので、宛先不明が多くなるもの仕方がないだろうし、未だに約4万人もいる外国人が申請書に正しく記入していなくても不思議はないと思う。申請書には日本語の他に英語の説明も付けられていたが、日本語も英語も理解できない者が多かったとしても、私は驚かない。バングラデシュやパキスタン等の者たちは英語を理解するが、ベトナム人がどうなのかは見当が付かない。

何れにせよ、区役所の専任のテイームはご苦労が多いだろうが、何とか可及的速やかに処理して貰いたいものだ。私はこれまでに再三再四指摘して来たことだが、外国人の入国を増やせば増やすほど予期せざる困難な状態を引き起こすものだということを、新宿区は遺憾ながら実証してしまっていると思っている。政府はこの問題を新宿区というか東京都だけの問題と捉えずに、今後の外国人誘致政策を考える際の参考にして貰いたいものだ。


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