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新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

私は時代に遅れたのか

2019-06-30 07:45:53 | コラム
LINEの使い方の講習会:

昨29日の午前中に小降りの雨をものともして買い物に出掛けた。ふと気が付くと隣の棟の集会所に「LINEの使い方の講習会」と貼り紙あって、多くの高齢者が参加しておられた。この状態には少し驚かされた。それはLINEとはスマートフォンを使った仲間との交信手法と理解していたので、我がアパートでもスマートフォンを所有する高齢者が増えて、LINEなるものの講習会まで開催される事態ではなく時代になったのかということ。当方は今更スマートフォンに投資する気など更々なく、PCと二つ折りの携帯電話で他者との連絡手段は十分間に合っていると思っている。

しかし、軽減税率の方法などを遠目で眺めていると、キャッシュレスのようにスマートフォンの所有者でないとその恩恵に浴せない事態となるようだくらいの認識はある。年齢の割には交際範囲というか連絡を取り合う方の人数は多いという自負はあるが、負け惜しみではなくスマートフォンなど必要はないと考えている。中・高のクラス会ではPCすら持っていない者が圧倒的だ。しかしながら、次々へと現れてくるICT化というのかデイジタル化時代の新たなアプリケーション(で良いのかな?)は全て当たり前のようにスマートフォンを使うようになっている。IOT何ていうのも出てきた。

そう考えながら講習会の前を通り過ぎると、受付をやっておられた顔見知りはない女性に丁寧にお辞儀をされてしまった。私も参加者と看做されたらしい。参加しておられた高齢者の方は何処までスマートフォンを使いこなした上でLINEを勉強しようとしておられるのだろう。私の友人や知人にもPCからメールを送るとスマートフォンから返信する方もおられる。

私はもう緊急に連絡を取り合う必要がある相手もほとんどなく、定期的に原稿を送る相手もなくなった。だから、PCと旧式の携帯電話があれば十分だと思っている。だが、何となく時代に取り残されたかという恐れがあるのは否めない。昨日の講習会はその恐れを少しだけ増幅させてくれた。



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